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陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

クロコノマチョウ再び

2023-11-17 21:40:23 | 庭のできごと
れもんです。
枯葉のような
クロコノマチョウ (黒木間蝶)
初めて庭で見つけたのは、去年の11月のことでした。


その蝶が、なんと、今年も姿を見せたのです。
もしかして、我が家に定着したのでしょうか。
去年同様、草取りをしていたらひらひら飛び出して、
雨戸の戸袋に止まったので、急いでカメラを持ち出しました。



じっと止まって日光浴
翅を開いてくれないか期待しましたが、それは叶いませんでした。


翅の先が反っているのは、より枯葉に似せるためでしょうか。



戸袋では目立つとでも思ったのでしょうか、間もなく場所を移しました。
どこに蝶がいるかわかりますか。
答は画像をクリックしてください。


だんだんカメラを近付けていきます。
保護色に自信を持っているので、かなり近づいても逃げません。


頭にピントが合っていないので分かりにくいかもしれませんが、
よく見ると下の方に頭と脚があるのがわかります。


横から見ても、まるで枯葉そのもの。
ちなみに、左下に頭が覗いています。


生息場所は林の中の日陰で活動は早朝と夕方という、
なかなか見つけにくい蝶なのですが、
庭に生息しているのなら、また会えるチャンスもあることでしょう。
いつの日か、翅の表も撮れればいいなと思っています


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待望のあけび収穫

2023-11-10 15:46:32 | 庭のできごと
れもんです。
天龍村にあけび狩りに行ったのが2012年のこと。
その時の種から育ったあけびのことは何度か記事にしているのですが、
肝心の実はなかなか食べられずにいました。

5年目の2017年に初めて一つだけ生ったのですが、
収穫を前に季節外れの台風で落ちてしまい、
その後は1、2個生った年が2回ほどあったものの、
それに気付かずに時機を失したりして、残念な思いをしていました。


ところが11年目の今年、
 何と、10月になっても7個の実が残っていたのです。
 



最初の写真は10月13日。
やっとブログで報告できそうだと思って撮りました。

あけび五葉あけび の2種類があるのですが、
この、とても大きな2個は「あけび」でしょう。
うっすらと紫がかってきています。
庭のアケビ

こちらはおそらく「五葉あけび」
あけびよりも花が少し遅かったためか、まだ完全に緑色です。
2か所に、合わせて5個生っています。
まだ緑色のアケビの実
熟す前のあけびの実

2日後の15日朝、「あけび」の口が開いていたので採りました。
立派なあけび
この2個が採れただけでもう満足、幸せいっぱいです

アケビ収穫

乳白色の果肉がびっしり詰まっています。
アケビの果肉

皮は肉味噌詰めでいただきました
あけびの肉味噌詰め


あけび棚のスペースが無いので金柑や柚子に絡ませているのですが、
残った実の様子を見ているうちに、上の方に別の3個を発見しました。
この写真は10月25日、そろそろ収穫の頃合いです。

木通の実

更によくよく探してみたら、
金柑の上に2個と少し離れた場所に5個、
合わせて7個も新たに発見しました。
これで、最初の「あけび」から数えて
17個 生っていたことになります。

庭で採れたアケビ
この日の収穫分です。
手前の1個は、果肉がほとんど無くなっていました。
メジロが2羽と、正体不明の黒っぽい鳥が1羽、
実が開くのを待って食べに来ているようです


アケビの保存
その日に料理しない分は、
ラップにくるんでチルドに入れておくと結構持ちます


あけびの果肉
冷蔵庫に入れると果肉も冷えて、より美味しく感じられました。


りんご が作った料理の数々。
あけびの肉巻き あけびの味噌炒め
あけびの天ぷら あけびの肉詰め煮込みハンバーグ
順に、肉巻き、味噌炒め、天ぷら、肉詰め煮込みハンバーグ。
どれも、山菜らしいほろ苦さが美味しいです。



熟れた木通
その後も収穫は続きましたが、最後の一つはそのままにしておきました。
その実が割れたのは11月3日です。



アケビに来たメジロ
鳥たちも待っていたようで、すぐに食べ尽くされました。
メジロの姿はばっちり押さえましたよ
例の正体不明の鳥も来ていましたが、残念ながら撮れませんでした


 [過去記事リンク]



後日譚がありまして、柚子の剪定をしていたら、
茂みの中から4個、あけびの実が出てきました。
もちろん、もうすっかり実は食べ尽くされて皮も傷んでいましたが、
結局今年は、21個もの実が生っていたということですね。
毎年これくらい採れると嬉しいな。。。



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秋の光とウラナミシジミ

2023-11-04 21:56:21 | 庭のできごと
れもんです。
穏かな日が続いていますね。

さて、蝶の話題が続くことになりますが、
ここ数日、庭では
ウラナミシジミ がよく目立っています。
十頭くらいはいるのでしょうか。
秋の光の中を、ひらひらと戯れるように飛んでいます。

飛んでいる姿を撮るのは至難の業なので、
止まっているところばかりなのですが、
美しい光に誘われて、何枚か撮ったのでご覧ください。

秋のウラナミシジミ

10月のウラナミシジミ

体を温めているウラナミシジミ


茱萸の葉の上のウラナミシジミ

秋の光とウラナミシジミ


ルドベキアの上のウラナミシジミ

ルドベキアの蜜を吸うウラナミシジミ

ウラナミシジミとルドベキア


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ウラギンシジミ

2023-10-25 20:18:01 | 庭のできごと
れもんです。
前の記事でちょっと触れた蝶・・・
それは
ウラギンシジミ です。

特に珍しい蝶でも無いのですが、いざ探してもなかなか見つからない蝶。
我が家で見るのは初めてでした。

シジミチョウの中では最も大きく、翅の裏はその名のとおり銀白色で、
日の光を浴びて飛ぶと、
銀箔がひらひらと舞っているようですぐに分かります。

日光浴をするウラギンシジミ秋型♀
我が家に来てくれたのは、翅の表が茶色地に白色のメスでした。
ちなみに、オスは茶色地にオレンジ色です。

秋のウラギンシジミ
ウラギンシジミの開翅
たいていは止まると翅を畳むのですが、
秋は日光浴をすることも多く、この日も徐々に開いてきました。
ところが、完全に開くのを狙っているうちに、
肝心の翅裏を撮る前に飛んで行ってしまいました
でも・・・


諦めきれずにいたら、なんと、翌日も白いひらひらを目撃
慌てて、飛んでいたあたりを探しに行くと・・・
裏銀シジミの女の子

可愛いウラギンシジミ♀

女の子らしい、可愛いポートレートが撮れました。


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ワイルド(?)な庭で

2023-10-20 23:44:25 | 庭のできごと
れもんです。
去年、
ヒャクニチソウ の花が終わった後もそのままにしていたら、
今年はこぼれ種でたいへんな賑わいに・・・

それでなくても、
タヌキマメ やら サルビア やら殖え放題なのに、
全く足の踏み場もなくなってしまいました


ヒャクニチソウの咲く庭
庭の百日草

ヒャクニチソウ
ここは本当は通路になっているのですが、当分の間は通行止め。


ヒャクニチソウの後ろには、
7年前の記事 と同じように
シオン が咲いています。
群れ咲くシオン

ちょっと分かりにくいけれど、2階から庭の一角を見下ろしたところです。
拡大すると多少は分かるかも・・・
ちなみに、手前にはタヌキマメの草むらが広がっています。

庭の叢

いわゆる雑草はほとんど生えていないのですが、
そうは言っても、あまりにもワイルドすぎますねぇ。。。
一応この場では、野趣たっぷりの庭ということにしておきましょう



さてこの雑然とした庭ですが、
今の時期は、小さな蝶やアブなどが盛んに飛び回っています。


一番目立っているのは セセリ蝶 でしょうか。
ヒャクニチソウとチャバネセセリ

日差しの中のセセリチョウ
チャバネセセリと百日草

ヤマトシジミ も多いです。止まっているのはタヌキマメ。
タヌキマメに止まるヤマトシジミ

ヒャクニチソウの蕾の上で日光浴をしているところ。
翅を広げたヤマトシジミ

数はだいぶ少なくなってきましたが、 ツマグロヒョウモン も元気です。
ツマグロヒョウモンと百日草

ハナアブヒラタアブ は、シオンの花が大好きです。
シオンに来たハナアブ

紫苑の花とヒラタアブ

カマキリ さんと目が合いました。
カマキリ

葉陰では キチョウ が休んでいます。
葉裏の黄蝶

この後で、珍しい蝶を見かけました。
次はその蝶のことを書く予定です。


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