陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

ガーデン倶楽部#21 ナンテン

2017-06-30 22:12:23 | 庭の植物図鑑
れもん* です。
但馬シリーズはひと休みして、今回紹介するのは
ナンテン(南天) です。
それほど大きくならず育てやすいので、昔から庭に植えられてきました。
「難を転ずる」ということから縁起が良い木とされていて、
お正月飾りにも、よく利用されます 

南天 というと、誰しも赤い実を思い浮かべますが、
初夏には、花穂にたくさんの白い小花を咲かせます。
我が家にも何本かありますが、
そのうちの1本が、今年はずいぶん端正な姿で花を付けました。

夜には勝手口灯の光が当たって、闇の中に浮かび上がります。
その姿がやけに美しく感じられて三脚を持ち出しましたが、
なかなか見た目のイメージにはならず、苦労しました 

夜のナンテン
南天の花
ナンテンの花開く
初夏のナンテン
宵闇の南天の花

ここのところの雨で、花もすっかり散ってしまいました。
冬にはきっと、丸くて可愛い実をいっぱい付けてくれることでしょう 


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緑の原不動滝

2017-06-26 21:44:45 | 「れもん」の撮影記
原不動滝

れもん* です。
天滝 の次に行ったのは、これも日本の滝百選の 原不動滝
天滝同様、
氷ノ山後山那岐山国定公園 を代表する名瀑です。

ちなみに、この滝がある
宍粟市 は、(但馬ではなくて)播磨になります。
また、
『宍粟』 は しそう と読んで、難読地名の一つです。

波賀不動滝公園の吊橋
波賀不動滝公園 の遊歩道の入口で、200円の入場料を払って徒歩10分。
周囲はブナやもみじの原生林で、
山あいの谷には2か所に吊橋がかかっています。

原不動の滝
滝は男滝と女滝からなって、右側の男滝は総落差 88mの段瀑。
3段の滝ですが、小さな1段目はこの位置からは見えません。
撮影は二つ目の吊橋からになりますが、
全部を写そうとすると、ワイヤーが入ってしまうのが残念ですね

男滝と女滝
ワイヤーを避けて、別角度から3段目を撮りました。
源流を異にする二つの滝が、寄り添うように同じ滝壺に流れ込み、
『幸福の滝』 『恋愛成就の滝』 とも言われています。


滝と新緑
原不動滝(2段目)
主瀑とも言える2段目の優雅な流れをメインに・・・。
日本の滝百選に相応しい立派な滝です。

新緑の原不動滝

瑞々しい緑に囲まれて、心癒されたひと時でした


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光の天滝

2017-06-23 17:31:01 | 「れもん」の撮影記
れもん* です。
なかなかブログが書けなくて一月前のことになってしまいましたが、
5月27、28 と、
但馬 に行ってきました。

最初の日は朝から雲一つない青空
でも、兵庫県の日本海側だけは、昼まで曇りで所により雨との微妙な予報 

案の定、快晴の篠山を過ぎて但馬に入った途端に曇ってきて、
竹田あたりまで来ると、ウインドーに雨粒が当たってきました

最初の目的地の
天滝 へは、山道を40分歩かなければなりません。
次の日の予報は晴れだったので、二日目に回そうかとも考えましたが、
雲の切れ間に、時折り小さな青空も見えるので、
思い切って、当初の計画通りに行くことにしました。

天滝入口
駐車場に車を置いて、ここから登ります。
雨はどうやら大丈夫そう
石碑には
氷ノ山後山那岐山国定公園 の文字。
関西以外では、多分馴染みのない名前でしょう。
私もこの国定公園は初めてでした。

天滝への遊歩道






すぐに渓流沿いの山道になって、
小滝を見ながら歩きます。


【夫婦滝と鼓ヶ滝】
天滝渓谷夫婦滝 天滝渓谷鼓ヶ滝
木の下を歩いている時には全然わかりませんでしたが、
鼓ヶ滝で写真を撮ろうとしたら、
いつの間にか、細かい雨がかなり降っているのに気が付きました


写真もそこそこに先を急ぎます。
すぐに休憩舎があって、雨宿りしようとしたら上流に立派な滝が・・・

下流からの天滝
天滝 です~ 
  幸い雨もすぐにあがりました。  


五月の天滝
僅かの間ですが、突然、雲が切れて青空が覗きました。
写真ではあまり違いが分かりませんが、
一気に周りが眩しくなって、それはもう感動ものでした

新緑の天滝
少し登って正面から。
落差98メートルは兵庫県一で、日本の滝百選にも選ばれています。


天滝
右手に回ると、滝を間近に見ることができます。
先ほどのような青空を待ちましたが、また雨が降りそうな天気に逆戻り・・・

天滝の全容






40分くらい粘りましたが諦めて、
帰ろうと歩き出したら、
おや? 何だか明るくなってきました。



天から降る滝
あわてて戻ると、ぱっと日が射して滝が光り輝きました。
天から降るように流れ落ちてきます。

光の天滝
10分程続いた光のショー。
ころころ変わる天気の演出効果のおかげで、
ドラマチックで、忘れられないものになりました


一月遅れの但馬シリーズ、もう少し続きます。


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能郷白山

2017-06-16 21:06:31 | 「れもん」の山歩き
れもん* です。
11日の日曜日、奥美濃の盟主 
能郷白山 に登ってきました。

「落ちたら死ぬ」の看板で有名な国道157号を走り、
岐阜と福井の県境、
温見峠 に着いたのは9時過ぎでした。
もう車がかなり並んでいて、この山の人気の高さが窺えます。
温見峠

峠から山頂までは2時間のルート。
始めは緩やかなブナの森ですが、すぐに急登の連続となります。
温見峠付近の登山道


最初のピークまで登ると、目の覚めるような残雪の
白山連峰 が姿を現しました。
手前は、百名山の
荒島岳 です。
越白嶺(こしのしらね)
白山連峰

稜線伝いにいくつかのピークを越えて行きます。
5月のように爽やかなこの日、
ウグイスの鳴き声を間近に聞きながら、加賀の白山を背に歩く道は快適でした。
能郷白山からの加賀白山
能郷白山の尾根道


オオバユキザサ

  登山道では、花を見るのも楽しみの一つ。
キジムシロ
オオバミゾホオズキ マイヅルソウ
【オオバユキザサ、キジムシロ、オオバミゾホオズキ、マイヅルソウ】

マイヅルソウ?




これもマイヅルソウ?

サラサドウダン 【サラサドウダン】
堅香子 【カタクリ】
サンカヨウ 【サンカヨウ】




山頂は、標高1,617m。
展望は利かないという話でしたが、灌木や熊笹が刈られて視界良好。
御岳から乗鞍、槍・穂高までもが、くっきりと見渡せました。

能郷白山・山頂
能郷白山からの槍穂
【笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高岳】


小休止した後、数百メートル先の 白山権現社 に向かいます。
途中には雪渓が残っていました。
能郷白山・雪渓


雪が融けて間もない斜面には、
カタクリ が群生していました。
カタクリの群生
かたかごの花

ショウジョウバカマ も混じっています。
ショウジョウバカマ


程なく、権現社の祠があるもう一つのピークに到着。
ここからは、伊吹山地から越美山地にかけての山々が目の当たりです。
能郷白山・権現社頂上

5月に設置されたばかりの山座同定図は、とてもわかりやすく描かれていました。
ちなみにこの日は、ここに載っている山のほとんどが見えました

能郷白山・山座同定図
 写真は全部、クリックで大きくして見られます。


ここで昼食ですが、一緒に行った山好きの友人がボンベを持ってきてくれたので、
前からやってみたかった、山でのカップヌードルを初体験。
これは記念の写真です(笑)
食後に淹れたコーヒーもおいしかった~
山ヌードル

この日のルートの鳥瞰図です。
長くなりましたが、最後まで見ていただいてありがとうございました。
能郷白山温見峠コース


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ようこそ! 茶々です 12

2017-06-10 16:00:34 | 茶々のアルバム

「陽あたり良好」茶々


茶々のアルバムより    photo by れもん

ざくろの木の前で。




「ようこそ! 茶々です」のシリーズでは、コメントを閉じさせていただいています。

 

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