陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

イソヒヨドリがやって来た

2020-06-29 19:53:54 | 庭のできごと
れもんです。
我が家の前の電線で綺麗な声で鳴く鳥を見たのは、
まだ春浅い頃だったように思います。
鳥の名は
イソヒヨドリ

ヒヨドリと名がつくものの、ツグミに近い仲間で、
もともとは、岩礁の多い海岸や磯場に生息する鳥です。
かなり前になりますが、港の方に探しに行っても全然見つからなかったので、
海から離れたこんな所で?とびっくりしたのを覚えています。

その後はすっかり忘れていたのですが、
何と、そのイソヒヨドリが、
二週間ほど前から、時々我が家の庭にやってくるようになりました 

滞在時間は僅かなので、なかなか写真に収めることができませんが、
やっと証拠写真を撮ることができたのでアップしておきます 

磯鵯

上の写真をトリミングしました。
イソヒヨドリ♀

来てくれるのは、メスです。
カラーリングは地味ですが、独特のうろこ模様があります。
ちなみに、オスは綺麗な青色なのですが、
下の写真を見ると、メスも薄い青が入っているのがわかります。

イソヒヨドリ(メス)
イソヒヨちゃん


この鳥に会うのは初めてでしたが、なかなかユニークな一面がありますね。
と言うのは・・・

 蛙の鳴き真似をします。
アマガエルの鳴き声がしたので声がした方を見たら、イソヒヨドリでした。
調べてみたら、アマガエルの鳴き真似が得意なのだそうです。

 小鳥とは思えない優雅な飛び方をすることがあります。
翅を広げて屋根と庭木を行き来していましたが、
ふわっと舞い降りるその姿が、ゆったりとしてまるでワシタカのようでした。

 人間をあまり警戒しません。
ジョウビタキもそうなのですが、庭仕事をしていると近くにやって来て、
餌を催促するかのように囀ります。
犬小屋
先日など、茶々が寝ているこの犬小屋の屋根で鳴いていました。
急いでカメラを取ってきて構えたのですが、タッチの差で間に合わず残念


早や、6月ももう終わり・・・。
庭では、キキョウが見頃を迎えています。
庭の桔梗
桔梗の花


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正体が分かりました

2020-06-25 17:57:34 | お知らせ

 

れもん* です。
6月13日の記事 に出てきた、あの正体不明の蛾・・・
息子からラインが来て、名前が分かりました。 
  ギンスジオオマドガ  (銀筋大窓蛾)
前から見る姿は 「横綱の土俵入り」 と称されるそうです。
ギンスジオオマドガ
(再掲です)
 
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ガーデン倶楽部#25 ビヨウヤナギ

2020-06-18 01:30:49 | 庭の植物図鑑
ビヨウヤナギ

黄金色の花が上向きに咲く ビヨウヤナギ (未央柳)
中国原産で、古くから観賞用に植えられてきました。
ご多分に漏れず我が家でも、私が子供の頃から咲いています。

中国では金糸桃と呼ばれるそうですが、
カーブして立ち上がる長い雄しべは、まさに金の糸。
雨が降った日に、マクロで優雅な世界を覗いてみました。

未央柳の金の糸

ビヨウヤナギの蕊たち
ビヨウヤナギ(雨滴)
雫と雄しべ
ビヨウヤナギの雄しべ

雫を抱えて
マクロの世界
弾ける雄しべ

葉がヤナギに似ていることから名前に柳の字が入りましたが、
ヤナギの仲間ではありません。
花言葉の「気高さ」は、鮮やかな黄金色の花と長い雄しべが醸し出す、
気品のある雰囲気にちなむといわれます。

by れもん*


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梅雨入り前に

2020-06-13 16:27:35 | 庭のできごと
れもんです。
3日前に梅雨入り してから雨が続いていますが、
皆様、いかがお過ごしですか。
さて、今日の写真は梅雨入りの前、先週の土曜日の諸々です。

氷見うどん
お昼ご飯は、ネバネバ冷やしうどん。
ベースのうどんは、コシがある細めの
氷見うどん です。

赤い実
食後のデザートに、庭で赤い実を採ってきました。
右は、
ゆすら。左は ビックリグミワイルドストロベリー です。
ワイルドストロベリーは見た目は貧弱だけど、
甘くて果汁も多く、苺にも負けないくらいの美味しさです。

おひさまコット
苗から育った アンズ が初めての実をつけました。
涼しい気候を好む木ですが、このままうまく熟してくれるでしょうか。

ショートブリッジ
ミニイチジク にも、初めて実が生りました。
10年以上前に、鉢植えにしたものです。
説明の札には、2~3年で収穫スタートと書いてありましたが・・・

蛾?
庭の片隅の葉の上に、ヘンなものを見つけました。
    蛾の抜け殻

奇妙な蛾?
いえいえ、ちゃんと中身が入っていました
草でちょっかいを出しても、
微妙に脚を動かすだけで、全然動こうともしません。
とりあえずそのままにして、夜にまた見に行きましたが、
全く同じ場所で、同じ格好のままでした。

ちなみに、懐中電灯を向けても微動だにしなかったので、
息を吹きかけてみたら飛び立ってビックリ
いったい何だったのか、正体はいまだに謎に包まれています。

    
 「ギンスジオオマドガ」 という蛾だと判明しました 

未央柳
ビヨウヤナギ が、たくさんの花をつけています。

ビヨウヤナギ
この花のおしべはフォトジェニックです
今日(13日)は、雨の中をマクロで撮ったので、
もしかしたら次の記事でご覧いただけるかもしれません。

ヤマアジサイ・紅
山紫陽花 「紅」(くれない) の装飾花が、白から綺麗な赤色に変わりました。

ベニシジミ
ベニシジミ を見つけました。
翅は少し傷んでいますが、この蝶が我が家に来るのは珍しいです。
きっとお腹もすいていたのでしょう。
この花が気に入ったようで、ずっとここから離れませんでした。

キクイモモドキの蜜を吸うベニシジミ
1頭かと思ったらもう1頭いました。
仲良く並んで蜜を吸う姿が微笑ましかったです


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大名たけのこ

2020-06-08 08:13:29 | 
りんご です。
たっぷり楽しんだ山菜が無くなってしまったと思ったら、
タイミングよくその翌日に、
今度はトカラ列島の
十島村 から、ふるさと納税返礼品が送られてきました。
クール宅急便

私たちがふるさと納税を始めたのは平成27年からですが、
十島村には毎年のようにしていて、これが実に6回目。
ちなみに、ブログでも今までに2回紹介しています。 

宅急便の大名たけのこ 十島村産大名たけのこ
今回いただいたのは
大名たけのこ
「リュウキュウチク」という種類の竹の筍で、トカラ列島の特産品です。
美味しいけれど、地域性もあって流通しにくく、
昔は島津の殿様しか食べられなかったと伝えらています。


早速その日、試しに2本茹でてみました。
でめ竹を茹でる
でめ筍
いい香りで柔らかく、えぐみは無くてトウモロコシのような甘さです。
筍とも、この間食べたばかりの根曲がり竹ともまた違う美味しさです。
しいて言うなら、掘りたての若い筍と根曲がり竹との中間のような感じ。


翌日、夫にも皮むきを手伝ってもらって茹でました。
というのもこの筍、プラスチックでできているのかと思うくらい皮が硬くて・・・
大名筍の皮を剥く
すぐに慣れてきましたが、最初は剥くのにひと苦労・・・
硬い皮に守られているから、柔らかくて美味しいのかもしれませんね。

大名筍の皮
剥いた皮はこんな感じです。

大名たけのこの皮
スポッと皮を取ると次の皮が出てきて、
何だかマトリョーシカのようでした(笑)

大名たけのこを茹でる
アクがほとんど無いので、塩を入れて5分茹でればOKです。
それでは、最後に料理を紹介します。


大名たけのこの天ぷら
天ぷらは、地元では一番ポピュラーな料理です。
衣に散らしてあるのは、ニンニクの芽です。

大名たけのこの酢味噌かけ
たことワカメを添えて酢味噌をかけました。

大名たけのこのバター炒め
バター炒めに黒胡椒を振りかけて・・・。

大名筍の炒め物
大名たけのこの炒め物。

大名たけのこの若竹煮
若竹煮も、上品な味で美味しかったです。

大名たけのこの味噌汁
味噌汁に入れるといい出汁が出ます。


筍は毎年実家からもらうということもあって、
今まで頼まなかった大名たけのこでしたが、
普段食べている筍とはひと味違って、さすがは殿様の筍だと思いました。
皆さんも機会があれば、だまされたと思って一度味わってみてくださいね


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