陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

竜ヶ岳に羊を求めて

2023-06-03 21:25:22 | 「れもん」の山歩き
れもん* です。
各地で真夏日となった先月18日、
鈴鹿セブンマウンテンの
竜ヶ岳 に登ってきました。

鈴鹿の山の中でも最近特に人気の竜ヶ岳。
この山のキーワードは
です

新緑が美しい五月、
なだらかな山頂一帯に
シロヤシオ の花が咲き誇りますが、
その姿がまるで、草原に放牧された羊の群れのように見えて、
この季節の風物詩ともなっているのです。


石榑峠から竜ヶ岳への登山道
石榑峠 から山頂を目指しました。

重ね岩
緑の中に鎮座する
重ね岩

重ね岩の下のシロヤシオ
近くでは、シロヤシオが樹冠いっぱいに花を付けています。

山躑躅
登山道に咲く山ツツジ。

竜ヶ岳への道
気持ちのいい稜線を行けば、頂上はもうすぐ。

竜ヶ岳山頂
1099mの山頂到着
ここからは360度の眺望が広がります。


少し歩いて北側を見下ろすと・・・
いましたよ~ もこもことした羊の群れ
竜ヶ岳/シロヤシオの群生

竜ヶ岳/羊の放牧
真っ白な木がもう少しあるといいのですが、
夏のような陽気のせいか、葉っぱの緑が多めですね
でも、花自体はたくさん咲いていて当たり年

竜ヶ岳の白い羊
群れから離れて存在感がある羊さん。


もう少し先まで足を延ばしてみましょう
竜ヶ岳山頂からの道


花いっぱいのシロヤシオ越しに、今来た山頂を振り返ります。
シロヤシオと竜ヶ岳
シロヤシオと登山道


草原を駆ける羊たち。

竜ヶ岳/羊の放牧

青空とシロヤシオ

シロヤシオの清楚な花。
シロヤシオの花
白八汐

遠足尾根方面
金山尾根の分岐あたりから、遠足尾根方面を見下ろします。
ここで引き返して、また石榑峠に戻りました。 


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黒斑山 その2

2022-08-21 19:20:07 | 「れもん」の山歩き
れもん* です。
黒斑山(くろふやま) の後編です。

槍ヶ鞘 から少し下った鞍部で中コースに合流し、
ひと登りして、外輪山の一つ
トーミの頭 に着きました。
トーミの頭

目の前の
浅間山 を中心に、素晴らしい展望が待っていました
トーミの頭からの浅間山と湯の平

剣ヶ峰 方面。
浅間山群・剣ヶ峰

眼下に広がる 湯の平 は、箱庭のようです。
浅間山・湯の平

綺麗な ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ

かなりの速さで、ガスが流れては消えを繰り返していました。
浅間山(前掛山)
ガス流れる浅間山
頭を雲の~♪

トーミの頭を後にして尾根を進むと、森の中の道に入ります。
そこで出会った綺麗な鳥は、
ルリビタキ の若鳥でしょうか。
かなりの数が群れて、木から木へと飛び回っていました。
夏のルリビタキ
ルリビタキの若鳥

程なく
黒斑山(2404m)に到着です。
山頂はそう広くありませんが、ここも展望は抜群です
黒斑山からの浅間山絶景

カルデラの湯の平と第一外輪山の峰々。
黒斑山から仙人岳方面

トーミの頭の断崖絶壁。
拡大していただくと、1枚目の写真の標柱が分かると思います。
黒斑山からトーミの頭を望む

天気予報では正午頃から雨の心配もあったのですが、
この日に梅雨明けしたと、帰りの車中のニュースで知りました。
夏の浅間山

帰りは中コースで下山しました。
黒斑山・中コース
黒斑山中コースにて

天気にも恵まれて、素晴らしい山歩きになりました


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黒斑山 その1

2022-08-17 23:40:07 | 「れもん」の山歩き
れもん* です。
りんご の記事が間に入りましたが、菱野温泉 の続きです。

撮影旅行2日目は
黒斑山(くろふやま) に登りました。
浅間山の西側に連なる外輪山の中で最も高く、
眼前に浅間山を望み、また花の百名山にも選ばれている人気の山です。
それでは早速ご案内しましょう。

車坂峠
群馬と長野の県境、
車坂峠 からスタートです。

黒斑山表コース登山道
行きは、尾根沿いの表コースを行くことに・・・。

小さな丘のような
車坂山 を過ぎると一旦下って、また登り返します。
所々で開ける展望と高山植物を楽しみながら登りました。
車坂山を過ぎて
車坂山のカラマツ
黒斑山への道
黒斑山表コースからの展望
水ノ塔山と東篭ノ登山
車坂峠越しに、
水ノ塔山篭ノ登山

コケモモ
コケモモ
シロバナヘビイチゴ
シロバナヘビイチゴ
ツマトリソウ
ツマトリソウ
ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ
ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ
コマクサ
コマクサ

イワカガミ
岩鏡
イワカガミ は綺麗な花が沢山ありました。


1時間余りで槍ヶ鞘(やりがさや) と呼ばれる展望地に到着です。
ここでは正面に
浅間山 が姿を見せるはずだったのですが・・・
槍ヶ鞘
中腹から上はすっぽりガスに覆われています

ガスの晴れ間の浅間山
浅間山に向かう登山道
でも少し粘っていたら、時々稜線が姿を現すようになりましたよ~

槍ヶ鞘のローソク岩
ローソクのような岩。
この急斜面をカモシカが2頭駆け下りて行きましたが、
残念ながら撮り損なってしまいました

槍ヶ鞘からの浅間山
そうこうしているうちに、だんだん浅間山が全貌を現してきました。
ここから黒斑山までは、40分程の道程です。

(つづく) 

 前編はコメント欄を閉じさせていただきます。
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池の平湿原をグルリ

2022-07-25 20:44:42 | 「れもん」の山歩き
れもん* です。
コマクサを見るという目的を果たし、また
池の平湿原 に戻ってきました。
ゆったりと開けたこの湿原は、標高2000メートル。
数万年前の三方ヶ峰火山の火口原に広がる、すり鉢状の高層湿原です。

池の平湿原


湿原に下りてくる途中で、綺麗な蝶にお目にかかりました。
クジャクチョウ ・・・
本州中部では、標高の高い山地でしか見られません。
翅を閉じた孔雀蝶孔雀蝶
クジャクチョウ


さて、実は私、この湿原に来るのは3度目ですが、
横切るだけで、一周したことがまだありませんでした。
今回はまだ少し時間があるので、ぐるっとひと回りして帰ることに・・・。

池の平湿原を行く
鏡池前の分岐点。
左に行くと、湿原を横切って駐車場へ直行しますが、
そのまま真っすぐ進みます。

池の平湿原のカラマツ林
池の平湿原散策

湿原のコケモモ
木道の下に、
コケモモ がたくさん咲いていました。

池の平湿原のモコモコ
このモコモコは何なのでしょう。


程なく、一番奥の 放開口 へ。
すり鉢の縁にあたる外輪山の一部が崩れて溶岩流が流れ落ちた所で、
眼下に佐久盆地一帯を見渡せる展望スポットです。
放開口
放開口からの佐久平

池の平湿原・鉢巻山と木道
この付近には大きな岩が点在し、
低木も生えて、湿原の中でも特異な景観になっています。


湿原一周コースの後半は、真っすぐに伸びる木道が気持ちいい
池の平湿原/コケモモライン

池の平湿原の木道
湿原のレンゲツツジ

池の平湿原遊歩道

簡単に一周できて、思っていたより変化があったこのコース。
もし行かれたら、ぜひ一周してみてくださいね


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池の平湿原から三方ヶ峰へ

2022-07-18 20:07:55 | 「れもん」の山歩き
れもん* です。
つつじ平を後にして、向かったのは
池の平湿原 です。

4年前にりんごと来たとき は、外輪山をぐるりと歩いたのですが、
今回はあまり時間が無かったので、
直接湿原に下りてから
三方ヶ峰 を往復することにしました。

池の平湿原の木道
池の平湿原
広々とした湿原を横切って行きます。


池の平湿原のレンゲツツジ
レンゲツツジも咲いていました。

池の平湿原/鏡池
【鏡池】

三方ヶ峰へは、鏡池から15分程です。
高山植物を見ながら登って行きましょう。

ハクサンチドリハクサンチドリ

ツマトリソウ
ツマトリソウ

ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ

マイヅルソウ
マイヅルソウ


気持ちのいい道が続きます。
標高2000メートルを超える高原は、暑さ知らずの別天地。
池の平湿原から三方ヶ峰へ
三方ヶ峰への遊歩道
三方ヶ峰からの展望

三方ヶ峰、2040メートルに到着。

三方ヶ峰山頂
三方ヶ峰からの東篭ノ登山
正面の山は 東篭ノ登山
下には先ほど通ってきた湿原も見えます。



さて、頂上脇の 三方コマクサ園 が、ここに来た一番の目的でした。
ちなみに、30分程先には見晴コマクサ園があって花数も多いのですが、
今回は時間の都合でやむなく断念・・・

それでは、高山植物の女王と称される美しい姿を・・・
クリックして大きいサイズで見ていただけると嬉しいです
三方コマクサ園の駒草
コマクサ咲く
三方ヶ峰のコマクサ
白花コマクサ
高山植物の女王

コマクサは、もう一つのブログでもアップする予定です。


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