昨年末に購入したTEACのCDレコーダー、カセット・レコーダー、USBメモリ MP3レコーダー。これを駆使して、1970~80年代のカセットテープの音源をデジタル化しています。
カセットテープ 80本ほど、順調に変換が進んでいます。
3週間ほど使用してみて、AD-RW900「これはまずいな」「こうあって欲しいな」と思うところがいくつか出てきましたのでここにメモします。
①USBへの録音フォーマットはMP3のしかも128kbpsという低レートのみ。ハイレゾとは言いませんが、AAC、256kbpsあたりまでサポートして欲しい。
②USBメモリに作成されるMP3のファイル・クリエート・タイムが 1980.1.1 固定。いつ変換したファイルなのか判らないので、これは不便。
③液晶の性能が低い。反応速度が遅く、数字やピークレベルメータが読み辛い。
④ピークレベルメータは小さくてかつモノクロのため録音レベル設定に使いづらい。
⑤カセットテープの高域(高音)の伸びが無い。2ヘッドを差し引いても伸びていない。
⑥MP3等への録音の停止操作ボタンが直観的ではなく分かりつらい。
⑦テープの走行方向を示すインジケータが無く、カウンタ数値の増減で判断する必要があり分かりつらい。
⑧録音レベル調整が、一度終了すると 0dB に戻ってしまう。これは戻った方が良いという考えもあるが、カセットテープから連続してMP3に変換する使い方では、毎回の操作になり面倒くさい。
⑨カセットテープをイジェクトするとテープカウンタがゼロになってしまう。これはゼロになった方が使い勝手が良い場合もある。
⑩USBメモリのファイルはMP3、WMAのみの再生。AACが再生できない。
あれま、改善項目が二桁になりました。実際の価格を考えたら、無理な要求もありますがこの機種には期待するところが大きいのすが、販売価格が数万円アップしても、①②⑧⑩は何とかして欲しいです。欲を言うとファームウェアのバージョンアップでいくつかは何対応していただきたいな。
要求をいっぱい書きましたが、本機の機能、性能には満足。30年以上昔にFM放送をエアチェックしたカセットテープのクラシックやジャズのライブがデジタル化され、iTunes→iPhoneに入って再生されることの喜びは大きいです。しかも、「こんなにいい音で残ってくれているんだ」とか感心、感動することが続きます。
このAD-RW900は大切に使っていきます。
TEAC AD-RW900-B CD/カセットレコーダー USB接続対応 ブラック | |
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