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「ステレオ時代 Vol.2」 NEKO MOOK

2015-01-09 | 本と雑誌


ネコ・パブリッシング 130ページ 1241円+税

先日 ステレオ時代Vol.3を購入。今夏にVol.2が発売されたことに気付き、Amazonで中古を購入した次第。
ステレオ少年だった世代が今や50~60代のステレオ高齢層。この読者層をがっちりとつかんでますね。本誌のメインが798アンプ。これが分かるのはまさにステレオ少年です。
1980年代のバブル期、CDが登場してこれに対してLPもまだ元気があった時代です。専業メーカーや家電メーカーが79,800円のアンプをこぞって販売。この価格で競い合って、評価を得たら、アンプ以外のLPプレーヤー、CDプレーヤー、スピーカー、カセットデッキも売れた。このために各社は採算を度外視したような、製品を毎年投入していました。

本誌の作り手がステレオ少年そのものなので、やることも面白い。798アンプの記事を書くために、ヤフオクで7台を入手。これに実際に火を入れて(電源を投入して)、音を聴いて記事を書いています。
登場したアンプ
・SONY TA-F333ESX ソニーらしくなく物量作戦に出た重いアンプ
・SANSUI AU-D607X DECADE 他社が目標とした607シリーズ
・SANSUI AU-α607 うちでは1994年発売のAU-α607XRが現役として活躍中です
・ONKYO A-817RXII 当時はSUNSUI、ONKYOが消耗戦とも言うべき戦いしてました
・YAMAHA AX-900 うちではSANSUIの前はYAMAHA。高域が美しい反面、低域がもの足りませんでした
・ALPINE LUXMAN LV-103 真空管とMOS FETを使用。こいつは、今でも欲しいです
・KENWOOD KA-990EX これに対となるチューナーを使ってました
・Technics SU-V7X 当時のテクニクスはSN比が優れているという印象がありました
・VICTOR AX-S900 最初に買ったアンプはビクターのJA-S5でした
ここにPIONEER、DENONが入っていないのが残念。ヤフオクで入札できなかったのでしょうかね。

このムック、読みながら笑顔になっている。危険です。
中古機が欲しくなる。古いカセットテープが聴きたくなる。気がつけば、TEACのUSB対応、カセット、CDレコーダブル機 AD-RW900-B をAmzonで注文してしまった。

ステレオ時代 Vol.2 (NEKO MOOK)
クリエーター情報なし
ネコ・パブリッシング
コメント
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