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1959年作品。
大藪春彦のデビュー作。伊達邦彦をヒーローとしたハードボイルド。
映画化は本作を筆頭として、1971年藤岡弘主演、そして1980年には松田優作とヒロイン小林麻美の作品がある。1980年版は映画館で観ました。
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大学院で英文学を学ぶ伊達邦彦(仲代達矢)は学問だけでなく射撃を中心としたスポーツも得意な優秀な学生であった。しかし、伊達の心の奥底には闇の世界があり、刑事を殺しても動揺すらしない冷徹な性格であった。伊達は米国へ渡るために大学の経理から数千万円の現金を強奪する作戦を練る。
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モノクロながら美しい映像。この画が緊張感が凝縮されていて、目を離すことを許しません。として、仲代達也の怖い目。この目でにらまれると、身動きが取れなくなります。
松田優作の伊達邦彦は、爬虫類のような目をした男でこれも怖いのですが、仲代達也は獣の目です。目を離すと襲われるという幻覚を持ちます。
エンディングがよく判らない中途半端な形。これは続編がありますよ ということを匂わしたのでしょうか。このシーンだけ傷があります。
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