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セーラー ジーフリー SAILOR G-FREE

2015-01-19 | 文具


300円+税

低摩擦 ぬめぬめ系ボールペン戦線にセーラーが参戦しました。それが G-FREE。

まずインクは「新開発の長持ち低摩擦油性インク」。
なめらかさを追求した新開発の低摩擦G-FREEインク。同社の従来油性インクと比べて抵抗値が約20%減少。
この20%が微妙なんです。三菱鉛筆のJETSTREAMは30~40%削減をうたっています。ぺんてるのVICUNAは15%。同社比なので比較は難しいのですが、JETSTREAMと比較すると控えめな削減係数です。



これだけだと話題にすることはないのですが、後発としてのがんばりが「筆圧アジャスター」機能。これが実に面白い。筆圧に応じてボールペンの芯が沈みこむのです。自動車の可変バネレート・サスペンションのような動きします。しかも、ノック部分を回すことで可変ダンパーのように8段階で硬軟の調整ができるのです。自動車で、乗り心地を求める時は柔らかめ、攻める時は硬めのサスペンションに切り替えるのと同じ。 実際には、自分に合った弾力、硬軟を一度選んで設定したら、変更することはないでしょう。それでも、道路の舗装路、悪路で自動車サスペンションのチューニングを変えるように、筆記する紙によって弾力を切り替えるとか、そんなことができそうで楽しいです。

グリップ部分は太めの三角形ゴム質。他社は丸軸であるのに対して、この三角形もうれしいです。





さて肝心の書き味は。
JETSTREAM、VICUNA、ACROBALLと比較してみました。
ぬめぬめ感はやはりJETSTREAMの圧勝。これに続く第2集団の中に入ります。
気になったのが、ボテ。先行他社と比較すると、これが多めに感じられ、手や紙を汚すこともあります。冬の気温という環境の得手不得手や、個体差があるかとは思いますが、他社よりはボテが多く感じられました。
一方で筆圧アジャスター、これは他社にはない優れもの。これは圧勝です。



使用されている替芯はごく標準の一般的な形状です。従ってJETSTREAMの替芯など、他社のぬめぬめインクが使えますので、この楽しみもある新製品。セーラーさん、がんばってくれました。


セーラー ボールペン ジーフリー G-FREE 【8本セット】
クリエーター情報なし
セーラー万年筆(株)
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