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「初代サバンナRX-7のすべて」 モーターファン別冊

2015-01-22 | 本と雑誌


三栄書房 80ページ 907円+税

1978年に登場した初代RX-7のムック。
RX-7発売当時のイメージカラーのメタリック・グリーン。このテーマで表紙もグリーンの写真、背景、文字でデザインされています。この表紙を作ったデザイナーと制作した編集者がRX-7をよく知っている、そして好きだったことが忍ばれます。

三栄書房の「・・・のすべて」シリーズ、最近は初代シビック、初代セリカと35年ほど昔のクルマをとりあげてくれています。この企画、マーケティングの対象にずばりあてはまってしまっています。この頃免許証を取得して、「クルマに乗りたい、運転したい」オーラを発散し続けていました。しかるに、当時のクルマはクルマ雑誌を隅から隅まで読んで、スペックやデザインを記憶しちゃってました。本誌のRX-7も運転したかった、いやそれ以前に街中でRX-7を見かけると、羨望のまなざしで見つめ続けるという状態でした。この時代のクルマではなく、十年先からやってきた未来の乗り物というように思ってました。



本誌はその当時のモーターファン誌の記事を振り返って、要約したり、現在の基準で評価したりしています。出版社にとってはお安く作っていますが、ターゲットにはまった読者からすると、懐かしく、うれしく、ありがたい 記事ばかり。

写真を何度も眺めて気づいたのですが、デザイン的に揶揄されることの多いフェンダーミラーが、RX-7ではボンネットからピラーへの曲線の流れに溶け込んで違和感がない。逆に新しい機構のようで、すこぶる格好良いです。
このクルマ、欲しい!

初代サバンナRX-7のすべて (モーターファン別冊)
クリエーター情報なし
三栄書房
コメント
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