へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

パントーン色鉛筆

2012-06-09 | 文具
P5272005s

イズミヤでパントーン色鉛筆 24色を498円にて購入。
少し前に「パントーンユニバース 色鉛筆」としてケースに入れて2400円で販売されていました。Webで調べたら今も同価格で販売されています。同じものが、ケース無しとして498円はお買い得!
イズミヤの91周年記念商品らしいですが、パントーンがこの価格で買えるのは微妙な気持ちとなります。

S

パントーン(PANTONE)とはデザインや印刷の業界では知らぬ者はいない 色の統一規格、色見本帳の会社です。私は昔 Adobe Photoshopの色指定メニューにPantoneの番号指示があることでパントーンという会社を知りました。今でも、例えば「会社のロゴの色はパントーンのXXX番、プロセスカラーの疑似色では C XX%、Y XX%」というようにパントーンの色見本帳にはお世話になっています。
このパントーンの色が色鉛筆になったのがこの製品。

P6032015s

鉛筆1本の軸の情報
・パントーンの番号(16-3427 JP)
・色の愛称(WISTARIA VIOLET)
・説明(romantic fanciful sentimental)
このように1本ごとに説明が書かれています。鉛筆を削るとこの情報が消えていくのがちょっと寂しいですが。

P6032006s

24本を鉛筆削りで削って試し書き。
柔らかな微妙な色合いです。

P6032026s

これを見て考えました。
私たちは学校教育で、「花は赤」「空は青」「葉は緑」「木は茶色」と教えられ、色彩を言葉で表現できる色として捉え覚えてきました。これは、色を共通の言葉で表現して意思疎通するには良い教育、手法でした。しかし自然界にある無限の色彩を数種類、多くても12色くらいの言葉で表せるグループに押し込めてしまったという弊害があります。
このパントーンの色鉛筆には赤とか青という日本の教育にある色名がありません。また「赤」でも レッドからピンク系に4色もあります。どの色を使うのかは言葉ではなくで、視覚に合った色を選択することになるんです。これって素晴らしいことだと思いました。
視覚や感覚に合った色を選んで紙に色つけする。色の違いを言葉では表現できないけれども、この色が合っている。こういうことを子供の頃に経験していたら、私自身も色彩感覚が優れた人間になって、もっと美しい色使いができるようになっていたかもしれないと この安い色鉛筆を使って感じた次第です。

もしも、パントーンの色鉛筆を見かけたら買うべきです。


<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B000WMDK6C" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする