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へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「アップル、アマゾン、グーグルの競争戦略」 雨宮寛二

2012-06-03 | 本と雑誌

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NTT出版 264ページ 2200円+税

勝ち組 IT企業のアップル、アマゾン、グーグル この3社についてそれぞれの企業理念、経営戦略、ビジネスモデル、製品戦略について分析。この3社がどのようにしてイノベーションを作り出し、競争優位を得て勝ち残って来たのか。そこには、共通の「ネット解」と独自の戦略がある。
3社ともにインターネット志向の企業であるが、事業モデルを分析すると、インターネット空間の内側にグーグルが位置し、外側にアップル、そしてその中間にアマゾンが位置する。

ポーターの競争戦略論、クリステンセンのイノベーション論理、バリューチェーン、垂直統合モデル、オープン戦略、GEマトリクスによる事業魅力度と戦略オプション、特許戦略などのマネジメント論を3社の経営に当てはめて解説してくれます。
他のビジネス書では、論理中心で分かったような分からないような煮え切らない感覚が発生することが多いです。本書では、各種論理を使っての3社の分析が 切れ味鋭く、しかも小気味良くぴったりと当てはまっています。
多様なな論理を紹介しているので、それぞれの解説は浅くなっていますが、それでも十分。

3社の成功要因を読む形で、分析ツールの実践を学べます。
ビジネスマンの勉強の書としては優れもの。若干高価ですが、お薦め。

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