「メン・イン・ブラック3」 （MIB3） ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ

2012年米国作品。

封切り1週間後の週末に観てきました。
3Dに対して最近私は懐疑的になっているので、2Dを選択。現時点の技術の3Dは物珍しさが終わったら、廃れるような予感がしているのです。

例によって週末の朝一番の上映回。お客さんは、40人くらい。少ないです。

月面の監獄から極悪な宇宙人が脱獄。40年前に自分の片腕を奪い、逮捕したK（トミー・リー・ジョーンズ）への復讐のため地球に向かう。J（ウィル・スミス）はKから電話を受けた翌朝からKがいなくなり、また記録上も40年前に地球を救うために命を落としたことになっていることを知る。過去が書き換えられたことに気づいたJは1969年にタイムスリップして、そこでKを助け、地球の危機を救うことにする。



トミー・リー・ジョーンズが好きでこの映画を観に行ったのですが、彼の登場シーンは2割くらい。画面に出ている時間は少なかったですが、無口で偏屈な年寄りの役、はまりますね。表情だけで笑わせてくれました。
1969年の当時29歳のKをジョシュ・ブローリンが演じています。40年前のトミー・リー・ジョーンズを彷彿させる上手い演技しています。



最後に、KとJの関係の始まりのエピソードが登場してビックリ。なるほど、こうなるのかと感心することしきりです。ここはシナリオの勝利。上手い、座布団１枚です。

米国映画であるのに、美女が登場しないという特徴もあり。でも、活劇が連続するので、全く不満なしです。

MIBのシリーズを観ていないと、なぜこんなに宇宙人がいるのか？ KとJの仕事は何なのかなど、分からないかな。もしもMIB、MIB2を観ていないのなら、DVDを観てから劇場に足を運んでいただきたいです。そうすればこの映画を数倍楽しめます。
お薦め映画です。