ナイスちょっとな健康維持

健康維持がテーマ。健康維持は日々の積み重ね。気楽にちょっとずつ続けてナイスでいよう。薬剤師が発信します。

高齢者転倒のリスクと予防

2005-11-27 23:35:27 | 健康維持
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これまで、何度も転倒した。高校の時、バスケットの試合ではなく球技大会でゴール下で他のクラスのバスケ部の子とボールを取り合って、着地した際に相手の足を踏んでしまって、バランスを崩してこけた。

今では考えられないだろうが、当時は、足を挫いたら、監督の部屋に入って、氷でみたされたバケツに足を突っ込まされ、そして、40分浸し続ける。まぁ、いわゆる初期治療が大切、という事で、良しとしてやっていたわけだが。。。

氷でいっぱいの水をはったバケツ。最初に足を突っ込むのが難関。だが、怖い監督が見張っているので、いやとは言えない。なので、おそるおそる突っ込んでは離しを繰り返していると、監督が無理やり押し込む。やった事ない人は是非やってみて欲しいが(笑)最初の5分くらいが経過すると感覚が麻痺しているのか、変温動物状態になって、冷たさを感じなくなる。すると、その状況を見計らったかのように、かき混ぜ棒をもったマネージャーの子が氷水をぐるぐるとかき混ぜにくる。

40分の儀式が終わると、監督のテーピングタイム。こけたから終わりではないのだ。ガチガチにテープで固められて確かに安堵感はある。何事もなかったように練習に入る。テープで固められていると帰宅も楽だ。

捻挫も繰り返すと、靭帯がびろびろに伸びてくる。伸びてくると捻挫をしやすくなる。なので、捻挫をあなどってはいけない。私は一度、捻挫かと思って骨折だった事があった。いつものようにこけたあと氷水つけて練習をこなしたが、翌日腫れと痛みがひかないので怖くなって病院へ行ったら骨折だった。強靭な筋が骨を引っ張って剥がしたらしい。

若い頃は、転ぶ事への注意が足りなかったような気がする。最近、バスケットをたまにやるが、今は「絶対に」転倒したくない。それは、仕事も含め、生活が不自由になるというリスクを考えるからだ。

そして、お年寄り。お年寄りの場合は、本当に注意をして欲しい。QOL低下のリスクの割合は、お年寄りになればなるほど高まるのだ。お年寄りが寝たきりで介護を受けるざるを得なくなる主な原因の一つが転倒・骨折だという。

予防活動も盛んだ。お年寄りの為の転倒予防教室なるものがあるらしい。さらに、東京大学の小林寛道教授がお年寄り向けの転倒予防マシンを開発したとNHKで紹介があった。高齢化社会を迎えるにあたって、これからはますます「予防」に対する認識を高めていかなければならない、というか、自分も高齢化していくわけだから、自分自身の事として「予防」という認識を高めていきたい
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1 コメント

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転倒したくないネ (じゅんべェ)
2005-11-28 10:29:00
通勤途中なんかに時々けつまづく事あるよ。

けつまづいて倒れそうになりながらも

空中で足をバタバタさせてなんとか

着地し倒れずに済んだ時もある。

前から来ていた女子高生3人に思いっきり

爆笑されたけどね。

山登りなんかしてるからいいのかなァ。



山歩きしてると筋肉にもいいし

アキレス腱も思いっきり伸ばすので

故障しにくくなる効果もあるよ。

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