「ルリユールおじさん」 いせ ひでこ作 2008-11-26 | 本・映画・ドラマ 今日は「ADL体操」の日だった。体操が終わってお茶を飲みながらお話し会。 そのとき となりに座ったNさんが絵本を見せてくれた。 「ルリユールおじさん」いせ ひでこ 作 水彩で描かれたパリの街 小さな女の子 年老いたおじいさん 水彩は あくまでも水彩らしくあっさりとした透明感のある筆使い。 でもしっかりと街も人物も表現されていた。 白と青と緑の画 絵本というより水彩画の画集のような本。 大事な本を壊してしまった女の子。 どこかに出かけるおじいさん。 接点のない二人が見開き左右に分かれて描かれていて やがて二人は一緒のページに描かれる。 文字はほとんどなく絵が主の本で パリの街の描写にこれを描いたのはパリの人で いせひでこさんが訳したのかと私は勘違いしたほどだ。 女の子は自分が感じたようにしゃべり おじいさんはそれに答えず作業を続けている。 何の作業? それは女の子の壊れた本を直す仕事。 高校のとき図書委員をしていた私。 壊れた本の製本もしたことがあった。 製本の仕方も描かれているので懐かしく当時を思い出された。 ルリユールの意味は本に中に書いてありましたが 覚えていません。 新しくなおす・・・というような意味だったと思います。 手元におきたい絵本が増えました。 (筆記用具を持ち合わせていなかったので デジカメでほんのを題名の部分を写してきました) ←参加中です。