カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

日本シリーズ③

2016年10月26日 07時27分01秒 | スポーツ

札幌へ舞台を移したプロ野球日本シリーズ第3戦。

広島3-4x北海道となり、広島の2勝1敗です。

あと2戦札幌で続きますがどうなることやら。

それまでの戦歴と共に御覧下さい。なお試合の詳細は他のサイトのほうが充実しているでしょうが、1年間の流れ、特に後半の推移としては、当サイトが見やすい、はずです(笑)。

昨日の3戦目

最初はテレビの生中継を見ていたのですが、眠くなってしまい、途中からラジオに切替えて寝てしまい、ちょうど逆転サヨナラの頃に目が覚めると、ラジオからその叫び声が聞こえてきました。

広島がジョンソンや野村を出す頃になると、またまた広島が有利になりそうですが、それまで北海道が点を取らなければならないようです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


「譲位」と「退位」

2016年10月26日 05時13分27秒 | 社会

譲位」と「退位」で揺れているようです。

譲位

「譲位」の意味は

  1. 「生きているうちに」が前提
  2. 位を譲ること

でしょうか。死んでからでは本人の意志で「譲る」わけにはいかないのですから。

こうして「譲位」の後、決まりに従って最上位の皇位継承者へ位が移るのでしょう。

退位

これに対して「退位」の意味は、直接的には「位を退く」ことで、その次の「位」が誰に移るのかについてはやや曖昧

  1. (生前)に「位を退く」・・・・・・その後には触れていない
  2. (死後)なりゆきとして自然に「位を退く」・・・・・・その後には触れていない
  3. その後ですが、空位、途切れ、断絶

などが想定されます。いずれもその後、法の定めるところに従って次の人に位が移ることになるのでしょうが。

私の印象では、「誰かに譲る」意味としては、「退位」よりも「譲位」のほうが強いのです。

「譲位」にも「退位」にも、「天皇としての公式行事への参加(義務)」がなくなる、という意味があるのでしょう。 


1つの説に過ぎませんが

せいぜん【生前】

(亡くなった人が)生存していた時。存命中。しょうぜん。

「-をしのぶ」「ー愛用の品」⇔没後⇔死後

広辞苑第六版

引用したからといって、私が広辞苑を唯一のものとみなしているわけではないことを、改めて申し添えます。

こう言っておかないと、引用した説を全面的に信頼しているに違いない、と固く信じるかたがいらっしゃるようですので、冒頭で「1つの説に過ぎませんが」とし、なおかつ「唯一のものとみなしているわけではない」と申し添えました。

引用する説としては、自分の説に近いことが多いと思われるものの、必ずしもそうとは限らないのであって、日本がどこかの独裁洗脳国家と大きく異なるところでした(笑)。


ではなぜマスメディアで

「譲位」ではなく「退位」が使われたのか

ですが・・・・・・。

私は、旧制度の臭いを漂わせる「譲位」ではなく、新しい制度の臭いを漂わせたい「退位」を、やや「断絶」の意味があるのを避けるためか、頭に「生前」を入れ、敢えて使ったのではないか、と愚考します。 


「生前退位」は「歴史の書物にない表現」 皇后さま違和感表明 NHKの反応は・・・・・・

NHKは7月13日午後7時のニュースで、「独自 天皇陛下『生前退位』の意向示される」と字幕をつけて第一報を流した。この後、主要各紙や放送各局も一斉に後追い報道したが、全てのメディアが「生前退位」という表現を使っていた。

ただ、「生前退位」という表現には、当初から疑問の声が一部の識者などから出ていた。宮内庁関係者が「天皇陛下は生前退位という言葉を使われたことはない」と指摘していたとされる。6年前に天皇陛下からご意向を聞いていたという東京大学名誉教授の三谷太一郎氏が「天皇陛下は『譲位』という言葉を使われた」も証言している。・・・・・・

そもそも「退位」という言葉自体に「生前」の意味は含まれているから、「生前退位」は屋上屋を重ねた不自然な表現である。「生前」は「死」を、「退位」は「断絶」を想起させ、不吉な予感を与える。・・・・・・

NHKの第一報は次のように「ご意向」をかなり的確に把握していた。

天皇陛下は、「憲法に定められた象徴としての務めを十分に果たせるものが天皇の位にあるべきだ」と考え、今後、年を重ねていくなかで、大きく公務を減らしたり、代役を立てたりして天皇の位にとどまることは望まれていないということです。・・・・・・

私個人としては、天皇陛下の「ご意向」を表すときは「譲位」、制度論の文脈では「退位」という表現がふさわしいのではないかと考えている。・・・・・・

楊井人文 | 日本報道検証機構代表・弁護士 2016年10月22日 7時8分配信 


皇后もまた「生前退位」は旧制度ではみられなかったと認めているようですね。

「生前退位」はNHKが使い始めたようで、確かに

「生前」は「死」を

「退位」は「断絶」を

想起させるのかも知れず、もしも皇太子に位を譲る意図ならば、天皇本人が使っていたらしい

「譲位」

のほうが無難だったのかも知れません。ただし前述の如く

「譲位」だとなんとなく旧天皇制を思い出させ、かといって「生前譲位」も「譲位」が生前に限るため、変な日本語になるようです

よって「退位」という言葉を使い、丁寧なことにその頭に「生前」を付けて「生前退位」にしたのでしょうか。

そしてこれに異論を唱える人がいるのです。


さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 151 実利に走る

2016年10月25日 10時11分46秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。


実利」に走る、と言うと・・・・・・どこにでもあることではないかと、思考停止するのが普通ですね。

つまり誰でも「金儲け」に目がくらむではないか、とします。

  • 「思考停止」とはそれを「前提」として考え、その後のことを考えないという意味で、やや批判的な使われ方をすることが多いようです。
  • 「想定外」も似たような意味ですが、これはやや肯定的な使われ方をするようです。

「思考停止」で有名だったのは

  • 石垣市教育長の玉津博克の発言
  • 共同通信石山永一の発言

でしたが、ここでは詳しく触れません。

中国・韓国の話をする時

しばしば遭遇することの一つに「金儲け」があります。

日本にも「金儲け」に走る人が見られますが、中国・韓国に限れば、どこにでもあるのではなくそのレベルが違いすぎる場合が多い、ということに注目したいものです。

  • 学歴崇拝社会

日本でもまだその弊害が見られますが、人間はそれぞれの分野での特殊な能力をもつものだと考え始め、「学歴崇拝」は徐々に廃れてきました。

これに対して現在の中国・韓国での「学歴崇拝」度合いは、かつての日本では考えられないほとひどいらしく、きっと科挙時代からの悪い影響なのでしょう。

  • ぶら下げられたニンジンに飛びつく

これまた日本のどこでも目にしますが、中国のそれは想定の範囲を超えているようです。

これを「そんなものどこにでもある」と片付けてはいけないようです。

それは犯罪でも言えることで、確かに日本でも犯罪が絶えませんが、中国のそれはもう限度を遥かに超えているのであり「日本にもあるではないか」で思考停止している人が非常に多いのは、憂えるべき事です。

これらに共通することは

どこにでもあることで、そうには違いがないのですが、そこで思考を停止しており、そのあとを考えませんし、またレベルが違いすぎるところに焦点を当てていないのでした(笑)。

以下は、主に中国に関係した主張です。 


「悪魔の契約」のメインターゲットは、不満分子になりかねない知識人たちであった。

かつて、天安門事件で知識人はみんな反政府に回つた。そこで、天安門事件後に共産党政府がとった政策は、知識人たちを権力の側に引き入れてしまうというものだったのだ。金儲けのチャンスや、ポストなど、さまざまな実利を与えていった。そうして、中国の知識人は骨抜きにされてしまった。アメを与えることで、共産党は知識人たちを知的に堕落させることに成功したのだ。 

特に、若い世代の知識人、リーダー格の人たちに対しては、徹底的に厚遇して官職に就かせるようにした。一流大学を卒業したての若い人が、いきなり学部長や委員長になる、などという露骨な人事も行われた。その結果、天安門事件が2度と繰り返されない社会となったのである。 :P.128-130 石平「中国人の正体」宝島社  


これが当ブログでもしばしば指摘している「中国の実体」です。

  • 革命・改善をあきらめさせる代わりに、実利を推奨し
  • 腐敗・汚職・蓄財があっても見ぬふりをする作戦

と言えます。ということで

腐敗を使って腐敗を根絶

という習近平の方針など、漢族特有の「かけ声倒れ」に終わるのはまちがいなさそうです(笑)。

なぜなら、こんな』法規的な手法がもし成功したら、将来これを根拠とし、なんだかんだと屁理屈をつけて政敵を退けるための道具として使われるのは避けられないからです。いまでも手が付けられないほどの混乱社会ですが、さらにみじめな状態を目指しているようです。

ただし、もともと中国が法治国家とは言えないので』法規的手法という言葉自体が誤りなのかも知れません(大笑)。

中国では、やり方次第で

かなりの不正』蓄財が可能になりました。

とはいえ官憲が「腐敗・汚職に目をつぶる」ため捜査も摘発もされないために中国では『不正』とは言わないでしょうから、似ていますか(大笑)。

しつこく繰り返しておきますが

  • 中国共産党に従順という前提で「立場を利用した蓄財・権限・汚職」が認められております。
  • しかし中国共産党の方針に疑義を感じ始めると、たちまちにして「立場を利用した蓄財・権限・汚職」が摘発根拠になる、ということです。

どこにでもあることですが、中国ではその前提が中国共産党に従順か疑義を感じるかの違いだけだ、ということに気づきたいものです。

こうして中国共産党は

甘いニンジンをぶら下げ「革命で世の中の仕組みを変えようとする」危険な考えをもつ連中を、どんどん要職に取り立てて、その考え方を忘れさせるのに成功しました。

これはちょうど、ハッカー集団を行政側が取り込んで、サイバーテロ対策に役立てているのと似ています。

よって、天安門事件のような反政府行動が2度と起らない「しあわせな中国社会」が誕生し、そして必然的に「腐敗で身動きできなくなった中国社会」が完成しました。

社会全体が改善」ではなく、「決まり順守」を重視した結果、硬直した中国社会が誕生したのです。

まるで

別の国ではないかと思われるほどひどすぎる経済格差が定着してしまった中国。

中国共産党に逆らいさえしなければ、どんなに人をだましても構わないとする道徳欠如社会は、こうして形成されていきました。

これは

搾取をやめさせ富の平等を訴えたソ連社会主義が、労働貴族という階級を作って搾取し始め、せっかく倒したはずのロシア帝国と同じ差別社会を作ってしまったのと、よく似ていますね。

そして

矛盾にみちた「中国共産党の意向」の解釈・受取りかたによって、違い・派閥が生まれ、互いに足の引っ張り合いをして、差別を繰り返し、保身に走りました。

政敵を倒さなければ自分が倒されてしまうのです。これは銃で撃たねばこちらがやられるというアメリカの思考と似ています。またクリントンとトランプの醜い争いなど、中国共産党の内部抗争に比べたら、きっとかわいいものなんでしょう(笑)。

中国での派閥がどんなものかと言えば・・・・・・

  • 共産党派閥による差別
  • 地域派閥による差別
  • 学歴派閥による差別
  • 職制派閥による差別

・・・・・・などなど無数に発生し、これが中国社会を形成しているようです。 


習近平主席に英BBC記者が会見で皮肉たっぷり質問 キャメロン氏が苦い表情で反論

中英関係は、(当時の英首相)キャメロン氏が2012年、中国政府が敵視するチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会ったことで悪化。痛い思いをしたキャメロン氏は近年、中国の人権問題に関する批判を封じて実利外交に転換している。

習氏はこの後、「われわれは現実に即した人権発展の道を見つけた。人権は大切であるが、世界を見渡せば、すべての国で改善が必要な状況にある」と述べ、はぐらかした。:iza 2015.10.22 22:40


中国の「金」に目がくらんだと思われる

当時の英首相キャメロン(在位2010年5月-2016年7月)でしたが、上記時点以降もイギリスは中国に限りなく接近し、限りなく中国に接近する韓国とならんで「実利」に目がくらんでしまったようです。それだけ国内の経済事情が悪かった、ということでしょう。

キャメロンは、2016年7月にEU離脱を決めた英国民投票後に首相を辞任し、2ヶ月後の9月には英国会議員も辞任することになりました

そのあとを継いだ英首相メイが、中国との関係を見直そうとし、すでに2016年に入ってからは韓国も中国から離れ始めており、中国離れが加速した形です。

ただし一方では、カナダ首相のルドー首相が2016年の9月に中国を訪問し、その後カナダがAIIBに参加する旨、表明して世の動きに逆行していますが・・・・・・。〔ロイター 2016年08月19日

まぁ日本でも高速道路を「逆走」する暴走老人の事件が増えていますので、大きいことは言えませんが(笑)。

中国の習近平は、相変わらず

中国の深刻な難問をどこにでもある問題だ」と一般化するだけで、自分の国には特別な問題はない

と、ごまかしますが、とんでもないことです。

中国共産党代表としては、なんとかしてしらを切りその場を切り抜けなければなりません。その切り抜け方が代表としての評価につながるので、決しておろそかにはできないのです。一生懸命にだましましょうね。

いくら水面下で足をばたばたさせている白鳥であったとしても、「悠々と否定」しましょう。

中国共産党が発言する内容

そのほとんどが、現実とまったく逆で、現実から大きくかけ離れている

と理解しておきたいものです。


さてさて、皆様はどう思われますか。


全国最低気温

2016年10月25日 07時39分25秒 | 科学(気象)

本日2016/10/25 06:00現在の都道府県別最低気温をまとめてみました。

  • 例によって気象庁のデータを使用しております。
  • 原則的に都道府県庁所在地の値ですが、2つほど例外があります。
  • 本日6時現在の値であり、まだこれ以下になるところが出るかも知れず暫定です。
  • なお左下の枠のない数値は、ここ石垣島の数値です。

これをじっくり見ていると、いろいろなことが分ってきます。

  • 最低気温は北海道で観測されていますが、まだ氷点下ではない。ただし都道府県庁所在地以外では、北海道の旭川・雄武(おうむ)・釧路などのいくつかの都市で氷点下を記録しています。
  • 特に北海道あたりでは6時現在、西・北西の風ですから更に下がるかも知れません。
  • まだ20度以上のところは沖縄だけです。
  • 今回の気温をみると、西日本がやや高く、太平洋側~東日本に関してはやや低いようです。

この調子で、時々全国の気温を比較してみます。

さてさて、皆様はどう思われますか。


鳥取の地震

2016年10月24日 04時28分04秒 | 事件・事故・災害

今年2016年、まだ終わったわけではありませんが、地震が多かったですね。特に

  • 熊本地震
  • 鳥取地震

では、ともに「長く・何回も繰り返す」という共通点をもっています。

熊本の場合

熊本城が有名で、最近、地震前に撮影した熊本城の偉容を称える番組が多くみられます。復興の一つの大きな目安になるだろうとされ、その気持ちはよく分ります。

鳥取地震の場合

巨大な鳥取砂丘で知られているように、地盤が軟らかいのでしょうか。素人が見ても、熊本が中央構造線の西の延長上にありそうなことくらいはわかりますが、鳥取の場合、巨大活断層の図でも見られなかったのが不思議でした。そういえば阪神淡路地震の時にも同じようなことが聞かれました。

上記の出典は、こちらです。

いま日本の地震で
  • 地震学と予知学の境界があまりないこと。
  • よって明確に予知学を分離して、この方面での研究を推進すること。
が必要なのでしょうか。「予知は不可能」とされていますが、分離することでより現実的な分野になるはずだと、私は信じています。

地球物理学的な「地震の解明」を目指す人たちに「予知」という役割を与えてはいけない、と思うのです。

常に第三者の目で、研究分野を冷静に見つめる作業が必要で、予算という甘い汁を吸おうと奪い合いをしている連中がどこにでもいることに、注目し続けたいものです。

さてさて、皆様はどう思われますか。

プロ野球日本シリーズ②

2016年10月24日 03時52分17秒 | スポーツ

1戦目では広島が大谷を攻略して5-1で勝ちましたが、2戦目も1戦目と同じスコア5-1で広島が勝ちました。

明日2016/10/25(火曜)からは、広島が2連勝(あと2勝で日本一)で札幌へ乗り込み、第3戦目を迎えることになります。 


またアメリカでもリーグ優勝が決まり

シカゴ・カブス(ナ)・・・・・・CHC

クリーブランド・インディアンス(ア)・・・・・・CLE

と「CC対決」で北米シリーズ〔「ワールド・シリーズ」という俗称は不適切〕が明日2016/10/25(日本時間←これは間違いで、正しくは「現地時間」でした)から始まります。

そういえば「CCガールズ」、「10cc」なるものが存在したらしいのですが、芸能界に詳しくない私としては詳細を承知しておりません。

また「CC」とは言っても、carbon copy(Email)、country club(スポーツクラブ)、750cc(750mL:バイク)、全日CC(プロレスのチャンピオン・カーニバル)などとも、何ら関係がございません(笑)。

MLBの話に戻りますが

カーショウ(LAD)の防御率は1.69と断トツでしたが、規定投球回数(試合数×1.0=162×1.0=162)に達しないIP149でしたので記録には残らないようです。

これは大谷と同じで

打者として大谷の打率は0.322で角中の0.339に続いて2位のはずでしたが、規定打席数(試合数×3.1=143×3.1=443.3)に達しない382だったため順位に入りませんでした。

投手として大谷の防御率は1.86と断トツでしたが、規定投球数(試合数×1.0=143)に達しない140だったため順位には入っていません。

二刀流は規定打席・規定投球のどちらの規定にも達しないという悲劇を味わっていたのです。

ただし今年2016年の大谷は、「22歳で22本塁打」を達成したことになり(本塁打には規定打数の制限がない)、近年希に見る野球人であることには間違いがないと思います。そんな大谷を攻略した広島が立派と言ったほうがいいのでしょう。

また大谷は日本シリーズ第1戦で打たれ、カーショウは北米シリーズ進出が決まる試合で打たれたことまで、似ていますね。

カーショウ(LAD 1988- )年俸30億円ほど

大谷翔平(北海道 1994- )年俸2億円ほど

さてさて、皆様はどう思われますか。


プロ野球日本シリーズ①

2016年10月23日 09時13分47秒 | スポーツ

2016年プロ野球の日本シリーズが始まりました。

  • 7戦のうち4勝すれば日本一です。
  • セ・リーグからは今年絶好調で1位に輝いた広島が、パ・リーグからは大差の2位から後半戦で逆転して1位に輝いた北海道が、進出し、ともにクライマックス・シリーズも勝ち抜きました。北海道の大谷翔平(おおたに しょうへい)がクライマックス・シリーズで日本最速の165km/hを同じ回で3回も出したのは、記憶に新しいところです。
北海道の先発はその大谷でしたが、広島が攻略し、負け投手になりました。

広島の先発はジョンソンで、防御率2.15/15勝はともにセ・リーグ2位で、その後、継投で勝ち投手になっています。

手作りの表を御覧下さい。

まだまだ、どうなるかわかりませんね。

いい加減な「解説者」だと、すぐに「流れが広島に・・・・・・」と言うでしょうが、次に北海道が勝てば「流れが北海道に・・・・・・」と、いつもいつもフィリピンのドゥテルテのように豹変し、結果論で押し通すことでしょうね(笑)。

私は何も言いません。どうなるか分らないからであり、ひいきの選手はいても、ひいきの球団などない、からです(笑)。

今日は、同じ広島で18:30から第2戦があります。

予告先発では、北海道が増井、広島が野村。

昨日が15勝のジョンソン(勝星2位)、今日が16勝(勝星1位)の野村で連勝をねらいます。

さてさて、皆様はどう思われますか。


ボブ・ディラン

2016年10月23日 07時05分10秒 | 生き方

2016年のノーベル文学賞が決まったはずのボブ・ディラン 。

受賞について本人と連絡が取れず、また本人が、受賞に関して何も触れていないとのことです。


沈黙続けるボブ・ディラン氏は「傲慢」ノーベル賞委員が非難

【AFP=時事】今年のノーベル文学賞(Nobel Prize in Literature)に選ばれた米シンガー・ソングライターのボブ・ディラン(Bob Dylan)氏(75)が受賞決定について沈黙を続けていることについて、同賞の選考委員会であるスウェーデン・アカデミー(Swedish Academy)の一員が21日、ディラン氏は傲慢(ごうまん)だと非難した。:AFPBB 2016年10月22日


傲慢なのは

  • ディラン
  • スウェーデン・アカデミー

のどちらなのか、ですね。

「誰々が傲慢」という声を聞いたら誰でも、「誰々」が傲慢なのか、それとも「発言者」が傲慢なのか、気になるところです。

私は

ノーベル賞をもらったことがない(笑)のでよく分かりませんがノーベル賞飴なら、昔もらったことがあるはずですが〕

  • もしもスウェーデン・アカデミーが受賞決定のに本人に直接打診して、本人も受諾し、そして発表したのに、決定後に本人と連絡がとれない、というのならディランに非があり、「傲慢だ」など何を言われてもしようがないと思います。
  • しかし、事前に本人から受諾確認をとらないまま受賞を決めてから、スウェーデン・アカデミーが本人との連絡が取れないという理由で「ディランは傲慢」とするのは、スウェーデン・アカデミーの傲慢さを指摘されてもやむを得ないと思います。必ず事前に受諾の内諾を得ることです。
  • もしも事前の受諾を確認しないまま受賞者を決めておいてから、連絡の取れない受賞者を「傲慢だ」としたならば、誰でも受賞を歓迎するはずだ、と勝手に信じているスウェーデン・アカデミーのほうが、よっぽど「傲慢」なのでしょう。
  • ノーベル賞は、たかがダイナマイトの発明でなした財から賞金が出るだけではないか、という問いかけがあるなら、私は「よし」とします。中国共産党はそうではなく、自らが獄中に入れた人物が受賞したのに「内政干渉だ」と反発した程度だったことを思い出したいものです(笑)。

これまでの報道では、このどちらなのかがはっきりしないため、私は何とも言えないのです。

私の考えでは、スウェーデン・アカデミーは受賞者決定の手続きを明らかにした上で、「ディランが傲慢だ」と言うべきだと思います。

以下は邪推に過ぎません。

  • ディランの事務所の人間が代わりに「本人も受諾すると思う」程度の手続きで「ディランが傲慢だ」というのはダメでしょう。
  • 反戦歌で財をなしたディランが、火気銃器のもとになるダイナマイトで得た資金から「ノーベル賞」を受け取るとは思いません。受け取れば、若い頃の反戦歌の価値が否定されてしまう、と本人は考えたのでしょう。
  • まぁそれは別として、手続きがもう一つ不明瞭なので、どちらが傲慢なのか、私には今のところ、判断のしようがない、とだけ申し上げておきます。
  • 歌手に文学賞を与えることについての議論があろうかと思いますが、そんなのはどうでもいいと私は考えています。

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞151 中国漁船問題

2016年10月23日 04時46分14秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。

「自分たちが常に差別されている」とのなりふり構わぬ叫びは自分たちが常に差別している」ことの裏返しでした。


韓国領海内で発生した中国漁船の不法操業問題。

  • この手の不法操業は、おそらく前から何回もあったと思われます。
  • 韓国・中国の関係は、1000年以上の中国朝鮮省時代戦後の長い対立短い蜜月再び元の対立へ、と推移してきました。この先どうなるか誰にも予測できませんが、再び中国朝鮮省に戻るのでしょうか(笑)。
  • 韓国が限りなく中国に接近していた蜜月時代には大目に見ていた不法操業が、近年(この半年ほど)に至って「再び対立」し始めたので、韓国警備側も見逃せなくなってきたのではないか、と思われます。
  • 詳細は分りませんが、中国漁船が世界各地で起こしている不法操業の例から見て、韓国・中国の漁船問題は、中国漁船の側に非がある、とみなすのが妥当なところで、中国漁船の「体当たりはもう名物と言っていいほど有名です。この「体当たり」に備えるために日本の巡視艇にもクッション材が装備されるほどです。
  • こんなヤクザ漁船の取り締まりさえできないレベルの中国を今でもまだ崇め奉る(あがめたてまつる)韓国。中華の漢族が1位、自分たち韓族(朝鮮半島)が2位、そして中華の礼儀を守らない野蛮な第3位以下の周辺国、こういう序列を当然とみなしてきた韓族の面目が丸つぶれというところでしょうか。←そんな程度で丸つぶれになるはずがない堅固な信仰かも? 
  • この信仰が骨の髄にまで染みこんでいる証拠として挙げられるのが現在の「韓国人の差別感」です。序列第2位の韓国が、それ以下の日本などとは格が違うのであり差別するのは、当たり前田のあっちゃんであって、それが昔から現代にまで続いております。決して日本統治に端を発しているのではないのです。いわば「儒教病」であり、自覚症状がないため、本人は罹患(りかん)・感染していることに気づかないのが普通です(笑)。
  • しかし私は、差別を推奨する儒教が染みこんでいて、これを除去するにはもう1000年必要だと思われる国にさえ、幸あれと祈らずにはいられません(笑)。

本来、民族ごとに序列があるとは思わない私ですが

中国を上位に置くという今にも続く韓国の差別意識から、「両国の社会は、日本の江戸時代のそれよりお粗末」、と思わざるを得ません。

韓国・中国には、トラブルを法的に解決しようという意識がなく、為政者たちが互いに自分の正義を強調するだけであり、韓国は、ただただ、中国の言うなりになってきたのですから、同じ穴のむじなというところです。

さあ、こういう前提で昨今の漁船トラブルを見ると・・・・・・。


こんなとき図を描くと全体を把握しやすいもの。

とはいえ、図の描き方で印象が異なりますから注意しなければなりませんが。

説明するまでもない、とは言いながら・・・・・・

  • 一番たちが悪いのは中国漁船で、遠く世界各国で不法操業によるトラブルを起こし、北朝鮮や韓国とも事件が頻発しています。
  • その次に悪質なのが北朝鮮漁船で、ロシアとトラブルを起こしています。
  • 韓国も負けてはおらず、中国漁船と深刻なトラブルがありましたし、北朝鮮とは、一時期(10年ほど)の例外を除いて、ずっと対立したままです。かくも長き休戦状態を維持したままなのが余人(よじん)からすれば不思議ですが、うんざりするほどの対立を日常的に繰り返している韓族としては「大した問題ではない」のかも知れず、私にはまったく理解できません(笑)。

中国官営メディア「漁船に砲撃を許す?韓国政府は気が狂ったのか」

中国の「環球時報」、社説で暴言に近い激しい非難 「国の上も下も、民族主義の集団発作」・・・・・・

徐宝康・元「人民日報」記者は同紙とのインタビューで、韓国の世論が激化する原因について、「小国の心理状態」だと分析し、揮発性の強いポピュリズム、韓国の大統領選挙局面などがその背景にあると主張した。 同紙の英語版である「グローバルタイムズ」は、韓中の海上境界が未だ交渉段階にあることを指摘し、両国が共同パトロールを増やすべきだという中国海洋専門家の提案を伝えた。韓国ハンギョレ紙 2016.10.12


私のみるところ

中国と韓国のどちらが、ではなくて両国が共に「気が狂った」「集団発作を起こした」としか言えません。

また中国「環球時報」の社説が

韓国海洋警察は、全世界で最も凶悪な海上行政機関の一つ

としたらしいことに関しては

「ヤクザがヤクザを攻撃する」・「目くそ鼻くそを笑う」のたぐいでして、開いた口がふさがりません。

「全世界で最も凶悪な漁船は中国漁船」なのであり、この凶悪集団に韓国海洋警察が対抗しているのであって、もともとの発端が中国漁船にあることは論をまちません言う資格のないことを平気で言う漢族、「いとをかし」。

いくらたくさんあっても中国のメディアの「すべて」が中国共産党の宣伝機関なのですから、たいした取材をしなくてもやっていけるため、まったく信頼性がなくなるのでした。軽く素通りすることです。


金正恩氏の「海賊海軍」は中国漁民をリンチ…黄海での水産資源争い

違法操業を繰り返す中国漁船と韓国海洋警察の対立が激化している。
今月7日、韓国の排他的経済水域(EEZ)で、違法操業をしていた中国漁船を取り締まろうとしていた韓国海洋警察の警備艇に、中国漁船が体当たりし、沈没させる事件が発生。死者は出なかったが、韓国政府は中国政府に対して厳重に抗議した。・・・・・・

一方、その中国漁船でさえ「海賊」として恐れをなす対象がある。北朝鮮海軍だ。朝鮮半島西側の黄海では、ワタリガニ漁を巡り南北の海軍艦艇がぶつかる事件が過去に起きているが、中朝間でもそれに劣らぬ争いが繰り広げられている。

北朝鮮海軍は外貨稼ぎの一環として、自国海域の漁業権を中国漁船に売り渡す。その一方で、漁業権を得ていない違法漁船は無慈悲に取り締まる。名目は取り締まりだが、違法操業の漁船を見つけるや襲撃し、金品を強奪。時には、長時間にわたって凄惨なリンチを加える。まさに「海賊」そのものだ。・・・・・・

その狼藉ぶりはともかく、例え大国・中国であろうと自国の水産資源を脅かす行為に対して、真っ向から闘う北朝鮮海軍の気概は少しぐらい称えられてもいいかもしれない。ただし、北朝鮮漁船もロシア海域で傍若無人に振る舞い、ロシア国境警備隊の反感を買っている。:〔高英起 2016年10月13日

高英起が漁船関係をまとめています。 


 摩擦強まる 漁船体当たり、非難の応酬 

【ソウル大貫智子、北京・石原聖】中国漁船が今月7日、韓国の高速船に体当たりし沈没させた事件を契機に、両国間で緊張が高まっている。韓国政府は、中国の不法漁船の取り締まりで重火器使用も辞さない方針を表明。一方で中国側は、漁船操業の定例の相互監視活動を暫定的に中止すると韓国側に通報した。 

在韓米軍の迎撃ミサイル配備問題を巡り摩擦が生じていた中韓関係だが、さらに悪化しつつある。:〔毎日新聞2016年10月18日  


例の

中国漁船得意の「体当たり」戦術ですね。これによって10月7日には、韓国の警備ボートが沈没していて、韓国では強硬論が高まっています。

とにかく中国人は、中国共産党に従いさえすれば、もう何も怖くないとばかり、ヤクザそのものを演じるのが普通であり、特に属国扱いの韓国には容赦しません。

中国では

漁業関係に中国共産党末端が関連していないはずがありませんので、漁船の不法操業を厳しく取り締まることが中国共産党の中央を否定することにつながり、反政府運動に火が付くでしょうから、そういった国内事情から違法操業を取り締まること能わず強硬に外国(この場合は韓国)に対応している、と思われます。

国の末端にまで中国共産党の黒い手が伸びていることをお忘れなく!

中国が「中韓の漁業協定で定められた水域」で起ったと非難すれば、韓国メディアが「盗っ人たけだけしい」と、低レベルの応酬が続きます。 

それにしても朝鮮半島は、悲しい運命を背負っているように思われます。最後に、次の引用から韓族の差別性を読み解いてください。


このようにして朝鮮民族は中国以上に、中華の礼、具体的には朱子の定めた礼教を果敢に実践し、李朝時代に一大社会改造を行ってしまったのである。 

この過程でコンプレクスにやや遅れながらも、ほぼ並行してプライドが生じてきた。中国よりも中華の礼の行われる東方の礼儀の国という誇りである。この誇りは同時に、中国の礼儀の実践度合により、彼らに民族序列意識を生ぜしめた。

琉球より朝鮮の方が礼儀が実践されているのになぜ朝鮮は下位に扱われるのかと憤り、中国の礼儀の行われていない日本を蛮族の地と卑しみ蔑んだのである。

こうして「上国」へのコンプレクスと「下位国」への優越感が、彼らを足の届くことのない天空につりあげたのであった。:P.179 古田博司「朝鮮民族を読み解く」ちくま学芸文庫


さてさて、皆様はどう思われますか。


事前の「結果受け入れ」について

2016年10月22日 10時14分48秒 | 社会

近く選挙が予定さている時にしばしば問われる質問があります。

それは、「勝ち負けがどうなろうと、選挙結果を受け入れますか」、という質問です。

この場合、選挙などあり得ない国、たとえば中国などを除外しています。

「選挙結果を受け入れるかどうか」を問われたら

自分が勝ったら選挙結果を受け入れ、自分が負けたら選挙結果を受け入れない

と言いたい衝動を抑えながら、次のようにいうのが普通です。

いかなる結果になろうとも、選挙結果を受け入れます

そしてこのあとの対応は、国によって異なるでしょう。

  • 選挙に負けた陣営のほうは、気まずい思いを隠せず、特に親戚縁者で別々の候補を応援していた場合など「もう絶交だ」となり、あとあとにまで尾を引き2度と和解しようとしない風習がある国。
  • 負けたほうと勝ったほうが握手をして選挙戦での対立を緩和し、場合によっては勝った候補が負けた候補を重要な役職に取り立てて国が分断されるのを防ぐ。

投票行動の次に大切なのが、開票作業です。

  • その国の公務員が中心になって開票
  • ボランティアが中心になって開票

されるのですが、常に不正開票作業の芽が忍び寄っています。

  1. 「選挙」というものがあり得ない独裁国家
  2. 一応「選挙」というものが存在するけれども、絶えず「開票」に不正が指摘される擬似民主国家
  3. 「開票作業の不正」を法律で規制しようとしている国家

などの組合わせがあります。 


近く行なわれるであろう最終決着を、「結果にかかわらず、受け入れない」と表明した例が最近2つありました。

調停裁判

アメリカ政府が韓国政府に対して、フィリピンが中国の埋め立てに関して訴えていた裁判の判断が出る前に、「判決結果にかかわらず、裁判所の判断を尊重する」よう表明することを要求したのに対して、韓国政府が拒否した。

米大統領選挙

第3回目の候補者2人〔ヒラリー・クリントン(民主党)とドナルド・トランプ(共和党)〕によるテレビ討論で、司会者からの「20日後の大統領選挙結果を尊重するか」という質問に対して、トランプが拒否した。ただし直後に別の会場で支持者を前にして「私が選挙で勝てば受け入れる」と表明。

この2つが象徴的でした。 


韓国政府の場合

2015年秋に開催された中国軍事パレードに周囲の反対を押し切って韓国の朴槿恵(パク・クネ)が参加して、限りなく中国に接近しており、やはり1000年以上の中国朝鮮省かとささやかれたのですが、2016年になってから北朝鮮対抗策として米製THAADミサイルの韓国内配備が決まると、中国がいつもの通りヒステリーを起こし、韓国・中国の関係に亀裂が入っている2016年10月現在です。

フィリピンの前の政権が仲裁裁判所へ訴えていた件で、中国は裁判にさえ参加しませんでした。

よって1000年来の従属関係があるためか、それとも経済的結びつきが大きいためか、韓国は、隣国である中国には「逆らえない」ようで、裁判に参加していない隣の中国をおもんぱかって

判決の出る前に韓国政府は「裁判結果を尊重する」

と言えませんでした。

一方トランプの場合

トランプは自分が立候補し選挙に参加しているのに「選挙結果を尊重する」

と言えませんでした。

  • 自分が選挙に勝ったときのみ選挙結果を尊重するというのは、自分がいつも首位になれないと「不正があった」と騒ぎ立てる醜い人間であると自ら証明したようなものです。
  • どんなことであれ、不都合なことは、ただ否定するだけで、別の話題へすり替えようとするところなど、トランプは中国そっくりですね(笑)。

トランプがロシアのプーチンを高く評価している点を追究されると、プーチンには会ったこともなく友人でもないとし、さっそく話題を変えています。

独裁者になりたいトランプは独裁国家〔中国やロシア〕に似てくるものです(笑)。 


これらの短いお話から得られる結果は、以下のようなものでしょうか。 

韓国は、法治国家ではない

トランプはこの段階で、大統領選挙に負けた 


そしてこれらの短いお話から得られる教訓は、以下のようなものでしょうか。

「裁判」という制度を尊重した上で、はたしてその裁判がその国の法律だけを根拠にした、独立性があるかどうかと疑問をもつ、のはいいことに違いない。

「選挙」という制度を尊重した上で、独裁国家や宗教国家ではあり得ないこの制度が、公正であるかどうかと疑問をもつ、のはいいことに違いない。

この点に関しては

韓国もトランプも失格と言わざるを得ません。

もしも独立性や公正さに疑問があっても、いずれも「尊重」した上で、疑問を出せばいいのです。

それができないということは、韓国や中国が裁判を否定し、トランプが選挙を否定している、と見られてもやむを得ません。

とすると、低いレベルでの比較で恐縮ですが・・・・・・

自分が否定している選挙に自分で立候補しているトランプがあまりにもお粗末で、自分が否定している裁判を欠席した中国がまだマシ、という事になりますか(大笑)。

いやそれとも、イギリスがあの中国主導のAIIBに参加した時に、参加しないと内部で有意な発言ができないと言っていたようですから、参加していないアメリカなどは内部で発言をする資格さえないことになりますが、これを採用するならば、自分が否定している選挙に参加しているトランプの方がマシであり、自分が否定している裁判を欠席した中国は発言する資格さえない、のでしょうか(大笑)。

中国共産党が

自分に不都合な仲裁裁判には参加していませんが、それはアメリカがAIIBに参加していないことと同じ

と把握できているかどうか、私には分かりません。

中国は

今になっても日本へAIIBに参加するよう呼びかけているようですが、もしもそれが本気ならば(それはあり得ませんが)仲裁裁判へ参加すべきだったのではありませんか(大笑)。

仲裁裁判に参加しながらAIIBに不参加の国に参加を呼びかけるなら立派、と言わざるを得ません。

え? それは話が別だ、といいたいのですか。はい、そうでしょうね、お疲れさん!次の患者のかた、どうぞお入りください。

都合が悪くなると「ただ否定するだけ」のところなど、中国はトランプそっくりですね(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


「英雄」の描写方法

2016年10月22日 08時20分55秒 | 生き方

日本での「人」のとらえ方は、どのように変遷してきたのでしょう。

日本にも様々な問題点があることをふまえても、なおかつ科学技術・スポーツ・接客などの分野で日本が躍進を続ける秘訣が、ここにあるのかも知れません。

少々固い話のように聞こえますが、簡潔に、そしてできるだけ分りやすく述べたいと思います。


結果を重視する手法

これが普通の構成方法です。

こんな立派な人がいました、こんな偉業を成し遂げました、といった事例を列挙する手法で、通常の教育にはもってこいですね。多くの場合、反対者がいないので、比較的順調に推移することでしょう。

しかし物事が分ってきた人からは、「単調な手法」と「偉人の欠点に触れない」ところが、嫌われるようになるでしょう。

経過を重視する手法

ある人が、こんな環境で、周囲の反対を押し切って、こんなことをした、というパターンです。結果ではなく経過を重視します。

結果ではなく、その経過を丹念に述べて、なぜ「立派」な業績を上げることができたのかを解き明かすようになります。

もしも実際に失敗したことを加味すれば、さらに効果的です。

実際には、上の両者が入り混じることになりますが、分りやすくするために、あえて2つに分けてみました。何かご参考になるところがあれば幸いです。

具体例に入りましょうか。


独裁政権ではどうか。

強引に偉人へと仕立て上げるためには、でっちあげでもいいですから長所をくどいほど述べましょう。短所にふれることは厳禁で、せいぜい「乗り越えた壁」について軽く触れる程度とします。

かつて日本にも、アメリカにも、朴正煕軍事政権下の韓国でも、見られました。

幼少の頃の「立派」さ、そして長じてからの「業績」を、実際以上に高く評価することを忘れてはいけません。

どんな汚い手法で敵を打ち破ったかについては、絶対に触れてはいけません。なぜならば・・・・・・

・・・・・・そうです、「生まれながらの偉人」でなければならないので、汚い手を使ってはいけないのです。

英雄を盛り上げる手法はどうか。

官制ではなく、金儲けをねらったヨイショ集団による盛り上げは、独裁政権とは趣が異なってくるでしょう。

子供の頃から周囲との軋轢があったものの、「立派」な行動が随所に見られた、とします。

この「周囲との対立」をいかにして克服したか、が大切な視点です。

選ばれた英雄だった、としたいものです。

普通の国家ではどうか。

子供時代には、目立った特徴がなく、むしろ欠点が多かったとし、当時としては、異端児だったとさえ描きます。このためには、丹念な取材が必要です。

この手法を用いると、受取り側の視聴者・読者たち自身にも「心当たり」があるものですから、より親近感が増すでしょう。「偉人伝」ではないのですから。

そして長じてからの扱いにも留意し、順風満帆(じゅんぷうまんぱん)にスタートさせてはいけません。いくら頑張っても成果がでなかったことを、こと細かく述べることで、ますます親近感が増すことでしょう。

そしてここからが大切なところですが、予想できなかった「運」をつかむのですね。日本ではよく言うのでしょう、「運も実力のうち」だと。

ここに至って、それまでの苦労が、見事に生きてきて、「周辺の人の現実の生き方がよく理解できる」理想的な上司となって出世します。苦労が消え去るわけではなく、むしろ現実の対応に活かされているのでした。

現在、周辺をゆるりと見渡していると、ふとそんなことを感じるのです。

  • 利益を出そうとして、机上の空論にふけり、メディアが独走してはいけないのです。
  • あるべき姿をちゃんと認識できるかどうかが、分かれ目です。読者や視聴者が喜びそうなことだけに走ってはいませんか。利益は大切ですが、媚びてはいけません
  • 場合によっては、読者や視聴者を叱責できる良識を見せられるかどうかでしょう。言うのは簡単ですが、なかなかできないことです。
  • 日本に限り極端ないい方をするなら、昔は「結果重視いまでは「経過重視ではないかと思います。「1位を目指す」として分不相応の予算を獲得して甘い汁をすっている人がいませんか。「2位以下では意味がない、1位でなければ。」と主張する現代離れした古い人がいませんか。どうかあたりを見渡して下さいね。

こんな視点で、日本を、沖縄を、朝鮮半島を、中国を、そして世界中を見渡して見ませんか。 


最後に

結果を大切にするなら経過も重要であることを示す例として、農産物の表示規則を挙げます。ただし以下で引用した部分は相当古いものですから、是非とも最新の決まりを御覧下さいますように。

結果を重視する、というと聞こえがいいかも知れませんが、「分りにくい結果」になりがちで、そこに法の裏をかいくぐる余地が生まれます。

この意味で私たちは、経過を知ることで、この弊害を少なくしたいものです。


「有機農産物」
「転換期間中有機農産物」
「無農薬栽培農産物」
「無化学肥料栽培農産物」
「減農薬栽培農産物」
「減化学肥料栽培農産物」

:農水省 平成4年〔1992年〕9月発表の「青果物等の特別表示ガイドライン」より :P.31 横田哲治 有機食品の秘密 三一書房

皆様は、野菜などを何も分らないまま「安全なのだろう」と思って購入し、それを「体にいいから」と子供に強制的に食べさせていませんか。

また農産物の表記で、「有機」、「無農薬」と「減農薬」、「無化学肥料」と「減化学肥料」、などの区別ができた上で購入していますか。

悪意に解釈すると、好意的に見える表示方法の「落と穴」を解説する人が、規制側あるいは生産者側と結託しているのかも知れません。

同じように、法律に詳しい人ではなく、法律の抜け穴に精通した人を養成するのが法律の専門教育だと考えている人もいるようです。「法の裏」を知ることは、金にさえなればどちらの側にたってでも弁護できる弁護士にとって必須の項目なんでしょうね(笑)。

そういう人がマスメディアでも珍重されており、そういった人が生産者に対して一番あぶない法律ギリギリの助言をしているのかも知れません。

消費者が自分の身を守るために、そういったガイドラインに秘められた「消費者保護のように見える生産者保護の実体」を、知る必要があります。

こういった地道な努力が、安全な日本の農産物を育てるのでしょう。

飢饉を避けるため、また原価を抑えるため、安全面・健康面など無視して食糧を生産している他国には、見られないのです。

しかし、安全のためには、私たちが勉強しなければならないのでしょうね。

最新と思われるものを引用してみました。ご利用になる場合、必ず最新の情報にしたがって下さいますよう。 


 2 平成15年の改正に当たっては、消費者からの

  • 『無農薬』の表示は残留農薬がないとの誤解を与える
  • 『減農薬』の定義が曖昧で分かりにくい 

といった意見を踏まえ、表示の曖昧さに起因する消費者の誤認を防止することに重点を置いた見直しが行われました。その結果

『無農薬栽培農薬』
『無化学肥料栽培農産物』
『減農薬栽培農産物』
『減化学肥料栽培農産物』

等の表示が表示禁止事項とされるとともに、化学合成農薬(今回改正では節減対象農薬に)及び化学肥料の節減状況について、節減割合、節減の比較基準及び節減対象(使用回数、窒素成分)の3点を明示(使用していない場合は「栽培期間中不使用」と表示)することとされました。:P.31 特別栽培農産物に係る表示ガイドライン

つまり「無~」という表現が誤解を招きやすいという苦情があったので禁止・改正したというのですが・・・・・・。

「化学合成農薬の使用節減」に関して

    • 節減の割合
    • 何を元に節減したか
    • 何に対して節減したか(回数など)

を明確にしたとはいえ、ますます分りにくくなってきたようです。

ただし、同「3」では、「特別栽培農産物」の基準を満たさないので表示できない場合でも、かつての「無~」と「減~」の「曖昧な表示を行うことは適当ではありません。」としており、罰則はなさそうで、あくまでも消費者の選択に委ねています。

また

栽培期間中

にも注目したいものです。栽培期間中に農薬を使わないことなんです。法の抜け穴をここに感じませんか(笑)。

病原菌や害虫を防ぐには、相当の努力が必要だということでしょうか。

参考サイト

有機農産物表示制度はどう変わった←これも古い?


ただし、上記の内容も古いと言えます。何回も改正されていますので、最新の規則を利用して下さい。そうして初めて、「現在の違反食品」を見分けられるのですから。

今までは、電気機械製品同様に、生産者の論理で作られ売られていましたが、電気機械製品も農産物も、消費者の目線を大切にするように、変化してきました。

ただし、まだまだ生産者を保護しているため、行政側のルール作りが分りにくいのですが、せっかく消費者の目線が重要視され始めたのですから、より効果のある制度〔表示方法と罰則規定など〕へ改めたいものです。

現在の段階では

確かに生産者優遇から、消費者優遇へ移行しつあるものの、悪意的に解釈すれば、生産者のために「消費者の選択」と称する逃げ道をたくさん用意しているような気がします。

これからも注視していきたいものです。


さてさて、皆様はどう思われましたか。きっと異なる視点をおもちでしょうね!


フィリピン大統領ドゥテルテ

2016年10月21日 02時19分05秒 | アジア

フィリピンの選挙で

2016/06/30から任期6年の予定で大統領に選ばれたドゥテルテが、またまた豹変したようです。

この人は、フィリピンのトランプとされるくらい、豹変が多いことで知られていますが、驚くことなかれ、現在のフィリピン大統領なんです(笑)。

トランプもアメリカ大統領選挙の共和党候補でして、民主党候補のヒラリー・クリントンに肉薄しているようで、ひょっとすると、あと1ヶ月後にはアメリカの大統領になっているかも知れません(笑)。←あり得ないか?

2016/10/20にクリントン(民主党候補)とトランプ(共和党候補)の3回目の公開討論があり生中継されました。どうでもいいことですが、これを見た私が100点満点で採点したところでは・・・・・・

    • クリントン 50点
    • トランプ  20点

私にはアメリカ大統領の投票権がありませんが、どうやら消去法で決めなければならないようで、アメリカ国民も大変どすな!

さてトランプのことはいいとして、フィリピン大統領ドゥテルテの話に戻りましょう。

ドゥテルテの流れをざっと見ておきましょうか。 


2016/06/30

フィリピン大統領に就任

前のアキノ大統領が親米・反中だったのに対して、反米・親中になりそうな印象。これを後押しするのが、人数としては少ないらしいのですが、フィリピンの経済を牛耳っている華人たち。

フィリピンでも当然、反中暴動がみられるとのことですが、中国を刺激するとの理由からか、日本ではほとんど報道されないようです。日本のマスメディアにも注意しましょうね。 


2016/09/09 

2016年9月8日のアジアサミットでオバマに対して、アメリカは人権に関して自らの非を認めていないと直言。麻薬関係者を殺害したことに対してアメリカ政府や国連から非難されているのに反感をもち、彼ら(米政府や国連)は何もしていないが、中国は「麻薬中毒者のリハビリ施設支援を提案した」としている。反米・親中の色が濃くなってきた。〔朝日新聞 2016年9月9日

ジャカルタの講演で、オバマへの暴言は実は米国務省への非難だと釈明したようですが、人権侵害で非難する潘事務総長については「こいつもばかだと思った」と断言したもよう。時事通信 2016/09/09 


2016/09/22

来月10月末に日本を訪問することで調整中とのこと。〔時事通信 2016年9月22日 


2016/10/04

マニラでの演説で、アメリカ大統領オバマのことを「地獄に行け」と言ったらしい。また「アメリカと縁を切る」とし、米比合同軍事演習も今回が最後だとします。トランプがクリントンに対して「刑務所へ行け」と言ったのと似てますね。

これだから「ドゥテルテ≒トランプ」なんです。オバマには2週間前に謝罪したはずですが、「地獄へ行け」とは大統領とは思えない暴言ですね。アメリカやオバマに対して、恫喝したり謝罪したり、ドゥテルテは分かりませんね。分らないもの同士で、ドゥテルテが中国に接近するのでしょう。6年後にフィリピンで新し大統領が誕生したら、再び親米になるのでしょうか。〔huffington 2016年10月05日 


2016/10/12

ドゥテルテがまた豹変して、既存の防衛条約・軍事同盟を維持すると表明したもようです。1週間前にはアメリカとの軍事演習はこれが最後と言っていたはずですが、どちらが正しいのでしょうか。もうこの人はメチャクチャですね。一方アメリカ政府は、アメリカとフィリピンの関係は不変としています。〔ロイター2016年 10月13日〕〔CNN 2016.10.14 


2016/10/14

国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)のベンスダ主任検察官は14日までに、フィリピン当局による強権的な麻薬犯罪対策について、容疑者を超法規的に殺害することはICCの訴追対象となる可能性があると警告する声明を発表した。産経新聞 2016.10.14 


2016/10/15

 フィリピン最高裁のカルピオ判事は15日、中国と主権を争う南シナ海のスカボロー礁について、ドゥテルテ大統領が中国からの資金援助などと引き換えに主権を放棄した場合、「大統領は弾劾(だんがい)に値する」と述べた。現地報道によると判事は、「ドゥテルテ氏が一度主権を譲り渡せば、中国は二度と我々に戻すことはない」とクギを刺した。

 この発言を受け、ドゥテルテ氏は16日の演説で、18日から訪問する中国で南シナ海問題を議題にする、と述べ、これまでと姿勢を一変させた。「(主権問題で)取引しないよう細心の注意を払う」と言いつつ、「だが強い負荷をかけることもしない」とも述べた。最高裁判事の発言については、「判事の言うとおりだ」と述べた。

 フィリピンの排他的経済水域にあり中国が実効支配しているスカボロー礁について、常設仲裁裁判所は7月、中国がフィリピンの権利を侵害したとの判断を示した。だがドゥテルテ氏は権利主張に消極的な姿勢を見せ、「漁業をさせて、と中国に頼もう」などと発言していた。朝日新聞 2016年10月16日

中国よりと見られていましたが、フィリピン最高裁判事から、南沙諸島・西沙諸島あたりで主権を放棄した場合、大統領弾劾に値すると警告されると、また豹変して、近く中国を訪問するときには南シナ海問題を議題にすると述べています。 


2016/10/16

訪中前にドゥテルテ大統領「南シナ海問題、議題になるだろう」産経新聞2016.10.16

3~4日後に中国で習近平と会談するときに、領海問題が議題になるだろうと述べたとされます。アメリカと中国の間を揺れ動くのは、韓国と同じですね(笑)。 


2016/10/17

ドゥテルテ比大統領 「南シナ海、主張する」 あす初訪中、方針転換表明

 【バンコク西脇真一】フィリピンのドゥテルテ大統領は16日、18日からの中国訪問などを前に南部ダバオの空港で記者会見し、習近平国家主席との首脳会談で南シナ海問題に触れる考えを示した。これまでは議題としない考えを示していたが、ドゥテルテ氏は一転して「我々の主張を押し通す。取引はしない」と強調した。毎日新聞2016年10月17日 


2016/10/20 訪問先の中国北京で・・・・・・

「米国にさよなら」 フィリピン大統領、中国への傾斜鮮明に

【10月20日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は19日、訪問先の北京(Beijing)で行ったスピーチで、同盟国である米国に「さよならを言う時が来た」と述べた。大統領はフィリピンの同盟関係の再構築に乗り出している。afp 2016年10月20日

中国へ行ってから再び米国を非難。この人は、どこで何を言うか、わかりませんね。

それにしても、母国フィリピンの最高裁判事から釘をさされ、急きょ「反省」して、東シナ海を議題にすると言っていたのですが、またまた中国に気兼ねしましたか。 

仲裁判決棚上げ合意 南シナ海、対話再開 〔毎日新聞2016年10月20日 22時09分〕

中国に限れば

棚上げとは、中国を非難する側が、表明をしない」ということでしょうか。

中国は不利な場合に限って、「棚上げ」をするのですが、「棚上げ」しておきながらその裏で埋め立てをどんどん進めるのが中国の常套手段なのでしょう。

分りやすく言えば、「埋め立て地の軍事拠点化がどんどん本格化する現状を黙認する」のが「棚上げ」なんでしょう。

こうなると法律の意味がなくなってきます。

自分の思考のみが正しいのであり、それに反することは無視ししてどんどん領土を拡張する中国。

「フィリピン領土の主権を放棄」しなかったことで、フィリピン国内での弾劾は避けられそうに見えますが、

埋め立て対立の棚上げ≒埋め立て続行の黙認≒主権を主張しない≒主権を放棄

とみなされるでしょうからやはり弾劾の対象になりそうだと私は思うのです。 

またフィリピンは

仲裁裁判のような国際司法に訴えるのではなく、独裁国家が好みそうな「2国間対話」をするそうです。

そういえば中国共産党はもちろんのこと、ドゥテルテになってからは特にフィリピンも独裁国家になりましたか。そうなら納得できますが(笑)。 

怖いですね(笑)。中国や北朝鮮という独裁国家は、「多国間対話」がにがてであり、とにかく「2国間対話」に持ち込めばなんとかなる、という希望があるようです(笑)。 

弾劾の対象になるかどうかは

あくまでもフィリピンの人たちが決めるべきことです。 

しかし豹変を繰り返して信用を落とせば、結局フィリピンという国の信用を落とすことにならないか、大いに心配です。 


つまり、フィリピン関係は、こういうことですか。

▲前のアキノ政権が中国を仲裁裁判所へ訴える

新しい大統領ドゥテルテが決まる(2016/06/30)

仲裁裁判所が2016/07/12に「中国の主張に根拠なし」と裁定

比大統領ドゥテルテが米オバマをののしるも、実際に会って謝罪

ドゥテルテが中国を訪問する直前になって、中国共産党にそそのかされたか、再びオバマを軽蔑

フィリピン最高裁の判事から、「南シナ海の主権を放棄すれば弾劾に値する」と警告される

▲恐れをなしたか、中国訪問前に「議題にする」「我々の主張を押し通す。取引はしない」と述べた。

中国を訪問し、南シナ海問題については棚上げすることで「合意」し、「2国間対話の道に戻ることで同意」。

この「棚上げ」は「主権を放棄」したことにはならないように見えますが、いまだに進行しつつある中国の横暴を黙認したことになり、「主権を主張してはいない」ので、一方的な大統領の権限で「主権を棚上げ」したことが「弾劾に該当しない」のかどうか、難しいところです。

中国訪問前に弾劾を避けようとして「我々の主張を押し通す。取引はしない」と強調したのは、やはりウソだったようで、議題にもならなかったようであり、コロコロ変わる「お手本」のようなものですね。

ドゥテルテは、その時には「そう思った」のであり、それに何の問題があるのか、と威張っているようです。その根拠として必ず敵を罵倒するのは、トランプそっくりですね。 


予想通りの決着でしたね。

あとはベトナムがどう動くかでしょう。

仮定の話とはいえ、もしも、トランプ(米)ドゥテルテ(比)プーチン(露)習近平(中)と独裁者がそろえばどうなるかですね。トランプの就任が叶うかどうかは、あと3週間で決まるようです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 150 非難

2016年10月20日 03時26分52秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。


いったいどんな時に、中国共産党は「非難」声明をだすのでしょう。

世界の国や人々から「称賛」されることが少なく非難」されることが多い中国。

一方で、中国共産党がしばしば相手を「非難する

他国から非難されるから、他国を非難する、という構図でしょうか。

ですから、ウソ・見せかけでもいいから、「立派そうにみえる」ことをしなければなりません。

なぜこうなるのか、その心理を追究するのが、本記事でした、まる。

非難され続けると、人は攻撃的になるものです。

中国が、管理できないほどの広大な国土を統率していると、もう制御不可能なことが山積してしまい、とにかく「中国共産党」という特定集団の利益を優先するほうが最も大切という原点に戻ってしまい、形式程度の役職を設けて、ヒマに任せて中国国民のことを、「少しだけ」考えるそぶりを見せる、これが独裁政党「中国共産党」でしょう。

そうです、中国共産党が支配する今の中国は、「アフリカ」の最貧国と同等の反対派乱立の制度でして、日本で言えば、安土桃山時代より前、戦国時代のようです。

現代の中国を、強いて表現するならば、安土桃山時代と言えるのかも知れません。というのは、豊臣秀吉が天下統一したとみられるものの、明日はどうなるかわからないのですから。 


中国政府「強烈な不満」表明 日本の防衛白書を受け

防衛白書に対して「強烈な不満と断固たる反対」を表明する談話を相次いで発表した。

外務省は陸慷報道局長名で「『中国脅威』を悪意に誇張して緊張をつくり出している」とし、尖閣諸島(沖縄県)について「中国領海へのパトロール」など「必要な措置を継続する」と主張した。南シナ海問題でも「日本は問題に介入し、地域の緊張をあおっている」と非難した。・・・・・・

「日本国民をミスリードし、中日関係改善に障害をつくり出すことをやめなければならない」・・・・・・

国防省も防衛白書は「中国軍のイメージに泥を塗っている」と断じた。:朝日新聞デジタル 2015年7月22日16時14分(公開期間が終了している)


1年以上前の記事ですが、攻撃的な人間の常として

「自分が攻撃的である」とは夢にも思わないので、「攻撃的な自分が原因で、相手が攻撃的になっている」ことを知らないまま、「相手が生まれながらに攻撃的である」と錯覚し非難しするのです。

よって「攻撃的な相手に対抗」するために、自分がさらに攻撃的になる、というわけです。

こうして攻撃的な人はいっそう攻撃的になるのでした。 

  • 独善的な言動を続け、周囲から非難され続けるのが中国。
  • その中国の独善的な行動を咎める周辺の言動を「非難」するのが中国共産党。
  • つまり非難されるので非難する中国共産党
  • 「自分自身の行動が自分自身で見えない」という民族病が、いつものけんか腰を暗示しております。もちろん「けんか腰が、自分の事を見えなくする民族病を誘発している」とも言えます。
  • 他国から咎められたら「内政干渉」「介入」と騒ぎ、一方でいつも他国に「内政干渉」「介入」をし続ける中国共産党。これを落語と言わずしてなんとしょう 

こうやって非難合戦が続きます。

周辺が中国を非難する」のと「中国が他国を非難する」の意味の違いを御理解いただけましたでしょうか。 


中国共産党は、いつも「非難」の言葉を相手に発します。

これは独裁政権特有のもので、いつも自分は正しく、相手が間違っている、そう錯覚するところに端を発しています。

主張するのは構いませんが、人の話を聞いてみるという余裕がまったくないのは、やはり「未熟そのもの」で、こまったことでおじゃる。

切羽詰まった独裁政権ですから、いつ自分が失脚するか、いつ暗殺されるか、その恐怖がつきまとうのでしょうか。

ですから「やる前にやる」となり、「法治国家」からはほど遠いと言わざるを得ません。

北朝鮮や中国をみていると、よく分りますね。

こういうのが、自分があおっている」のに、「相手があおっている」と感じてしまい、口汚く非難する

という心理状態でした。

「日本国民をミスリードし、中日関係改善に障害をつくり出すことをやめなければならない」

に至っては、まるで中国共産党が自分自身のことを懺悔(ざんげ)しているようで、まっこと情けないことこの上ありません!

ミスリード」とは、日本人が「中国共産党の意向とは異なる意見をもつこと」であり、「中日関係改善」とは、日本人が「中国共産党の意向をそのまま受け入れること」、なんです。あぁ無情、あまりにも独善的すぎる!

つまり中国共産党としては、「一番かしこい自分たち」にヨイショしないと、猛然と口汚くののしり始める、ということを、表現を変えて、何度も何度も言っているわけです。

かわいそうなこの人たちの心理状態が、少しでも御理解いただけたでしょうか(笑)。

こんなのに称賛を浴びせるなんて、周辺の息のかかった属国でしかできない芸当です!

「中国軍のイメージに泥を塗っている」

のは中国共産党自身の言動なんですね。決して日本の防衛白書ではないようです

中国共産党の発する非難を吟味すると、ほとんど自分自身のことを語っている印象で、これはブーメランの如く自分に返ってくるでしょう。別の表現をすると「天につばする」行為ですね。

また外国宛てに発表する声明は、自分の政敵への声明なのかも知れません。

中国人が「苦渋の選択」であることを臭わすのは、ウソ偽りの国としては「自尊心を捨てる行為」で、あり得ないのでしょう。

いくら迷ってはいても、苦渋ではなく躊躇のない判断だとするのが、中国流儀であり、そしてこれが命取りになるとは・・・・・・世の中は分りませんね。

中国人は、いま発する言葉を将来、証拠として引用したい?

今の中国人為政者の「独善的な判断」を見ていると、やはり昔の中国人も「独善的だったに違いない」と確信します。

よって独善的な中国人が、いくら「かつての中国人が言葉に残している」と主張しても、「そのかつての時代の中国人の言葉もやはり独善的だった」と類推されますから、いくら過去を引用しても、意味のない虚しい主張になります。はい、お疲れさん、というところです(笑)。

「ひょっとして、自分が攻撃的に過ぎるのではないか」

と考える人なら、他人を攻撃的にさせるような「攻撃的な人間」にはならないでしょう。 

今回の引用記事で朝日新聞が

事実を坦々と伝えているのは興味深いところです。

少し前までなら、あらゆる事案において、間違いなく「中国共産党の意向をそのまま伝える」という、まるで「中国共産党東京支部」であるかのように振る舞っておりました!

朝日新聞も少しずつ変わってきたのでしょうか。中国人特有の発作的な反発を受けない程度に、徐々に徐々に自らの使命を発揮してもらいたいところです。

いきなり中国共産党への批判をそのままぶつけるなどして、「変身」が中国共産党にバレてはいけません。徐々に目覚めていくことです。


以上を中国に適用すると〔あと292文字。もうしばらくの辛抱です!

  1. 中国が世界中を敵に回して「身の程知らず」の暴挙に至り、緊張を高める
  2. これに対抗して周辺国が「警戒心」を高め、包囲し制裁し始める
  3. そうすると中国が「悪意に緊張を誇張している」と非難する

こういうことになろうかと思います。これが「自分が見えない幼稚さ」なのでした。 

立派そうに見えることで中国がやり始めたことですが

  • AIIB・・・・・・アメリカに対抗するものの、中途半端に終わりそう
  • アフリカ支援・・・・・・経済的に支配しようとしている
  • 宇宙開発・・・・・・平和目的としながら軍事的利用を目指します

など裏が透けて見えるのは、致し方ございません。どうしようもないですね。

さてさて、皆様はどう思われますか。


台風22号〔最終〕

2016年10月20日 03時25分52秒 | 科学(気象)

もう日本は、大丈夫でしょう。

とはいえ、今中国を訪問中の大統領ドゥテルテの母国フィリピンのルソン島を、東から西へ横断しかかっています。

中心気圧915hPanとのことですから、そうとうの被害が予想されます。

例によって気象庁のデータをGoogleEarthへ書き込んでみました。

これは3時間ほど前のデータですから、すでにルソン島へ上陸しているはずです。

台風災害が少しでも減ることを祈っております。これしか言うことがありません。



北朝鮮の醜聞16 中国そっくり

2016年10月19日 06時11分48秒 | アジア

朝鮮民主主義人民共和国、もう論外だ、と考える人が多いでしょうか。

  • 民主主義」や「人民」がどこにもない国に限って、国名に「民主主義」とか「人民」がつく、という大きな矛盾。
  • 様々な国連決議を平気でやぶって核開発を続けたあげく、「非核路線を歩む」と発言するペテン体質。

ペテン体質? するって~ぇと、なにかい

  • 痩せた人が「ダイエット」という美しい言葉に憧れていて、いつか使ってみたいと考え、何を始めたかというと、ほかのことを犠牲にしてまで食べまくり、ようやく念願の肥満児になったのです。そしてついに夢にまで見た言葉を発します。「よし、ダイエットだ」 ←もう遅いっちゅうの
  • ヤクザとは何の縁もないまじめな人生をおくる人がいて、唯一の趣味が「任侠映画」で憧れの言葉が「足を洗う」でした。ある時ついにその人は裏社会に入ることになり、念願かなって「ヤクザの正社員」になり、やっと次の言葉を発することができました。「ヤクザの世界から足を洗おう!」 ←もう遅いっちゅうの

補足事項:ちゅうの

これは、ウスターソースとトンカツソースの間の粘度をもつソースの事ではありません。

↑ それは 「中濃(ちゅうのう)」 だっちゅうの

 ウソばかり、平気で言える、その度胸  


北朝鮮

表:非核路線を歩む 裏:核開発を続け国民は飢餓状態

中国

表:埋め立てはほぼ完了 裏:埋め立て続行

表:軍事拠点化しない  裏:着々と軍事拠点化を進める

まったく平気でウソをつき、裏表が多すぎるこの2国を信用する人は、それほど多いとは思いません。 ←かなり抑制気味ですね(笑)。

それでも私は、だまし国家・ペテン国家に幸あれと祈らずにはいられません。←うまくいくはずがない、と信じながら!


北朝鮮メディア、朴槿恵大統領を非難

北朝鮮の労働新聞は13日、論評員による長文の記事で、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領を非難した。朝鮮中央通信が同日、日本語の要約版を配信した。

文は「(朴槿恵は)『北が挑発を準備する』『挑発が予想される』として南朝鮮社会に極度の不安感を鼓吹している」と指摘。

さらに「朴槿恵は、狂った女のように奔走しながら『北の挑発』『北の核脅威』をけん伝すべきではなく、青瓦台に閉じこもって歴史の本を開いて自分の父をはじめとする歴代挑発者らの運命がどんなに悲惨であったのかを着実に勉強する方がよかろう」と強調した。・・・・・・

(朝鮮中央通信が報じた日本語要約文)・・・・・・ 

朴槿恵は、狂った女のように奔走しながら「北の挑発」「北の核脅威」をけん伝すべきではなく、青瓦台に閉じこもって歴史の本を開いて自分の父をはじめとする歴代挑発者らの運命がどんなに悲惨であったのかを着実に勉強する方がよかろう。Daily NK 2016年10月14日 


朝鮮中央通信の報道では

韓国の朴槿恵(パク・クネ)が「北の挑発」「北の核脅威」「安保危機」を連発して対決を叫んでいるとしますが、これは中国そっくり

なぜ北朝鮮の表明が中国のそれと似ているか、もう言うまでもないことでしょう。・・・・・・と言いながら、何かを言おうとしていますね(笑)。

北朝鮮と中国の共通点として次が挙げられます。

  • 中国朝鮮省」状態だったこと。朝鮮半島は、いいも悪いも1000年以上も続いたこの影響を受けていないはずがないのです。
  • 一党独裁」であること。中国はほぼ共産党のみ、北朝鮮は朝鮮労働党のみで、共に支配者層に有利な「共産病」。失政があっても代わるべき政党がなく、国民が選択できない独裁政権なのでした。
  • 弾圧政権」であること。共産主義の行き着く先は、こういう状態なんでしょう。理想に燃えるのはけっこうなことですが、為政者の失政があっても、弾圧すれば、乗り越えられます。弾圧の手法により、中国と北朝鮮では若干の違いがありますが、誤差の範囲と考えるなら、これはひどすぎる抑圧・弾圧・言論の自由剥奪と言えます。
  • だましあい社会」であること。かわいそうですが、国民は、巧みにうそをつかねば生きていけません。親兄弟であっても、どんな罠があるかも知れず、心を許すわけにはいかないのです。
  • 党を讃美」しなければなりません。これは強制であり、違反すると「強制労働」「農村での再教育」と言う名の理不尽な罰則がまっており、場合によっては拘束・逮捕・投獄・処刑となります。庶民は、いつ自分が拉致され粛正されるか分らないという不安に襲われながら、だましあいの社会を生きてゆくしかないのです。
  • 共産主義的な支配体制」であり、ここに儒教風味が加わります。北朝鮮は、100年以上前に崩壊したはずの朝鮮王朝(李氏朝鮮)と同じ支配制度をもっているようで、日本で言えば「徳川幕府の時代」が今でも続いており、時代錯誤もはなはだしいと言わざるを得ません。中国も、共産主義の師匠であるソ連が既に崩壊しており、あれほど口汚くののしっていたソ連の終末期そっくりの経済開放を進めていますが、共産主義による広大な地域の統率に無理があり、いくつかに分割されて初めて「まとも」な国家になることでしょう。いまのままでは相当危ないと言えます。
  • 漁船員の暴力性」が似ていること。漁船員は、中国であれ北朝鮮であれ、違法操業を摘発されたときには、徹底的に暴力で対抗しなければなりません。中国漁船は韓国の警備艇と死者を出す暴力ざたになり、中国漁船は北朝鮮警備艇に徹底的にやられます。一方で北朝鮮漁船はロシアに拿捕されます。こんな程度であることを理解しておきたいものです。
  • 不安定国家」ですね。両国は、国としての体(たい)をなしておらず、いつまでもつかわかりません。これは「弾圧」にも関係しますが、弾圧すればするほど、不安定になるということです。
  • 看板の憲法」をもっていること。「看板のピン」という落語がありますが、中国も北朝鮮も、法治国家からほど遠く、「信教の自由を保障」する憲法があるらしいけれども、これは「ニセの憲法」であり、実際にはいっさい「邪教」が認められていないようです。まぁ不思議ではないのでしょう、とにかくペテン国家ですから。
  • 一揆」と言う名のクーデターか革命か暴動が起ってもやむを得ない状況です。松下幸之助が生きていたら「徳川時代だったら、一揆が起っているのではないか」と言うことでしょう。とはいえ税金について幸之助が述べていたことで、政治制度のことではありませんが。〔その1 その2 その3

切りがないので、このあたりでいいでしょうか(笑)。


「能ある鷹は爪を隠す」程度では簡単に見破られてしまうため、必要以上にバカなフリをしなければならない。これが、いわゆる「韜晦(とうかい)の術」と言えよう。この手の話は、『三国志演義』によく出てくる。:P.203 黄文雄「儒禍 中国2000年の呪縛」2014年9月20日初版第1刷発行 光文社

「必要以上にバカなフリをしなければならない」は、たしか中国のことを述べていますが、私は北朝鮮にも言えることだと思います。

能ある爪は鷹を隠す」いや失礼、そんな巨大な「爪」はありませんね。日本にある諺「能ある鷹は爪を隠す」というのは、こうしてみれば、まだマシな段階のことを指しているのでしょう。日本でも中には「バカなフリ」をして出世する人もいるでしょうが、中国・北朝鮮ほど大勢とは思いません。

徹底的に「バカのふりをしなければならない」中国社会が、私たちには陰湿すぎると映るのでしょうか。

私の意見ですが、バカバカのままでいいし、賢そうに見えて実はバカなのがいてもいいし、極めてまれなことですがバカでない人がいてもいいし、と思うのです。

自分よりも賢い人がいたということを知っているだけで『尊大』になる危険が減少する、と思うのですが(笑)。


金正恩氏が「史上最悪」水害被災地に行けないワケ

高英起 2016年10月14日 

北朝鮮でいままで一番ひどい自然災害が起っても、そしていくら演出とはいえ、金正恩が災害地へ行けないのはなぜか。

これは原典をあたらなくても、もう分るでしょう。そうです、暗殺を恐れているからです。

いつなんどき、自分がねらわれるかも知れないという恐怖心は、普段から自分がいかに残虐なことをしているかの裏返し、とみていいでしょう。

その時には従順に金儲けのチャンスをうかがい、独裁者がいなくなってから反撃するのは、韓国の例をみればよく分りますから、同族である北朝鮮がそうではないとする理由はどこにもありません。金王朝が続くかぎり、北朝鮮庶民は恐怖におののくだけで、反発などできないのです。反発できないような社会体制が儒教的弾圧なのでしょうか。 


北朝鮮兵士か、中国で民家襲い当局と銃撃戦 

 北朝鮮との国境に近い中国・吉林省で北朝鮮の兵士とみられる5人が相次いで民家を襲い、中国の治安当局と銃撃戦となりました。 

 韓国の聯合ニュースによりますと、中国・吉林省の中朝国境沿いの農村で23日夜、北朝鮮の兵士とみられる5人が民家に強盗に入り、17キロ離れた農村でも住民を脅して金品を強奪したということです。その後、28日朝、5人と中国の治安当局との間で銃撃戦となり、2人が拘束されましたが、残りの3人が現場から逃走したということです。:〔TBS系(JNN) 2016年7月29日〕←リンク切れ

詳細は明らかではありませんが、近年の北朝鮮の暴走に対して中国がしぶしぶ国連制裁に加わったことなどへの反感が北朝鮮にあると思われます。

北朝鮮兵士としては、中国の北朝鮮国境沿いに住む韓族たちが中国共産党に虐げられていると言いたいのでしょうが、襲った民家が韓族だったのか漢族だったのか分らないところをみると、単なる中国共産党に対する腹いせだったのでは、とも考えられます。 


金正恩氏がキリスト教を弾圧する理由…「十字架」に隠された秘密 

北朝鮮の憲法(朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法)は、宗教の自由を保障しているが、実際は一切認めておらず、激しい弾圧を加えている。とりわけ、布教活動に熱心なキリスト教は「禁教」として弾圧の対象となってきた。・・・・・・

分断される以前の北朝鮮は、韓国よりキリスト教が盛んであり、平壌(ピョンヤン)は「東洋のエルサレム」と呼ばれていたほどだった。彼の父親が通っていた学校も、キリスト教系の学校だった。金日成氏自身も、キリスト教の影響を強く受けていたとの証言もある。:〔高英起 2016年7月22日

独裁色が強くなってから、一転してキリスト教徒を弾圧し始めたのでしょう。

日本では、江戸時代の少し前からキリシタン弾圧があったけれども、今ではまったく弾圧などありません。なのに日本ではキリスト教という一神教がそれほど流行らないのです。この宗教は、弾圧すればするほど受難精神でより堅固な信仰になるのでしょうか(笑)。 


雑多な北朝鮮情報を集めてみましたが、国民が食べる物にさえ困っているというのに、ミサイル実験・核開発などに大金を注いでいます。

さらに洪水という自然災害に遭遇して庶民は息絶え絶えのようで、普段は国連の決議に従わないまま、こういったときには国際社会が北朝鮮に対して人道的に食糧援助するのが当然だと考える頭脳。よくぞ言えると、もう呆れてしまいますね。

さてさて、皆様はどう思われますか。一方的でしたか?