本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。
ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。
「中国の書店が「親日」であるのにはワケがある 「嫌中本」が売れる日本との決定的な違い
・・・・・・つまり、学歴にかかわらず、趣味や嗜好によって、あらゆる本を乱読して楽しむ日本人型の「読書」とは違い、中国人は読書=勉強、学問だと考えているフシが大きいということだ
(ちなみに、今、書いていて気がついたが「読書」という中国語は、日本語では勉強という意味になる。そのものズバリの単語である)。
2012年にノーベル文学賞を受賞したことで世界的に有名になった作家の莫言も、農村出身で、農村での葛藤などを描いた芸術的で高尚な作品が多い。
「今の中国の庶民の生活とは懸け離れたもの。中国の農村事情を描けば、中国に対して“凝り固まった古いイメージ"を持つ海外(特に欧米)でのウケはよいのでしょうが、中国人から見て、農村の暗い題材の話なんて、夢中になって楽しく読めるものではない」(前述の女性)と辛口だ。・・・・・・
(上のフロアにある)経済・経営本のコーナーには、稲盛和夫、孫正義といった日本を代表する経営者の本がズラリと並んでいる。ほかの書店でも見かけたが、アリババ創始者のジャック・マー(馬雲)などの本と一緒に平積みされていた。・・・・・・
つまり、中国人の心の空白を埋めるもの、それが日本本だったのである。:中島 恵 ジャーナリスト〔2015年06月15日〕
上海に限らず、中国の大都市にある書店では
フェアでもなく復刻版でもないのに、「窓ぎわのトットちゃん(黒柳徹子)」や「雪国』(川端康成)」や村上春樹などの翻訳本が、「パクリ」ではなくちゃんと日本の出版社と契約して店頭に並んでいて、韓国と共に反日で知られる中国なのに、中国人は昔から日本の本が好きだった、と紹介しています。
中国では「反日」の本が見られないのに、日本では「嫌中」「反中」の本が溢れていると「現在の姿」を対照的に伝えています。
もちろんこういう現象は、中国共産党政府の方針が変われば極端に変わるはずですから、「読書の世界でも中国共産党の顔色を気にしなければならない」という独裁国家の特徴を如実にあらわしていますね。
また中国の本が、どこか説教臭さをもっているのに対して、日本の本には説教臭さがない、とみる中国人もいるようです。
一般に
ノーベル文学賞が「固定観念の上で選定される」ことが多いと見るのには私も賛成で、「中国人にとってあまり嬉しくない、いかにも遅れた異国情緒のある中国」のほうに人気が出るのは、現在のところやむを得ないのかも知れません。
見方を変えると、中国社会が徐々に変遷してきているにもかかわらず、中国共産党による極端な弾圧が続いているため、少し高尚なことを言えば「普遍的な価値」のある小説を発行できない中国社会だとも言えます。
現在の中国共産党の弾圧を案に批判するようだと即座に出版が禁止されるようで、これじゃ無理ですね!
上記引用で触れていないことについて、述べましょうか。
- 日本では、中国で激しい反日暴動が起こり始めた時でさえ、反中・嫌中ブームはなかったのですが、この7~8年のあいだに、徐々にブームになり始めました。つまり時間差があったということに注目しなければなりません。中国が親日であり続けたわけでもなく、日本が反中であり続けたわけでもないのです。これは、はっきりさせておかねばならないことです。
- この「時間差」なども加味すれば、中国の書店で日本の本が売れているからといって、中国でかつて反日暴動(2005年)・日系企業への違法な打ち壊し(2012年)という事実がなかったことにはならないのです。再発を防止するためには、中国での法体系を変える必要がありますが、これを繰り返すと「法的に中国共産党の存立が危うくなる」ため実際には行なわれることはなく、よって「いつでも反日が再発する」可能性が残ります。
- 反日暴動は、個人の好みの問題を遥かに超えており、「中国民衆が共産党政府にあおられて日系企業を打ち壊し掠奪した」のは、いかなる理由があるにせよ、厳然として歴史に残る「違法事件」だったのです。そしてその過失を中国共産党政府が認めて謝罪するはずがなく、日系企業の掠奪が、いつ思いつきで再発するか分らない、という現在です。しょせん中国は今のところ、そんな程度の国なんですね。
- 中国共産党は生存し続けるために、不当な「反日」を、まるで正義であるかのように必死に訴え続けますが、そうでもしないと国として統一を保てないのでしょう。そこに限界を超えた無理を感じるのです。
- こんな政府が、国内の暴動はもとより、中国漁船が世界各国で繰り広げる「目に余る不法行為」を取り締まれるはずがない、と言えます。ですから世界各地で中国漁船の違法操業が発覚すると、中国共産党は何も分っていない初期段階なのに詳細を「調査する」ではなく、相手国に対して取り締まりの「再発防止」を要求します。誰が見ても「再発防止」は、「中国政府の取り締まりで、中国漁船の違法操業をなくす再発防止」であるべきなのに、それができない中国であることに、ご留意ください。
- つまり自国に向けられるべき「再発防止」が、相手国の取り締まりの「再発防止」にすり替えられており、中国共産党政府が中国漁船の違法操業を謝罪して「再発防止」を約束したものではないことに、ご注目ください。
- 中国では、政府が反日を訴えその尻馬に乗る人もいますが、一部の中国庶民は消極的な「反日」を続けてきたのでしょう。多くの賢い、あるいは、ずる賢い中国人にとって、中国共産党政府でさえ「だましの対象」であることをお忘れなく!
- 普通の日本人は、「中国共産党の意向だけを伝える日本の新聞社」に飼い慣らされていて、中国で報道規制があることを十分に繰り返して伝えていないため、中国の現実から乖離した報道に留まり、その結果、読者である日本人が「中国人の意識から乖離した理解に至っている」と言え、書店で日本に関する本が異様に多いことに驚くのでした。これはノーベル文学賞を中国人作家に与えたけれども「多くの中国人との間に乖離がある」ことと関係がありそうです。つまり「そうあってほしい」という願いだけが一人歩きし始め、現実をそのまま伝えていない・伝える能力がない、と言えますか。
- 一方韓国では、その建国時の憲法からして「反日」であり、政府が初等教育から一貫して反日を施したため、今では政府・メディアが、自分の起こしたことが原因なのに、もう国民を制御できなくなっているようで、韓国メディアはそれを巧みに利用しています。ただし微妙なところとは言え、中国よりはマシな「法治国家」をめざす韓国としては、日本併合時の中国での亡命政府を認めにくくなってきたようで、これだけは見守るしかありません。
中国国営放送にガンダム出現、自衛隊を紹介するVTRでナゼ?
中国国営テレビが放送した日本の安保法制についての特集番組で、自衛隊だとする映像の中に、日本のロボットアニメのキャラクター、ガンダムが映っていたことが中国で反響を呼んでいます。・・・・・・
中国国営テレビで流れたガンダムの映像は、日本で放送されたコマーシャルの映像と酷似していて、インターネット上から無断で流用したとみられますが、映像が使われた意図や原因は分かっていません。(02日17:49):TBS News 2015年7月3日(金)6時0分 〔YouTube〕
まるで「正義」であるかのように大声で自説を唱えるのですが、「正義をかざすところに正義はない」と言え、しょせん中国共産党ヨイショの連中なんでしょう。
「政府による規制が多すぎると、庶民はパクリに走ってでも政府に対抗する」、これは2000年前からの中国の古典的伝統でした。いまでも中国共産党が細かすぎるからこそ、中国人がずるくなっていることに、なんら変わりはありません。
中国よ、南シナ海はもうあきらめなさい!・・・・・・
こうしてみると、緊迫した事態であるのは間違いないが、侵入後も両国は事態をしっかりコントロールしているとみていい。そのうえで、さて今後はどうなるのか。・・・・・・
それには、かつての米ソ冷戦の経験が参考になる。冷戦は1945年の第二次大戦終結直後から始まり、1989年のブッシュ・ゴルバチョフ会談で終結するまで半世紀近くにわたって世界各地を舞台に激しく戦われた。
スプートニクの打ち上げ成功(1957年)など一時はソ連の力が米国を凌ぐと思われた時期もあったが、共産主義体制の非効率性は克服できず結局、体制内改革であったはずの民主化政策が引き金になってソ連が崩壊した。決め手になったのは経済である。東側の経済が西側に大きく遅れをとってしまったのだ。・・・・・・
中国自身が開発した画期的な技術など、ほとんどないに等しい。ブランド品から半導体、冷凍ギョーザに至るまで日本や米国の商品、先進技術をパクってきて真似してきた。軍事力の核心部分もパクリだ。パクリが本家にかなわないのは当然である。・・・・・・
中長期的にみれば、中国はソ連と同じような運命を辿るだろう。中国がそんな自滅シナリオを避けようとするなら、いまは自ら軍事基地建設を凍結する以外に選択肢はない。どちらにせよ、中国は米国に勝てないのだ。
:長谷川 幸洋 現代ビジネス 2015年10月30日(金)7時1分配信 〔YouTube〕
1年前の記事ですが
裸の王様状態の中国共産党為政者にとって、内側の権力闘争、外側の矛盾だらけの言動が目につき過ぎ、破滅はもう避けられないのでしょうか。
米大統領選挙を1ヶ月後に控え
中国がアメリカに対抗する争いは休戦状態と言えます。
ややクリントンがトランプをリードしているとはいえ、どちらの候補も傷をかかえているようで、これが決まってから中国共産党としては「うまく辻褄をあわせる」屁理屈を編み出すことになりそうです。
「その時はそう思った」からであり、事情が変わって今では「別の意見になった」だけで、「できるだけ矛盾のない行動をめざす」という精神からはほど遠いようです。この体質は、どこか日本の一部女性が言いそう、という人がいても詳しくは触れないこととしますが、これに絶対に謝罪しないという民族性が加わると、もう鬼に金棒・鉄腕アトムにエネルギー・ドラえもんにポケット状態です(笑)。
中国で日本に関する書籍が多く、反日の書籍がない、という引用記事から始まり、中国事情にまで話が及びましたが、なぜ「そんなに中国のことを悪く言うのですか」と違和感をもたれた皆様がいらっしゃることでしょう。
しかし私は、中国が「嫌い」というわけではなく、事実をそのまま述べているだけなんですけど。
「残念ですね、一生懸命仕事やってるんですけど」(田中真紀子)
「一生懸命やってるんですがね」(田中真紀子)
さてさて、皆様はどう思われますか。