曺国(チョ・グク)は
ソウル大教授から民情首席秘書官になりましたが、「首席」にもいろいろあるようで、その名の通りいろいろな「負の」話題を提供する人ですね。
邪推するなら「民情」は「世論操作」統括部署か(笑)。
朴槿恵時代に、職権乱用で元大統領民情首席秘書官の禹柄宇(ウ・ビョンウ)が批判されました。崔順実(チェ・スンシル)への協力疑惑があったというのです。
攻守逆転した韓国では、いまや野党が「曺国が禹柄宇になり得る」と言っております。
どこにでもみられるのですが、こういったくだらない報復が韓国で特に多過ぎるように思います。要するに、左翼と右翼の「情緒的」な争いで、互いに「報復」を繰り返し、通常は泥沼化します。
日韓の対立も、ここに根差していて、左右の対立を「一時停戦」し「挙国一致」にさせる効果があります。「敵は外に作るもの」ですが、それが故にその主張にはたくさんの穴がありすぎます。
私は、韓国社会の細かいところまで分かっていると言えませんが、その代わり「やや中長期の視点で見るとよくわかる」ことがあるのです。視野狭窄症の韓民族には、うってつけの見方でしょうか(笑)。
「与党、曺国氏に偏執症的な執着」vs「党利党略で大統領府揺さぶり」:東亜日報 December. 05, 2018
東亜日報による
「検察の歴史に大恥となる禹柄宇事件(2017/02/22)」という見出しの記事が、朴槿恵2017/03/10弾劾可決の1カ月前だったことに「疑惑」を感じる人もいたことでしょう。
今回の「与党、曺国氏に偏執症的な執着」もその運命なのかどうか。
この韓国での職権乱用ですが
- 何もしないと、反対ばかりで何も決まらず
- 職権乱用をしてやっと何かが可決されます
何かを成し遂げるためには「職権を乱用」しないといけないのですが、これが「行き過ぎ」になるのです。
ようするに「韓国社会の法的問題」なのですが
このまま泳がせておくのがよいと考える人が多いのか「改善の見込み」はなさそうで、同じような「職権乱用」の批判が続くことほぼ間違いありません。
そういえば
自分がかかえる矛盾から目をそらせ、相手の矛盾を突くという「大矛盾」が、法的改善を見送らせているように思われます。
日韓関係でも似たようなことが多すぎますね。ウソをつくのはやむを得ませんが、どうせ政権が変わるのだから、見え見えのウソでもつきっぱなしにしておこうという姿勢が、まっこと残念なことですが、ありありと見えてくるのです。
一言でまとめるならば「民度が低すぎる」のであり、「民度が高すぎ」ても厄介ですが、韓国の未熟な法体系が不安です。
さてさて、皆様はどう思われますか。