北朝鮮漁船の漂流~亡命が増えています。
自分の親が脱北したことをひた隠しにした文在寅の「あるはずがない」脱北事件。
悲しい現実ですが、残念ながら現実を直視できないと(中国と似てますね)、誰でもが気付くはずの「多すぎる海上での脱北」が見えません。
大統領が北朝鮮一辺倒なので「脱北はあり得ない」としなければいけませんが、それが「脱北を見てはいけない」になり、やがて「脱北に関する事実ではない説明」となり、強引に韓国軍を封じ込めます。韓国軍とすれば、事実と異なる説明をする大統領府に、徐々に不信感がつのるでしょう。
次のようなニュースが・・・・・・
「青瓦台が韓国軍をふ抜けにした」:朝鮮日報日本語版 2019/06/30 06:08
たとえ「文在寅がスウェーデンにいた時に発生した」としても韓民族の忖度(そんたく)体質は隠せません。
最初から正直に言えばよかったのに、一度ウソをつくと、それを正当化するために、別のウソをつかねばならないのでした。
レーダー照射事件で、韓国軍が大統領府にねじ伏せられたことは、もう周知のことで、事件が北朝鮮漁船に関係しているので、韓国軍は事実をありのまま言えません。「日本機が低空飛行をして威嚇したことを謝罪せよ」という韓国大統領府の争点ぼかしから、何かが見えてきませんか。
日韓の「報道」の差がこんなところに見て取れます。
韓国では日本政府のコメントのみ報道され、しかも異論を許さないため、まるで反日一色のように見られます。
日本では多様な報道がされていて、親日もあり反日もあるのです。それが結局のところ、最近の世論調査(韓国人のほうが日本人に好意的)や日本に就職先を見つける若い韓国人が増えたこと、などに現れているようです。
韓国では、異論反論を許さないからこうなりますが、100年後に異論反論を許すようになれば、話は別でしょう(笑)。
事の真相は、推測もまじえると、次のようになります。
- すべては北朝鮮一辺倒の大統領に責任があります。たとえ文在寅が北欧にいたとしても、韓国内には忖度(そんたく)する連中がいました。
- 最初のウソは、北朝鮮から漁船が自ら操船して韓国の港へはいり「脱北」してきたのに、韓国軍が「漁船を確保し三陟港へ曳航した」としたところから始まりました。韓国左翼政権としては「脱北なんて絶対にあってはならない」らしく、関係者に事実と異なるウソをつかせました。
- しかし漁船発見からわずか19分後には大統領府が「ただしい情報」、つまり「自力で三陟港へ入ってきた」と報告を受けていたようですが、それを知ったのはあとのことで、知らないまま大統領府が軍の忖度をかばってしまいました。もしも「ただしい情報」に基づくのなら、何もかばわないでしょう。それどころか大統領府は、韓民族らしく「言うことを聞かないやつらだ」と腹立たしく思ったことでしょう。
- その後、「北朝鮮の漁船が自力で修理して三陟港に来た」とまたまた二重にウソを強化したようです。「北朝鮮漁船は曳航された」の延長でしょうが、ウソが丸見えでしたね。大統領府としては、決して「独自で入港した」とは言えず、「修理して」入ってきたらしく、なんとか最初のウソをカバーできたと安堵しています。
- 北朝鮮漁船乗組員4人うち2人が北朝鮮へ戻りたいとしていたのも不可解で、韓国側が「船を強制的に北朝鮮へ送り返すために工作した」という印象で、このため「2人が強制送還された」と見られます。強制送還された乗組員が「正直に何かを述べることはない」とみた韓国大統領府がさせたことで、全員が亡命すれば、船の扱いで困ったに違いなく、これについても近く「見え透いた」ウソのコメントが大統領府から出ることでしょうから、楽しみです。
- こうなったのも最初のウソから始まっております。無批判な北朝鮮一辺倒という間違いからおこったものと言えます。
文在寅政権は、もう支離滅裂ですね。
韓国国防省が発効した「2018国防白書」では、従来の北朝鮮が「敵」であるとする表記を削除していますが、3年後文在寅政権が終われば、多分「敵」は「復活」することでしょう。
日本の防衛白書では、韓国が「重要な隣国」であるという表記を削除したらしい。「隣国」は変えられませんが「重要」ではないのです。
韓国が「北朝鮮が敵」を削除し、日本が「韓国は重要な隣国」を削除したのですね(笑)。日本は内政干渉にあたるため「北朝鮮が敵」を削除したことを非難しませんでしたが、韓国は平気で「韓国は重要な隣国」を削除したことを非難しています(笑)。
北朝鮮では、3年後も今と変わらず
その分、北朝鮮国民の窮乏が激しくなり、そして金正恩が「国民に惨殺される可能性だけが高く」なってゆきます。そうならないよう、国民監視の目をより暴力的にするでしょうが、それが裏目に出そうです。
さてさて、皆様はどう思われますか。