米国防長官「マティス」ですが
- 2017/01/20 トランプ政権発足とともに国防長官になる
- 2018/07/17 「マティス辞任か」との報道(トランプが声明を訂正する前)
- 2018/07/17 その直後、トランプが前日の米露共同声明を訂正
- 2018/10/15 トランプ「マティスは去るかもしれない」と報道
- 2018/12/21 マティス「2月に退任」と報道
- 2018/12/23 トランプは前倒しでマティスを解任、代行にシャナハン
- 2019/05/09 トランプは正式にシャナハン指名を表明
- 2019/06/18 シャナハンが国防長官指名を辞退すると表明
- 2019/06/24 エスパーが米国防長官代行に決まる
- 2019/07/19 エスパーが陸軍長官を退任
- 2019/07/23 上院でマーク・エスパーが米国防長官に承認された
狂犬と呼ばれた問題の多かった元軍人マティスでさえ
トランプのもとでは、たった「2年」の運命でした。
ボーイング社上がりで政治経験のないシャナハンは、マティス国防長官時代に国防副長官を務め、この様子をつぶさに見ていたした。
政界では反対者が多いと実感したのでしょうか、「家庭上の都合で」とは言うものの、それ以上の問題もあったのでしょうが、「トランプのもとではやってられない」と思ったのかも知れず、先月指名を辞退した、と推測されます。
エスパーは、半年にわたる米国防長官不在を解消しました。
しかしトランプ大統領になってから多すぎる辞任・解任の数々・・・・・・
米大統領の選挙権がない私ですが、2020年11月には、「正気の米国人」ならば、トランプが再選されることはない、と「予言」します(笑)。
まぁ私が「非再選」のほうに傾き過ぎているという面は覆い隠せませんが。
また
弾劾の目がつぶされた昨今ですから、トランプの代わりが、共和党(可能性は低い)にせよ、民主党(もしいるとしたら)にせよ、必要なのです。
民主党から大統領選に立候補した人が20名以上いるようですが、果たしてこの中にマトモな人がいるのでしょうか(笑)。
最近にしぼっても、頻度高く露出していた4人が去りました。
- マティス(国防長官在任:2017/01/20-2018/12/23)2年の運命
- ケリー(首席補佐官在任:2017/07/28 -2019/01/02)1年半の運命
2017/07/28 首席補佐官に(1年前ですね)
2017/07/31 広報部長スカラムッチを10日の短命で解任(ケリーが?)
2018/06/28 首席補佐官ケリーの後任探しと報道
2019/01/02 正式に辞任
- サンダース(WH報道官在任:2017/07/26-2019/06/30?)2年の運命
2017/07/22 サンダースが副報道官から報道官へ昇格
2018/06/13 年内辞任かと報道
2018/06/28 料理店で入店断られる(トランプ発言ゆえか)
2019/06/14 サンダース報道官が退任発表
- ヘイリー(米国連大使在任:2017/01/27-2018/12/31)2年の運命
後任はナウアートとされましたが、現在ジョナサン・コーエンが代行中。
「コーエン」とはいっても、「トランプの代わりに銃弾」とした弁護士マイケル・コーエン(もとトランプの顧問弁護士)は別人です。
それでも苛酷な業務です。
しかし例によってトランプ側近では「辞任・解任」が多すぎるのです。
確かに「解任」は減りましたが、少しはアメリカ人も「賢くなった」からでしょうか。
エスパー米国防長官が就任=「司令塔」の長期不在解消:時事通信 2019/7/24 7:36
さてさて、皆様はどう思われますか。