トランプのツイッター発言では
日本時間で2019/01/20(日)05:00(現地時間2019/01/19 15:00)に重大発表をすると言っています。あと14時間後「日本では日曜早朝」のことですか。
「政府閉鎖で19日に重大発表」トランプ氏表明:読売新聞 2019年01月19日 10時06分
I will be making a major announcement concerning the Humanitarian Crisis on our Southern Border, and the Shutdown, tomorrow afternoon at 3 P.M., live from the @WhiteHouse.:twitter 2019/01/19
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何が重大発表か不明ですが、メキシコ国境壁に関連している部分的政府機能閉鎖や人道危機についてらしいので、邪推しますと・・・・・・。
- 国家非常事態宣言
これはありそうなことです。今でも政府機能が一部閉鎖されて1ヶ月弱にもなり生活に支障がある人が何十万人と多いので、これを避けるため、議会の承認を必要としない「国家非常事態宣言」をして兵士に壁を作らせるというものです。下記の通り、先週言っていました。
国家非常事態宣言で壁建設強行へ トランプ氏 協議不調なら:fnn 2019年1月11日 金曜
非常事態ではないのにトランプが自ら作り出した危機を称して「国家非常事態」とし、これを任期のあと2年ほど継続し、弾劾手続きをさせない目的もありそうです。
もし米特別検察官モラーに「大統領自身の近辺捜査」の臭いがあれば「それは国家非常事態宣言中なので」と突っぱねる意図ですが・・・・・・。
「国家非常事態宣言」をしないと、司法妨害で弾劾手続きが始まるかも知れないので、トランプも必死です。
この場合、人道的危機は回避できる「かも知れません」が、大統領が「議会を通過している」予算案にサインして政府機能停止状態を解除する必要があります。
それにしても「国家非常事態宣言」で制限されることが多いでしょうから、アメリカ連邦政府機能の閉鎖は避けられるものの、政府機能がどれだけ失われるのか心配です。
- 壁建設費用を災害予備費から捻出
これも、あり得るでしょう。この場合、大統領はサインをするでしょうが、災害が起こったときに即座に対応できません。災害がないことを祈りますが、まだまだ寒波は続きそうだし、乾燥地帯では夏場の山火事も心配ですし、とにかくどんな災害がおこるか分かりません。
公約を実現するためには、何が何でもというところで、これが「クイーンズ生れで限界育ち」のトランプでしょうか。
- 壁建設の断念
これはなさそうです。
もしこれがあれば、即座に大統領がサインし、政府機能停止状態が解除されるでしょうが、トランプが作り出した「人道的危機」を回避できません。時間をかけて是正するしかないのです。
さてさて、皆様はどう思われますか。