カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

2019年度将棋界

2019年01月04日 15時36分32秒 | 将棋

2019年のはじめに、将棋界を概観しておくことに少しは意義があろうかと思います。

今、8大タイトルと言えば、だいたいの開催順に記すと

  1. 王将戦(7番勝負)久保利明  王将
  2. 棋王戦(5番勝負)渡辺明   棋王
  3. 叡王戦(7番勝負)高見泰地 叡王
  4. 名人戦(7番勝負)佐藤天彦  名人
  5. 棋聖戦(5番勝負)豊島将之 棋聖
  6. 王位戦(7番勝負)豊島将之 王位
  7. 王座戦(5番勝負)斎藤慎大郎王座
  8. 竜王戦(7番勝負)広瀨章人 竜王 

1つずつについて簡単に述べます。 

王将戦

現在「久保利明」が王将位を得ておりますが、挑戦者決定戦で糸谷哲郎に勝った「渡辺明」が挑戦者に決まっており、2019年1月13日から始まります。 

棋王戦

現在「渡辺明」が棋王位を得ておりますが、昨年の竜王戦で最終7戦目で竜王位を獲得した「広瀨章人」が挑戦者に決まっており、2019年2月2日から始まります。広瀨が勝てば竜王位とともに2冠ですね。

この冬は、王将戦も棋王戦も渡辺明が中心になって進むようです。昨年の12月も含めるならば広瀨もその1人になるかも知れませんね。

もしも渡辺が王将位も獲得し棋王位も守れば2冠王になりますが、両方とも落として無冠になるかも知れません。 

叡王戦

タイトル戦になってまだ2年目くらいの一番新しい棋戦で、それまでは一般の棋戦でした。

3期に高見泰地が金井恒太を破って初代叡王位に輝きました。次の挑戦者は、予選の最中であり未定です。変則的な持ち時間制度です。 

名人戦

古くは江戸時代にさかのぼれる棋戦で、当時は終身制でしたが、木村義雄の時代から毎年交代するタイトル戦へ移行し、1937年第1期名人位につきました。

つい最近まで、名人戦というと羽生善治か森内俊之が登場していましたが、時代は変わり「佐藤天彦」が3期連続して名人位を得ております。

4月から始まりますが、まだA級順位戦の優勝者は決まっておらず、豊島将之2冠が6連勝、次いで羽生善治と広瀨章人が5勝1敗なので、この3人に絞られたようです。 

棋聖戦

豊島将之が羽生善治から棋聖位を奪取しました。例年では6月くらいから始まりますが、まだ1次予選が終わった段階で、いよいよ2次予選に入ります。

王位戦

豊島将之が7戦目までもつれ込んで菅井竜也から王位を奪取しました。7月くらいから始まります。これも予選が終わり、挑戦者決定の紅白リーグ戦が始まろうとしています。 

王座戦

斎藤慎太郎七段が最終5戦目まで持ち込み、中村太地王座からタイトルを奪取しました。例年9月くらいから始まります。

竜王戦

読売新聞との契約と思われますが「将棋界最高の棋戦」は明らかに間違っており、「賞金額としては将棋界最高の棋戦」が正しいようです。十段位戦が発展解消したもので、1988年の第1期竜王位は「島朗」、2018年12月の第31期竜王位は「広瀨章人」。例年10月くらいから始まり、まだ予選が始まったばかりです。 


このほかでは、もちろん藤井聡太を忘れることができません。

この高校生は、2015年小学6年の時に詰将棋全国大会で、そうそうたるプロ棋士を抑えて優勝し、4連覇しております。例年春あたりに選手権がありますが、すごいことですね。指し将棋でも次々と記録を塗り替えており、野球の大谷翔平と並んで楽しみな2人です。 

さてさて、皆様はどう思われますか。 


熊本県和水町で地震

2019年01月04日 06時47分06秒 | 科学(気象)

昨日(12時間前ですね)熊本県玉名郡和水町で

2019/01/03 18:10ごろ最大震度「6弱」の大きな地震があったようです。:その1 その2

不思議なのは、この地名「和水町」の読みで

京都御所の西1kmあたり

熊本県の北部、福岡県境

「町」を「ちょう」「まち」と読み分けるのは別として、「和水町」を、京都では「わすいちょう」熊本では「なごみまち」とします。 


こちらによると

「震度7」は4件あり死者が多数出ています。 

    1. 2018年09月06日03時08分 北海道胆振
    2. 2016年04月16日01時25分 熊本県熊本
    3. 2016年04月14日21時26分 熊本県熊本
    4. 2011年03月11日14時46分 東北三陸沖

「震度6強」に限れば

    1. 2016年04月16日03時55分 熊本県阿蘇
    2. 2016年04月15日00時03分 熊本県熊本
    3. 2011年04月07日23時32分 宮城県沖
    4. 2011年03月15日22時31分 静岡県東部
    5. 2011年03月12日03時59分 新潟県中越

このあと「震度6弱」へと続きます。

震度6強以上(7年間)の9件で

  • 4件 44%・・・・・・熊本
  • 2件 22%・・・・・・東北
  • 1件 11%・・・・・・北海道
  • 1件 11%・・・・・・静岡
  • 1件 11%・・・・・・新潟

やはり熊本が多いように思います。

2~3年前に熊本城の一部崩落を映像で見た人は驚き、まだ復興していないのに二重の衝撃を受けました。

しかし日本では

災害や事故が再発しても被害をできるだけ少なくするような努力があります。これは民度の問題でもあり、昔から続いている地方分権の産物でしょう。何でも中央集権にして国家に頼りすぎるのではなく自分でやることの重要さを表しています。

中国では

まだ中央集権的で中国共産党が弾圧支配しており、中国共産党にとって不都合ならば、災害でも捜索をすぐに打ち切ったり、事故でも即座に埋立てたり運行を再開するようですから、何回でも同じことを繰り返します。弾圧や規制を続け国民を監視するという非効率な国家の仕組みに原因があると思われます。

韓国では

ひどい官僚制度のためか、責任を他者に押しつける人が多すぎるようです。

これは明らかに人の問題でもあると同時に、法体系の問題でもあろうかと思います。韓国が「法整備をしないこと」に未熟さの原因があり、この非法治国家もまた同じような事を繰り返すのです。社会的に抹殺するという法治国家を真似た社会制度の問題であり、改善があり得ない擬似民主国家の宿命なんでしょう。

こう考えてくると

日本では、中国・韓国にはない「改善」が見られ、自然災害がなくなることはありませんが、そうとうマシなレベルにあると思います。これを維持強化していって欲しいものです。

いずれにしても

より上等なものと比較して嘆くだけでもいけませんが、一方ではより下等なものと比較して喜んでいるだけでもいけません。

自分の立場を知りながらも、序列や比較にこだわらずにやることをやるだけです。

コストと照らし合わせる工夫が必要でしょうが、どんなに想定していても想定外が生じます。その想定外をできるだけ減らすために叡智を発揮したいものです。

2019年が始まりました。

中国や朝鮮半島の人たちは、たとえ政府やマスメディアが率先して洗脳してはいても、実際にその場所に住んでいるのです。

国民の利益ではなく「党の既得権益を守ったり責任を他者に押しつける」のは論外としても、行き過ぎた党益や個人利益の追及が「国益・愛国」だと勘違いすることも避けなければいけません。

視野を広くする大切さを理解して、前へ歩んでいきませんか。

さてさて、皆様はどう思われますか。