イギリスのEU離脱が2019/03/31(30日31日が土日なので実質的には29日かも)に迫る中
イギリス政府とEUがまとめた「離脱案」を議会が否決したとのことです。
わけが分らない状況を、簡単にまとめると・・・・・・
- 2016/06/23 国民投票でEU離脱を決める
- 2019/01/15 EU離脱案を議会が否決
- 2019/01/16 内閣不信任決議(日本時間17日4時頃)
- 2019/03/31 EU離脱
黒い文字が既決事項、太青字が予定です。
私は国民投票投票で離脱を選ぶとは思いませんでした。
それから2年と7ヶ月が経過し、正式に離脱するまであと2ヶ月ほどになっています。
こうなると・・・・・・
- EUとの合意がないまま離脱することになるか
- もう一度国民投票をして離脱かどうかを決めるか(そうすると以前の国民投票の位置付けに問題あり)
- 海に囲まれたイギリスですが、唯一アイルランドの北部がイギリス領。今まで両国がEU所属だったので国境問題はなかったのですが、イギリスがEUを離脱すれば、アイルランドとイギリスで国境問題が起こります。EU所属国と非EU所属国が陸上で国境がないまま接すると問題が発生するからです。
- アメリカとメキシコで国境問題があり、政府機関が部分的に3週間以上閉鎖しておりますが、イギリスでもアイルランド国境問題があるのですね。
- イタリアやスペインやポルトガルが、それぞれの理由で軒並みEU離脱をする可能性があり、国境問題は常に起こるでしょう。
もしイギリスで内閣不信任決議が可決された場合
新しい内閣が誕生し、問題はさらに複雑化します。
私の予想では
これから10年くらい、イギリス・中国・朝鮮半島の経済は、停滞することでしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。