カナダ首相、駐中国大使を解任 ファーウェイ問題で失言相次ぎ:afp 2019年1月27日
2ヶ月ほど前の2018/12/01に
立ち寄り先のカナダで中国ファーウェイ社の孟が逮捕されましたが、これは「アメリカの要請」だったようです。駐中国のカナダ大使マッカラムがこれについて異義を唱えたことから、トルドー首相が解任したものです。
日本にも
在中国の日本大使(2010-2012)をつとめた丹羽宇一郎(1939- )というのがいました。民主党政権でしたか、中国の味方をする人が中国への日本大使とは笑いますが、そもそもこんな人を中国への大使にしたことが間違いだったのでしょうね。
こんなことをするから、民主党に政権を与えては危ないと多くの日本人が思うようになったのです。3年間の政権時代をへて民主党が崩壊してできた立憲民主党ですが、そんなことはおくびにも出さず、安倍政権を非難し続けております。
孟の逮捕をめぐっては
中国は例によって、より多くのカナダ人を報復逮捕しておりますが、アメリカ人をも報復として人質逮捕するかも知れないとみられています。中国の場合、大いにあり得る事だと思います。非法治国家の最たるものですね。
マレーシアでの金正男暗殺事件時に、在マレーシアの北朝鮮大使館を封鎖したのに反発したのでしょうか、在北朝鮮のマレーシア大使館の家族を人質にして、在マレーシアの北朝鮮外交官ら(暗殺に関与した危険人物)を帰国させたこともありました。不思議なのは、マレーシアと北朝鮮の関係がより密になったらしいことです。北朝鮮得意の人質外交ですね。:その1 その2 その3
ろくでもない北朝鮮・中国ですが、そんな北朝鮮へ限りなく接近する韓国の文在寅という人もいました。
解任というと、アメリカ。
トランプの全体主義の下ではやってられないという人が多かったようで
- 自ら辞任
- 形式程度に辞任したけれど解任に近かった
- 堂々と解任された
など、いろんな人が見られました。
もともと分っていたのでしょうから、なぜ引き受けたのでしょうね。
まさかこんな人とは思わなかったほど、豹変したのでしょうか。
その張本人であるトランプが、まだ大統領を辞任しないし、弾劾もされていないのも、ふしぎです。
あと2年ありますが、もし民主党が上院でも過半数をとれば、トランプは交代することになり、トランプを支持していた人はどうなるのでしょうか。
わが家の古代遺跡から「大使」を検索してみました。
大使とは、自分の利益のために、外国へうそをつきに派遣される正直な人間である。: ジェローム・デュアメル(吉田城訳)「世界毒舌大辞典」大修館書店
その国を代表して派遣されるのですから
自分に信念などない「正直」な「うそつき」でなければなりません。マッカラムや丹羽は、その点で「信念がありそうなほど不正直」な人間だったのでしょうね。
ところで「大使」と言えば
武藤正敏(元韓国大使)を思い出します。いまは外交官を退官している武藤が「韓国人に生まれなくてよかった」という本を著わしたようで、これにかみついたのがハンギョレ紙でした。
双方が、自分の言いたいことを言っているようで、どちらのほうがいいのか何とも言えませんが、ハンギョレの場合、今の文在寅政権を守るのに必死で、大使というのは派遣された国の私有物だと思っているようで、情けないことは確かです。
さてさて、皆様はどう思われますか。