中国を警戒する国が増えてきました。
いまさらという感じもしますが、もう少しようすを見ようという考えもある中で、多くの国が中国共産党、いや共産主義そのものを警戒し始めたようです。
中国を警戒? 豪州、太平洋の島国と安保協力を強化:朝日新聞 2018年7月12日
太平洋の小国が中国の影響下に入ることを、オーストラリアが警戒し始めました。国境を越えた麻薬などの犯罪対策と人材育成の内容としていますが、背景にはしのびよる中国の動きがあります。
しかし、最近のインド洋での中国海軍の動きや、去年の国境地帯での軍事的緊張、さらには『一帯一路』を口実にインド包囲網を構築するような動きに反発して、中国を警戒し、非難する発言が頻繁に聞かれるようになりました。:NHK 2018年1月25日
国境問題をかかえるインドは、中国を敵視しているとは言え、最近は比較的穏便な方でした。
しかし一帯一路を口実に世界へ乗り出した中国を、インドは軍事的に警戒し始めたのです。
かくしてフランスの対中警戒感は徐々に高まっている。フランスは南シナ海でおびただしい数の「中国漁民=海上武装民兵」が水産資源を大量に密漁している実態も学習しているだろう。南シナ海での沿岸国の取り締まりが厳しくなれば、「漁船艦隊」は南太平洋を目指して、今以上に殺到する。:産経新聞 2017.1.16
南太平洋に植民地をもっているので、不作法な密漁以外でも目を光らせるようになり、フランスは中国を警戒しています。
ドイツでも中国警戒論=外資規制を大幅強化:時事 2018/12/22
企業買収でドイツは中国を警戒し始めていますが、中国を想定しEU域外からの投資を規制しようとしています。先端技術の流出を憂えているのでしょうか。
米、対中貿易協議を拒否=改善策提示が再開条件-WSJ紙:時事 2018/10/26
もちろん中国への貿易関税を仕掛けているアメリカも十分に警戒しています。先に出している問題点への改善策を出さない限り、貿易協議に応じない意向です。
かっとなる(反射的に事務的な報復をする)期間が過ぎたら以前通りでも冷静になれる、というのは中国の勝手な思い込みらしい。「改善策を出さないで、どうして改善できる」というのでしょうか。
中国人がやっている交渉術そのままでしょうか、自分ならもっとうまくごまかせると思っているようで、中国人の「威嚇交渉」の実像が見えてきたようです。
中国資本の一方的流入も背景:2017/7/23
最近ラオスでも中国人が襲われる事件が起こっています。ラオスは中国と陸上で国境があり長年中国の属国を続けてきており、中国から見たら友好国なんですが、急激に中国の影響力が大きくなり、不安を感じた人がいるのでしょう。ビエンチャンのビルには中国銀行が入っていてその中では中国語が飛びかう中国の光景がみられるようで中国の影響が現実にみられ、中国マフィアが入り込んでいることからも目をそらせてはいけません。
インドネシアでは、単純労働者も中国から送られてきて、地元の人を排除しようとしているとのことです。
いっぽう、中国が何を警戒しているか、ですが・・・・・・
中国政府は、統制下にはない組織的な運動について、宗教活動も含め警戒している。識者らは、習近平(Xi Jinping)国家主席の下でそうした組織に対する監視が強化されていると指摘している。:afp 2018年9月10日
中国では、国内の「反中国共産党の組織」を警戒しているようです。
中国、「空母」導入を警戒=自国戦力増強急ぐ-防衛大綱・中期防:2018年12月18日
中国は、自分の影におびえているようです。つまり、自らの軍事増強を棚にあげて、それに対抗しようとする日本を悪と決めつけてそれにおびえ、さらに自国の軍事を増強しようとしています。
非効率な国家運営とともに軍事増強路線がありますが、中国でそれを支えるのが農村地区との経済格差でした。富の偏在があるからこそかろうじて成り立っているのでしょう。
自らが「脅威」になる無法行為を繰り返しながら、自ら中国「脅威」論をとなえて警戒感を薄めようとしたり、やることが汚いですね。
こんな中国について
「毅然とした中国を頼もしく思う」人がいるらしいですね。実際には「無法国家が無頼(ぶらい)にふるまっているだけ」なんですが・・・・・・。
これらの人たちは「メガネが似合う文在寅」というような「現実を無視したきれい事」に焦点をあわせているようで、「うるしかぶれ」「共産主義かぶれ」は昔からの狭い視野に起因しているようです。
危機にある中国・韓国だからこそ、そんな人たちをねつ造する必要があったのでしょう。
だからといって、習近平や文在寅を「毛嫌い」するのもどうかと思いますが、報道規制にだまされることなく、「現実をそのまま広く知ることの大切さ」を忘れないようにしたいものです。
いまや
中国は、世界各国から見放された国々、例えばベネズエラ(投資)、ニカラグア(運河建設)へ接近しつつあります。
中露は、まるですき間産業のようにキューバ・ベネズエラ・ニカラグアという3大腐敗社会主義国家からさえ搾取しようとしています。
しかしやむを得ません、これら3国は、儲け中心の日米よりも独裁色あふれる中露を好むようですから。
このように世界中から嫌われている中国ですので
もう今では部族対立に明け暮れる危険なアフリカしかだませなくなりましたが、そのアフリカでも、ぼちぼち気がつき始めましたか・・・・・・
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100%信頼できる報道社などなく、どこをどの程度信頼するかを判断するのはあくまでも自分です。
さてさて、皆様はどう思われますか。