カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

北朝鮮の醜聞104

2018年08月11日 13時17分06秒 | アジア

北朝鮮の「人質を利用して、交渉を有利にする作戦」ですが、つい最近のものだけを取りあげても次のようなものが見られます。


2016/04/05 朴槿恵政権時代

中国の北朝鮮料理店女性12人と男性1人がマレーシア経由で韓国へ脱北しましたが、文在寅政権になると「政府にだまされた拉致被害者だ」と主張。北朝鮮にいる12人の家族が人質になっているようです。突然何かを言い始めるというのは、独裁政権ではごく普通のもので、豹変とも言われます。さまざまな理由があり普通の国家でも見られますが、独裁国家では顕著だという事です。

韓国が文在寅政権のうちに「拉致された」と言っておかないと家族が危ないらしい、ということにしております。北朝鮮に何も言わずに同調する文在寅ではあり得ることでした。

北朝鮮は、人権問題を自国で大きくかかえながら、もちろんそれを解決しようとは微塵も思わず、逆にそれを利用して韓国を揺さぶっているのでした。

2017/02/13

北朝鮮がマレーシアで金正男(キム・ジョンナム )暗殺

この対応を巡りマレーシア政府が硬化すると、ピョンヤン(北朝鮮)のマレーシア大使館家族を人質にとり、駐マレーシア北朝鮮大使館員らを帰国させました。

2018/05/09

逮捕していたアメリカ人捕虜3人を人質にしていたが、これを解放。その1ヶ月後(2018/06/12)にシンガポールで「米朝会談」が行なわれました。米朝会談の1ヶ月前に行なわれた大連での中朝首脳会談で習近平が手助けしてくれたとのトランプの話です(あまり信用できませんが)。

この人質解放作戦のため、アメリカは強硬に出られませんでした。 


こうしてみてくると

鎖国作戦をとらざるを得ない北朝鮮では、何かの屁理屈でもいいので、逮捕しておき、人質として次の交渉を有利に進めなければなりません。

こういった人質という最悪の人権問題を、いまでも十分にかかえている北朝鮮に対して、決して「人権」を言わずにひたすら北朝鮮に同調する韓国文在寅政権にご注目を。

そして朝鮮半島に何も言わずにただ利用しようとしている日本人がいることにも、私は注目しています。

さてさて、皆様はどう思われますか。


解任ばやり

2018年08月11日 12時56分46秒 | 社会

アメリカのトランプ政権で「比較的」少なくなったと思っていると、日本で増えたようです。

いずれも4月以降に絞ると・・・・・・

日本の解任例

2018/04/09 サッカー日本代表監督ハリルホジッチ解任
2018/06/17 至学館大がレスリング部監督栄和人解任
2018/08/07 日大が客員教授山根明解任
2018/08/07 日大が田中理事長の相撲部総監督解任
2018/08/09 ボクシング連盟山根明会長が辞任表明
2018/08/09 日大がチアリーディング部監督大野を解任 

米トランプ政権の解任例(これでも減ったか)

2018/04/10 ボサート米大統領補佐官が辞任
2018/04/11 ライアン下院議長(共)中間選挙不出馬
2018/04/11 シャドロー大統領副補佐官が27日付辞任
2018/04/26 米上院がポンペオ国務長官を承認
2018/04/26 大統領主治医ジャクソンが指名辞退
2018/05/11 米国土安保長官ニールセン辞任検討報道
2018/05/17 上院本会議がハスペルCIA長官を承認
2018/06/13 サンダース大統領報道官が年内辞任報道
2018/06/28 米大統領首席補佐官ケリー後任探し報道
2018/07/13 ロシア政府情報部員12人を起訴
2018/07/13 国家安全保障会議アランジオ更迭
2018/07/17 マティス国防長官辞任報道
2018/07/17 コーツ国家情報長官辞任報道

トランプ人事では「報道」が増えました。

米マスメディアも、トランプ大統領就任1年を経過すれば、だいたい分ってきたようです。

トランプは、マスメディアを利用できる場合は利用し、不都合になればフェイク・ニュースと決めつけます。

トランプが信用できないゆえんでした。まるでプーチン・文在寅・金正恩ではござらぬか、おのおのがた!

落語のような話ですが、現実のことなんです。  

さてさて、皆様はどう思われますか。


忖度(そんたく)

2018年08月11日 10時14分44秒 | 生き方

忖度(そんたく)

「忖」も「度」も、はかる意。他人の心中をおしはかること。推察。

広辞苑第六版 


  1. 2018/08/08昼頃に辞任したボクシング連盟元会長山根明願望を言えば、本人がそうは思っていなくても、忖度する審判や理事がいるのです。
  2. 2018/08/08夕方死去した元沖縄県知事の故翁長雄志辺野古埋立て承認撤回と言えば、忖度する県の職員らがいます。
  3. 米大統領トランプがツイッターで意見を言えば、必ず忖度する側近がいる。サンダースが大統領の「意見」「反撃」であり「命令」「妨害」でないと言っても、準命令に違いなく誰が見ても司法妨害なんです。これを争点にしないモラー特別検察官を不信の目でみる人も多いことでしょう。
  4. 韓国大統領文在寅が北朝鮮べったりの意見を言えば、忖度する行政員官・判事・議会人がいるものです。一色に染まりたがる韓族ならば、中国が10年周期で国全体が「左翼⇔右翼」に大きく振れます。

すべからく上に立つ人は

  1. 自分が組織や部下から忖度されていないか
  2. ヨイショする部下たちがいるのではないか
  3. 保身で活気を欠き組織が停滞していないか

を考える必要があり

それを理解した人だけがその場に立てるものです。その地位に甘んじたり、ぎりぎりの将来設計を描くのは最低ですね。

いわば「忖度される」のを大きく警戒する必要があるのでしょう。

残念ながら、この4人はすべて失格のようです。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞441 大統領府だけの「平和」

2018年08月11日 10時00分40秒 | アジア

事実であろうとなかろうと、たとえ真実性が1%だったとしても、許される範囲内なら誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集め、必要なかたのために出典も提示し、あればリンク先も明示しています。ただしリンクしているからといって「私がその主張のすべてに賛成している」わけではありません。


南北首脳の板門店宣言から100日「平和が日常化」=韓国大統領府:韓国聯合ニュース 2018/08/03 


「平和が日常化した」と宣伝する韓国大統領府への疑念:朝鮮日報  2018/08/04 


いま

北朝鮮が一方的なプロパガンダ(宣伝戦)を繰り返して緊張感を高めている中、視野狭窄症に陥っている韓国は平和が日常化した」などと、のんきなことを言っております。

いや正確には、「韓国は」ではなく「北朝鮮に片思いの「韓国左翼政権だけ」が、誤った認識をもっている」のでしょう。

韓国政府が

勝手に北朝鮮に柔軟な方針をあらわにし、それで北朝鮮の脅威が減ったとしたいのでしょうが、それはどうでしょうか。

北朝鮮も勝手に「朝鮮戦争休戦の破棄」を宣言したかと思えば、「朝鮮戦争休戦協定を平和協定に」と言ったり、最近では強硬なことを言い始めています。

  • やっぱり「破棄宣言」を撤回したのであり、「破棄宣言の撤回」を言わないだけなんですね。

そういえば、故翁長の「辺野古埋立て承認の撤回も分りにくいですね。かつて最高裁で却下され敗訴が決まったはずなんですが、別の根拠でもう一度蒸し返そうとしています。

まるで韓国の「慰安婦に関する日韓政府間合意の撤回」のようです。これも事実上の撤回ですが、言わないだけなんですね。北朝鮮も韓国も(同じ韓族)やることは同じです。

  • これに限らず北朝鮮の発言には、その場限りの情緒的なものが多く、よって誰からも信用されません。
  • 韓国は、もともと北朝鮮の言うことは同族ですから信用しておらず、そして日本人も韓国人の言うことを信用していないのでした。従って「日本が北朝鮮を信用できるはずがない」のですね(笑)。 

アメリカも

制裁をゆるめていない段階で、たまたま口汚い言い争いが停止しているだけのこと、つまり「休戦中」なのですが、韓国大統領府だけ「平和が日常化した」と「朝鮮戦争の休戦中」を喜んで「平和だ」というのですから、笑ってしまいます。

ほとんどすべての国が北朝鮮に疑惑をもっている中

韓国だけが北朝鮮へ「無批判に接近」しておいて「平和が日常化した」というのですから、マッチ・ポンプ(偽善的な自作自演)」の好見本です。

その韓国をさえ北朝鮮は非難し始めました。:こちら 

韓国の

マッチ・ポンプ(対北朝鮮)

ひきょうなコウモリ(対米・対中)

も限界に達し

の状態でしょうか。

まとめると

  • 北朝鮮は玉虫色を好み、いかようにでも受け取られるよう本心をあらわさない処世術を駆使し、挙句の果てには「体制の保障」「段階的な核放棄」「段階に応じて制裁をゆるめよ」と言い始めます。玉虫色の合意声明には出ていなかった伝家の宝刀ですね。
  • 文面でしか合意を形成できないアメリカとしては、その処世術にだまされないよう注意深く行動します。トランプとしてはかつて「最初に脅しておきあとで柔軟路線を歩む」交渉術が多かったのですが、いまでも通用するかどうか。
  • こんな米朝ですから、理解し合えるはずがありませんね。米朝とは言っても米朝(かつらべいちょう:1925-2015)のことではありませんので念のため。←知らない人も多いのに誰が間違うとでも言うの。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 383

2018年08月11日 05時44分10秒 | アジア

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。


中国企業が海外企業を買いまくる!:アレン 琴子 2018/03/01   


半年ほど前の記事ですが

中国企業が買い占めた外国企業をまとめております。中国企業ということは裏に中国共産党があると見ておかねばなりませんので、不気味な感じがします。

これらを背景にしてトランプー中国の貿易戦争を見ておきたいものです。

上記引用記事に私なりの補足を加えると次のようになります。

  • 2010年8月中国の浙江吉利控股集団がスウェーデンのボルボ社の筆頭株主に
  • 2016年8月中国資本がACミラン(サッカー本田圭祐在籍:2014-2017)を買収。本田はその後、メキシコからオーストラリアへ移籍したもようですが、ACミランでの混乱から何かを感じていたのかも知れません。
  • 2018年2月中国の浙江吉利控股集団がドイツのダイムラーAG社の筆頭株主に。  

独、中国の企業買収拒否=「安保上の理由」:時事 2018/08/01


ドイツは、EU域以外の国による企業買収を政府が拒否できるよう法改正をしたと記事では述べております。キリスト教仲好しクラブの揶揄もありますが、中国企業による買収なら、中国共産党政府が後ろに控えているので、拒否しておかないと危ないですよ。

このほかオーストラリア(豪)でも

中国企業の干渉に関して警戒する動きが出てきたようです。2015年から首相を努めているターンブルの息子が中国共産党員の娘と結婚するなど今まで友好関係が続いていたのですが、利用し過ぎようとした中国共産党の意向がバレてしまったのかも知れません。

豪はいま、アメリカとの関係もよくありません(トランプとうまくいく人はなさそう)

また豪政府が「国内の学生に対し、中国共産党の影響力に備えるよう、異例の呼びかけをした」(2018.1.18)という報道もあり、豪中の蜜月関係は遠い過去の出来事になったようです。

もちろん中国は

アメリカの指摘する知的財産権については「不都合なので」無視し、ただ報復関税を課すだけで貿易戦争に突入しております。

これをみていると、韓国の元大統領が報復逮捕されるのとそっくり。自分のことしか念頭にないのでしょう(笑)。  

さてさて、皆様はどう思われますか。