カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 285 日本の左翼は・・・

2017年11月01日 09時46分35秒 | アジア

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。 


とにかく今、北京からの情報を聞いていると、本当に(習近平の)独裁体制がまっしぐらで、取材がものすごくむずかしいらしいです。規制が厳しくてね。:岸井成格(きしい しげただ)サンデーモーニング 2017/10/29 


岸井は最近、日曜日の朝の番組に帽子をかぶって出演しています。

詳しく分かりませんが、抗ガン剤の影響で、髪の毛が抜けたためでしょうか。・・・・・・まぁ、それはいいとして。

中国や朝鮮半島の汚点に決して触れない岸井でしたが、条件付きとはいえ「中国では取材が難しいらしい」とする始末で、岸井も年をとったなと、隔世の感があります。

中国で取材が厳しいことくらいは、「案内人」が必ずつく北朝鮮ほどではないでしょうが、記者として取材をしたことがない素人の私でもずっと前から分っていました

つまり昔と比べて、「取材関係で、さらにひどくなった」というのなら、もう中国は「国としての体(たい)をなしていない」と言えそうで、「ソ連が建国69年で崩壊」したのにならって、「ちょうど建国以来69年にあたる来年2018年に中国共産党は崩壊するしかない」というのが第三者である私の観測でした。

ソ連建国が1922年で、「69年」後の1991年にぶじ崩壊しました。

1921年結党の中国共産党が、中華人民共和国を建国したのが1949年(ソ連建国の27年後)で、来年2018年が建国から「69年」目(ソ連崩壊の27年後)にあたります。

どうやら日本では

反政府であることが立派」な「左翼」としての最低条件らしく、中国や朝鮮半島を批判すると、「中国や朝鮮半島に友好的」ではなく、政権への攻撃の切っ先が鈍ると考えているようで、決して中国や朝鮮半島の汚点に触れようとはしません。これは沖縄本島でも言えることです。

もっとも私は、その「立派」や「中国や朝鮮半島に友好的」が「あやしい」と考えていますが・・・・・・。

日本の多くのメディアは、日本国内の汚点の場合

微に入り細を穿つ(びにいりさいをうがつ)のですが

海外、特に中国・朝鮮半島に関しては

細かいことに触れないどころか、何も言えず、ただ先方の言うことを翻訳して垂れ流すだけなので、おおやけにできない何らかの密約を結んでいると疑うべきなんでしょう。そうした勢力が「日本の保守政権がアメリカと密約を結んでいる」と攻撃しているのは、落語のようにおもしろいですね。言う資格のないことを言うのは、もう中国・朝鮮半島に任せておきませんか(笑)。

かれらは、中国の汚点にふれないことで中国共産党を支持していると受け止められ、その結果中国の民主派を敵に回している、と言えます。

決して私は

「右翼」でも「左翼」でもなく、それらを足して2で割ったのでもありませんが、両者の薄汚さにうんざりする次第で、そういう汚点が見えすぎているのが私のおおいなる欠陥でしょうか(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


ヨーロッパの醜聞27 カタルーニャ問題

2017年11月01日 05時58分14秒 | 海外

カタルーニャ州で変化がありました。


バルセロナで大規模な独立反対集会 スペインの結束求め

プッチダモン氏がカタルーニャを離れようとしている様子は見受けられない。:BBC 2017年10月30日  

カタルーニャ州政府は徹底抗戦していましたが、カタルーニャ州議会が独立宣言を採択したため、スペイン中央政府がカタルーニャ州の自治権を剥奪しました。

独立反対のデモもあり、まだプッチダモンがスペインを離れていない段階です。 


カタルーニャ州前首相らを反乱罪で在宅起訴へ 現地報道:朝日新聞 2017年10月30日11時08分 

前カタルーニャ州首相を逮捕しようとすると、それを阻止しようとする独立支持派が抵抗して暴力沙汰が予想されたため、在宅起訴になったと報じています。 


罷免のプチデモン州首相らを反逆罪で捜査 州首相らはブリュッセルに移動か:産経新聞 2017.10.31 

この段階では、プッチダモンが国外へでたらしいとしています。

中央政府は、州の予算を使って違法な住民投票をしたとして公金を不当に使った容疑でも前首相を調べる模様です。

またスペイン上院で2017/10/27に自治権が停止されています。 


スペイン:カタルーニャを掌握、混乱なく-焦点は州議会選挙に:bloomberg2017年10月31日  

スペイン政府は暴力ざたなく統治できたようです。 


カタルーニャ州前首相が出国、亡命申請か:朝日新聞 2017年10月31日02時01分

反乱罪で前州首相を起訴する予定ですが、ベルギーへ入国したらしく、亡命申請することになるのでしょうか。


プチデモン氏、12月のカタルーニャ議会選挙実施を受け入れ:ロイター 2017年10月31日

記事では、中央政府による12月21日の州議会選挙実施を受け入れるとし、中央政府の保証があればカタルーニャへ戻るとしていますが、中央政府は反逆罪で調べるとしており、どういう「保証」なのかわかりません。


これが他の分離独立にどう影響を与えるかですが・・・・・・

  • イギリスのスコットランドでは、あくまでも合法的に住民投票するでしょう(いつとは決まっていませんが)から、問題は発生しないと思われます。
  • イラクのクルド人分離独立の住民投票は、イラク政府が認めないまま2017/09/25に行なわれ、9割以上が独立に賛成したとされます。しかし独立派を率いていたクルド人自治政府議長のバルザニが明日付で議長を辞任するとしており、独立問題に影響を与えるかも知れません。国なきクルド人であり、各国にまたがって生活していることを理解しているつもりですが、急激な国境変更は好ましくありません。 

さてさて、皆様はどう思われますか。