カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 85 道路陥没

2016年01月06日 01時48分16秒 | アジア

韓国での道路陥没が話題になっていますが、もう中国に至ると、当然のようにあちらこちらで発生しております。13億人(実際は15億人か)もいれば、人命など大したことではないのでしょう。


中国で歩道が突然陥没し女性が転落の瞬間〔こちら

ちょうど人が縦に落ちる「落とし穴」のようです。

右手で携帯電話を右耳にあてながら歩いていたようで、それを見ていた通行中の車が緊急停止して下車、穴の中を見つめています。悪く見るならば「傍観する野次馬」。また救助される様子も映っております。

動画のあとで、酸性雨での原因が説明されていました。

道路陥没で1人死亡 車も飲み込む巨大な穴 中国〔こちら

うわ~すごいですね。

突然の巨大な陥没が発生し、建物・道路が、地下へ沈んでいきます。こういう瞬間をよくぞ撮影したと感心します。

業者が個別に地下を掘っていて、以前そこに誰がどれだけ掘ったかについての記録さえないか、かりにあったとしても自分には目前の金儲けの仕事があるだけで参考にはしていなかった、からなのでしょう。もちろん罰則などないはずで、かりにあったとしてもいつの間にもみ消されてしまいます。

高価格で受注すればピンハネするし、低価格で受注すればもう無責任な工事だらけ。

中国では、根本的に何かが、まちがっているようです。

【衝撃映像】いきなり道路が陥没!1人が飲み込まれる〔こちら

通りかかりの人が巻き込まれましたか。防犯カメラなんでしょうが、「防犯」に役だってはおらず、「事故の証拠」に成り下がっているようです。

しかし「弾圧非道」な社会秩序にしてしまった中国共産党に異論を唱える人を「嗅ぎ出す」のに役立つカメラを「防犯カメラ」とし、弾圧に屈することなく暴動でもって対応する人たちを「テロリスト」と称することができる、実にありがたい時代になりました。

そもそも国民主権でない、一党独裁国家の中華人民共和国に、そもそもの問題がありそうです。

瞬間映像 中国で道路が突然陥没、車飲み込まれる 〔こちら

信号のない交叉点で、突然道路が陥没。落とし穴に落ちた車も見られましたが、大丈夫だったのでしょうか。

恐怖!突然路面が陥没したら!=中国・ハルビン 〔こちら

バス停で待っている人たちが、どっと落とし穴に落ちてしまいました。あまりに多くの人たちの重さに耐えきれず陥没したのでしょうか。そもそも空洞を放置した道路行政に、深刻な問題があります。

もうこうなると中国の都会では、どこでどんな落とし穴に落ち込むか分らないほどです。

地面が突如陥没 乗用車が呑込まれた瞬間=中国事情〔こちら

駐車場が陥没し、監視員が避難するのをみていると、地味な表現ですが、「急な経済発展で、かなり無理をした都市作り」を印象づけられました。土台がなってないですね。

その昔、すべての木を切り倒して禿山にしてしまった責任を問われた人が、「岩を緑色のペンキで塗って、遠くから見ると緑あふれる森と見せかけることで、その場をしのいだ」という中国社会を思い出します。

こんな社会にしてしまったのは、中国人の問題もあるものの、そんな隠蔽社会を推奨してきた一党独裁の中国共産党にそもそもの問題があるのでした。

そう、「上辺」だけきれいにしていたら、それでいいのですね〔そう世界中の多くの中華街は、実に汚いらしい〕。

ごまかし、隠蔽、偽造の社会で、この国がまともな社会になるには、あと100年かかるでしょう。

「中国が10年以内にあらゆる面で日本を追い抜く」のは、100年前から変わらぬ真理だ。〔こちら ←いまのところ最下段に掲載されています。


こういう「道路陥没事故」をいくつも見ていると、どこにでもありがちな事故なんですが、中国では希有の事故ではなく「日常的に発生する事故とは言えない光景」と言えそうです。ちゃんとした道路工事・地下鉄工事をしていないから、こんなことが起こるのでした。

ついやすべき資金が、こういうところからピンハネ・搾取され、超富裕層の財産へと変貌していると、こんな社会になってしまう、という典型例です。

日本にもあることなので特別視しない人もいますが、あまりにもひどすぎる、という印象です。