あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

派遣の血と汗と涙の内部留保/「二大政党」からの脱却

2009年01月11日 | 日々の活動



9日の衆院予算委員会で、麻生首相は、共産党の笠井亮(かさい・あきら)議員の質問に、「内部留保の扱いについては(活用するよう)重ねて言わないといけない」と答弁しています。

笠井さんが示した資料は、資本金10億円以上の企業の、99年から07年度までの派遣労働者数と内部留保の推移。

99年というのは、共産党以外の政党が賛成して派遣労働が原則自由化された年です。

派遣労働者は107万人から384万人に激増し、大企業の内部留保は約180兆円から240兆円に60兆円も増やしている事実。

冒頭の首相答弁は、「内部留保は、派遣労働者らの血と汗と涙でため込んだものだ」の笠井さんの追及に答えたものでした。

巨額のもうけをあげてはためこみ、株価を下げないために大株主には巨額の配当を続け、労働者からは職も、生活も、住居もとりあげる日本の大企業に「ルール」という観念はあるのでしょうか?

こんなしくみを許してきた自民・民主はじめ、「共産党以外の政党」は、自分たちがとった態度について国民に何かメッセージを発しているのでしょうか?

いま、日本の政治は、「自民か民主か」の二大政党制の枠には閉じ込めきれない時代に入っていると、強く感じます。

けっきょく、日本での財界主導の二大政党制というのは、「自民党政治」の延命装置ですから。そこから脱却する時代です。


映画「ふるさとをください」/「かけはし」

2009年01月10日 | 日々の活動



来月8日には、小名浜市民会館で映画「ふるさとをください」の上映会があります。

けやき共同作業所など上映実行委員会主催によるもので、当日は午前10時半からと午後2時からと2回上映します。

前売券は一般が1000円(当日1300円)、高校生までと障がい者は前売・当日とも500円です。

医療生協も実行委員会メンバーで、午前中は組合員宅をたずねて案内して歩きました。



午後は、冷たい風がかなり勢いよく吹くなかでしたが、今年最初の「かけはし」をわが家のご近所220軒あまりに配布しました。

比例予定候補/私の「つながり」/主人公は自分たちだ!

2009年01月09日 | 日々の活動



今年の衆院選の東北ブロック比例代表予定候補の宮本しづえさんがいわき入り。

午後に休暇をとり、医療生協の病院・クリニック・在宅福祉総合センター・デイサービス・高齢者住宅・ショートステイの全職場をいっしょにまわりました。

午前中に新年5度目のあいさつをした通所リハでは宮本さんからもあいさつ。

その後は私の「つながり」で、妻の実家、老人保健施設、特別養護老人ホーム、開業医、ラーメン屋さん、こけし工房をたずねました。

ともかく、きのうの衆院予算委員会で「2兆円の定額給付金」を自民・公明の質問者や麻生首相が「欲しい人もいる」と言い張る姿にあきれかえるのと怒りをぶつけるかた、介護と医療にまわせばどれほどのことができるのか、というかた、行政の仕事から医療を切り捨てる国に追随する市の姿勢に怒りをぶつけるかた、ほんとうにまったくそのとおり。

政治・行政の主人公は自分たち住民だ、という声が湧き上がっています。


あの2兆円/通リハ勉強会/デイハウス/続く質疑

2009年01月08日 | 日々の活動



利用者が毎日同じかたがたばかりではない通所リハビリテーションで新年4度目のごあいさつをしました。

「今年は高齢者が長生きしてよかったと思える世の中に」と言うわけですが、「あの2兆円はどうなるの?」と鋭い質問が出たりして、質疑応答が始まると職員やボランティアさんを含めてみんなで勉強会です。



「福笑い」では「長谷部あつし賞」が二十いくつの賞のひとつになりました。

木曜日は、医療生協の「助け合いの会」が実施している「デイハウス」の日でもあります。きょうは今年最初の日なのでここも出かけました。

10分間の持ち時間の予定が、「公立病院が赤字だ赤字だ、というが公立病院は悪者なのか」「私と同じような状態の人が私と介護認定度が違っているのはどういうことか」「同じことをしてもらって利用料が違うのはどういうことか」と質疑が続き、30分を超過してしまいました。


ガリレオ望遠鏡観測400年/ダーウィン生誕200年/自然の奥深さ

2009年01月07日 | 日々の活動



いまさらなんですが、今年は、ガリレオが人類史上初めて望遠鏡で天体を観測した1609年からちょうど400年、そしてまた、生物進化の理論を確立して現代生物学の基礎を築いたダーウィンの生誕200年の年だそうです。

「ガリレオ」の記事は「しんぶん赤旗」日刊紙1日付の第3部、「ダーウィン」の記事は同じく日曜版12月28日・1月4日合併号の第3部です。

今年はそういうことで「世界天文年」。国際連合、ユネスコ、国際天文学連合が定めました。「国際」天文年ではなく、「世界」天文年としたのは、国と国ではなく、世界の人々みんなの天文年にしたいという思いからです、と、世界天文年日本委員会委員長の海部宣男(かいふ・のりお)さんが語ってくれています。

また、九州大学大学院教授で日本生態学会会長の矢原徹一(やはら・てつかず)さんは、「ダーウィンがいま生きていたら、自然破壊に心を痛め、生物多様性を守るために積極的な役割を果たしたと思います」と語っています。

自然の奥深さを感じ取り、人間が自然の一部である自覚を深める年にしたいものです。


通リハ利用者/貝殻/「出番の年」

2009年01月06日 | 日々の活動



きょうも通所リハビリテーション利用者のみなさんに新年のごあいさつ。

私が生協病院に来てから10年来お世話になっている生協組合員さん・患者さんも多く、若い職員が「○○さん、この人を知っていたんですか?」とやりとりする場面も。

組合員センターでは、2月の組合員活動交流集会に東北地方各地から参加されるみなさんに喜んでもらえる手作り品の作業。

海岸で拾った貝殻に絵を描いたり色を塗ったり歓迎の文字を入れたりして、手作りの名札にセットすることを考えています。

みなさんからは、「今年はがんばってもらわないと」「出番の年ですね」と、新年の励ましのお言葉をいただきました。


仕事始め/利用者ごあいさつ/段取り準備/カモ

2009年01月05日 | 日々の活動


仕事始めのきょうは、病院、クリニック、居宅部門、デイサービス、ショートステイの各職場を全部回ってごあいさつ。

通所リハビリテーションとデイサービスでは利用者のみなさんにも。

午後は、あと2か月をきった医療生協東北ブロック組合員活動交流集会へ向けた作業日程などを確認する職場会議。

ほかにも昨年の「生協強化月間」の表彰段取りや医療生協ニュース新年号配布の段取り、集会前に入っている映画企画の段取りなど、こなさないとならない職場の仕事はいっぱい。



きのうのペロとの散歩時、滑津川(なめつがわ)の川面から飛び立ったカモたち。
川には20羽ほどのカモがいました。

税金の取り方・使い方/消費税と法人税減収/政党・マスコミ

2009年01月04日 | 日々の活動


今年は、税金はどこからどう取って、どう使うのが民主主義行政にふさわしいのか、戦後の憲法施行直後の原点にもどった国民的議論がされる予感がします。

麻生首相は消費税増税を明言していますが、彼は庶民が感じる消費税の痛みを知りません。収入が低いほど、収入の大半を消費に回しますから、総務省のデータでも、平均年収214万円の一番年収が低い層の収入に対する消費税負担率は4.2%。

かたや、平均年収1,646万円の一番年収が高い層の消費税負担率は1.6%。

消費税だけですよ。

消費税はこの20年間で201兆円、庶民のふところから徴収され続けました。



かたや、この10年間だけでも、法人税率引き下げ、研究開発減税、連結納税制度、所得税の最高税率引き下げ、証券優遇税制など、年間ベースで7兆円以上が大企業・大資産家の減税です。

その結果、消費税が導入された1989年と比較すると、この20年間、法人三税(法人税、法人住民税、法人事業税)は164兆円の減収。

お金がないところから税金をしぼりとり、お金があるところにはもっとためさせる政治がこうなりました。

消費税増税はそのうちすることを主張し、お金のあるところから献金をねだる民主党は、自民党とどこが違うのでしょう?

政党の存在意義もまた問われる年になると思います。

これらを国民の前に示すマスコミの役割もまた問われると思います。






正月街宣2日目/元気もらえる/気持ちよいスタート

2009年01月03日 | 日々の活動



きのうに続き、宮川県議との正月街宣2日目も市内6か所で。

内郷(うちごう)、常磐(じょうばん)ではみぞぐち民子市議、宮川さん宅での昼食をはさみ、勿来(なこそ)では伊藤ひろゆき市議といっしょでした。



きのうにまして風が強く、空気の冷たさも加わって、快晴でありながらなかなかたいへんでもあります。

それぞれの場所で待っていてくれた人もあり、力が入ります。
行きかうドライバーのみなさんからの声援も多く、「宣伝隊」に加わってくれたみなさんも「みんなが手を振って行ってくれたよ」と、元気をもらえたようでした。

最後の場所で宣伝カーを降りると、「いやぁ~、力がこもっていてよかった」と声をかけられ、今年一年の励ましをいただいた思いでした。

今年もまた気持ちよくスタートできました。

正月街宣/二つの政治の流れ/うれしい声援

2009年01月02日 | 日々の活動



きょう、あすと恒例の市内正月街宣。

まずはいわき郵便局前に市議4人と宮川県議の市内議員全員が集まり、09年の第一声。

その後は、高橋市議宅での昼食をはさみ、平地域・小名浜地域の6か所で、それぞれの地域の市議と宮川さんの3人で訴えました。

昨年の市議選でのご支援に感謝しつつ、今年の総選挙では、財界中心・アメリカ言いなりの「二つの政治悪」をとりのぞき、政治の中身を変える一歩をみなさんとごいっしょに踏み出したいことを話しました。

話のなかでは、志位委員長が1月1日付「しんぶん赤旗」の新春トークで語った一節、「大企業に堂々と何でもモノが言える共産党と、大企業にいろいろと指図されて、通信簿をつけてもらって、献金をあっせんしてもらっている、自民・民主という「二大政党」の流れと、結局二つに分けられる」話も使わせてもらいました。

それぞれの場所でご声援をいただき、また「プッ、プー」とクラクションを鳴らしていただくドライバーのみなさん、自転車を止めて手を振っていただくみなさん、ほんとうにありがとうございます。



今年も玄関で花を咲かせてくれたシンビジウム。