21日号の「しんぶん赤旗」日曜版では、日本とヨーロッパなどの国ぐにとの社会保障の違いを報じています。
医療費の窓口負担が3割などという国は、主要な資本主義国では日本だけ。
だいたい、医療「保険」ですから、私たちは、医療が必要なときのために保険料を支払い続けているのです。
医療が必要になったときにまたお金を払わなければならないのでは、保険制度といえるのでしょうか?
まして「公的」保険ですから、私たちが支払う税金で医療保険制度を補強するわけです。
税金の使い道について、「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」(憲法25条)と国に縛りをかけています。
税金の使い道と国のあり方を指し示すこの憲法がじゃまでじゃまでしょうがないのが自民党・公明党なんでしょう。
民主党の鳩山代表もこの憲法をじゃま扱いしています。
どうしたって、私たち国民一人ひとりがこの憲法を選びなおすときに来ていると思います。
ホタルブクロの中をのぞいてみました。