あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

「くらしの学校」閉校/医療と雇用を守る市民集会

2009年03月18日 | 日々の活動



「くらしの学校」4回目の最終日は医療生協の施設見学と修了証授与・閉校式。

介護保険施設見学を終えたみなさんに、4月からの介護認定の見直しが利用者の実態にも事業の維持にも見合わない内容にされようとしており、利用者・事業者の現場からの声で利用しやすい介護制度にしていこう、とお話しました。




夕刻には「いわきの医療と雇用を守ろう! 市民集会」がありました。市内労働組合員を中心に400人の市民が集い、集会とデモ。

集会では共産・社民・民主の各党市議があいさつしました。

市は、10日の市医師会・病院協議会が「市立病院改革プラン」(案)の継続審議を求める声明などを受け、修正を加えました。

しかし、「来年4月の民間譲渡」をゆずろうとしない市の対応は、市民の疑問や不安にまともに応えるものではありません。

「民間」は、救急医療を担う「市内の民間法人」を基本にする、と「修正」しましたが、民間自身が医師不足などで困難を抱えているのです。

この「修正」は、市内の医療関係者にまったく相談もせずにプラン案を出したことに、この時期に公の場で「抗議」を受けたため、「それじゃ、あなた方に任せます」とばかりに、市の責任を放棄し、民間に責任を押しつけるような態度にしか私には見えません。

医師会や病院協議会が市に求めたのは、「市立病院の民間譲渡が地域医療に与える影響を考え、議論をつくすこと」「地域医療が円滑に回る体制を構築するためにしっかりと話し合うこと」です。

現場不在・市民不在の市の姿勢を変えさせなければなりません。