あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

潮見台のジャンボリー/班会/「派遣使い回し中止」

2008年11月09日 | 日々の活動


県民医連の「ジャンボリー」芋煮会が小名浜・三崎公園であり、ジャンボ焼きおにぎり・トン汁・フランクフルトをご馳走になりました。

「潮見台(しおみだい)」といって、岸壁から13mほど突き出した展望台のすぐ下の砂浜が会場。

午後は、新日本婦人の会の班と兼ねた医療生協の健康チェック班会。
医療や介護をめぐる状況や、「バラマキ給付金」、国民の暮らしを守るための財源について、ずいぶん有意義な「討論」ができました。



きょうの「しんぶん赤旗」トップは、「クーリング 派遣使い回し中止」の記事。
10月7日に志位委員長が衆院予算委員会で質問したのがきっかけでした。

「クーリング」というのは、3か月間の派遣を入れない期間があれば、継続した派遣とはみなさない、という厚労省の派遣先指針。

要するに、「3か月間あければ、派遣は続けることができる」。
これを「活用」し、生産ラインを二分割し、片方のラインを3か月間、派遣労働者のいないラインにすれば、クーリング期間が適用されて派遣労働を永久に使い続けられます。

派遣労働は臨時的・一時的な業務に限定し、正規雇用の代替にしてはならない大原則に反することは明らか。

志位さんが世界トップのトヨタグループのトヨタ車体を名指しして取り上げたのですが、翌日の新聞でその企業名を出したのは日本経済新聞だけ。

「朝日」「読売」「毎日」は企業名を出さずに志位さんの質問を紹介しただけ、「産経」は質問すら取り上げませんでした。

企業名を出すのはお金をもらって出す広告だけのようです。記事を書いた記者が企業名を伏せたとは私は思えません。

日本社会のこうしたしくみに目を向けないと、政治のからくりも見えてきません。