いわき市のじん肺患者同盟の「高齢者医療説明会」があり、後期高齢者医療制度のお話をさせていただきました。車座の勉強会でした。
15人の参加者は、80代半ばのかたを含めてほとんどが後期高齢者。
「新聞をこまめに読んでいるが、さっぱりわからない」「かあちゃんと2人暮らしで2人とも75歳を超えている。今とどう変わるのか」との話はつねに出ます。
「病院に行くな、と国は言うようだが、年をとればいろんな病気になる。要するに年をとる前に死んじまえ、ということか」との声もいつも出ます。
「不老長寿」を喜ぶ社会にすることが政治の仕事なのに、長生きしていることを心苦しく思わせる政治はぜったいに間違っています。
じん肺患者さんの「裁判闘争」での「勝利和解」を記念する碑が「星宿り」の作品として、小名浜生協病院の正面玄関前にも建てられています。