池島の炭鉱住宅群から、再び港地区へと下りてきたわたしたち。
帰りの船の時間までの間、
港をグルッと囲むようにして続く道を歩いてみることにしました。
すると、石炭を船着場へ運んでいたトロッコの廃線を発見!
使われなくなって赤く錆付いたレールでも、こうして残っていることがうれしい。
その先の施設は、いまにも動き出しそうな雰囲気が漂っていました。
手前には、踏切の名残もありました。
フェリーで港へ着いたときに、目の前に広がってたのがこのコンベア。
とにかく、とにかく長いのです。迫力あったなぁ。
操業していた頃は、ここに山のように石炭が積まれてたんですね。
閉山からまだ年数が経っていないせいか、動かないことが不思議な感じがしました。
しばらく歩いていくと、ありました。石炭の欠片。
正確には、資源として使えなかった捨石、なのかな。
ボタ山、と呼ばれる捨石を集積していた敷地では、
こうしていまでも残っているのを見ることができるんだとか。
せっかく出会った欠片なので、ひとつ思い出にいただいてきました。
ここまで来ても、地元スーパー巡りは欠かしません(笑)。
港のそばの建物の中に、呼ばれるように入っていくと、
小さな日用品店があったのです。
ここで、「○○の素」みたいなものを発見したので、レジへ持っていくと、
レジの女性に「え?これ??」みたいな顔されて、お互いに笑っちゃった(笑)。
だって、うちの地元では見かけたことなかったんだもの。ははは。
通路を入った右手に、酒屋さんがあったんですが、
なんと、立ち飲み?のカウンターがあったのです!これ、すごいかっこいい!
ヤマで働くたくさんの男たちが酒を酌み交わす姿、浮かんできました。
ふと、1日島を見ていて思ったこと。
日本の高度成長期を支えた、こういう島の人々のことを、
わたしたちは忘れちゃいけないと思う。
苦渋の思いで島を離れた人々のことも。
そして、島を離れずにがんばってる人々のことも。
島を後にする前に、
お昼ごはんをごちそうになった「みなと亭」のご主人と奥さんに、
ご挨拶しに行きました。今回、本当にお世話になってしまって。
感謝してもしきれないくらいなのでした。ありがとうございました。
また来ます、と最後に言ってお別れしました。
次に行くときも、おいしいごはんを食べさせてください。
さて、予定よりも1本早い船で帰ろうと港へ行くと、
ネコだまり~っ♪
おおお、なんか増えてない??(笑)
実は、ここに写りきれないほど、ほかにもいっぱいいました。うひゃ~。
ちょうど、夕方仕事が終わって、通いの人々が港へやってくる時間。
なんかもらえる~、ってわかってるのか??
帰りは行きと違って、神の浦行きの旅客船に乗って帰ってきました。
で、この船がまたすごかった。座敷みたいなとこに靴脱いであがって、
いっしょに乗ってた作業服姿のアンチャンが、
飛び入りのわたしたちに座布団を譲ってくれたりして、アットホームな雰囲気。
そして、着いた桟橋から見えた赤い橋は、
行きに乗ったバスが渡って行かなかった、あの橋なのでした。
突然の狭隘路にワクワクした、あの商店街から帰路に着くとは、
行きのバスの中では夢にも思ってなかったんですよね。
やっぱり、「いい!」って思う場所には引き寄せられるようになってるのかも。
なんだかずいぶん長い時間彷徨ったような、でもあっという間だったような、
まるでタイムスリップでもしてしまったような、そんな1日でした。
時代背景が昭和30年代後半から40年代の初めくらいなんだよね?
福島も炭鉱があった町だから、すごく興味あるんだけど、
ああ、上映終わってしまうだろうか…(苦)。
ほんと、この頃に行けたら行ってみたいよね。
あの立ち飲みカウンターが賑わってた頃を見てみたい…。叶わぬ夢だねぇ。
ネコちゃんたちは、もしかしたら置いてかれた子たちなのかもしれないけど、
実はあれでたくましく生きてるのかもしれないね。
このお写真たちを見ても、やっぱりその頃に行ってみたくなりました。
ねこだまり、きっと昔から地域猫ちゃんを皆でかわいがっていた名残りなんだろうね。
みんな毛艶良さそうだもんね。
ナローを選んで乗り歩く、っていうのもとてもおもしろそう。
いつかあちこち行ってみたいです。
大井川鉄道は車両的にもかなりおもしろいですよね。
ぴよだまり、ちっちゃいひよこがウジャーっといる、
なかなかかわいらしいキャラなんですけど、
これだけネコだまりになってる場所もなかなかないですね(笑)。
でも…、歩いちゃうと戻るか突き抜けるかの選択なんですよね~。
うーん、突き抜けるほどの体力に自信はないし、
ちょっとだけ見に行ってみたいなぁ(ひよった…)。
あ、ネコだまり、何かの文字??もじもじくん??(笑)
そう言われると、何かに見えないこともない!うーん、なんだ??
怪我したことは辛いことだったかもしれないけど、結果的にはよかったのかもしれない。
炭鉱の怖いところって、やっぱり火災や出水なんですよね。
この池島も、閉山のきっかけになったのは坑内火災だったそうです。
閉山後の町はどこも過疎化が進んでいるようで、それが寂しいですよね。
西鉄大牟田線の特急かぁ、そのうち乗りに行かなきゃなぁ。
ところで、九重とか由布って久大本線??
急行の気動車ということは、キハ58でしょうか。
なんかいいですよね、列車の中での出会い。
きっと、おじさんからいただいたおにぎりだかゆで卵、おいしかったんだろうなぁ。
日田彦山線との乗換駅「夜明」って名前が好きですね~。
残念ながら北勢線は全く乗っていません(^-^; 妃殿下、否、非電化の方が興味があり、黒部でさえ、つい数年前に初めて乗りました。(携帯の辞書って…)
ゲージは1067㎜ですが、車両限界の関係から、大井川鉄道井川線もナローの感がありますね。
おまけ。「ネコだまり~」のネコ達が何かの文字(模様?)に見える気がしてしばらく眺めてました・・・妙案浮かばず!!
ただ、平屋の社宅にいた時分の記憶はあったり田舎里にはそんな社宅が沢山あったね~。最後に訪れたのは10年前。過疎化していて沢山あった町のデパートも寂れてました。そして西鉄大牟田線の特急の窓も曇っていてなんか寂しかったです。
話は一転し、高校時代、大牟田起点と周遊券であちこち行った中で、日田線のキハ急行が印象に強いです。何ていったかな~「九重」じゃない、思い出せない・・・あっ、「由布」ってあったっけ!?それかな?前のおじさんからお握りだかゆで卵を頂いたの。
三池にも見たい建物がたくさんあるんですよね。赤レンガの施設とか。
兄さんも見てきてるんですよね?いつかお話伺いたいです。
写真、よく撮れてます??褒めていただいてありがとうです!
でも、まだまだだよなぁ~。納得行くもの、ちっとも撮れてないです
まさか「○○の素」に食い付かれるとは思いもしませんでした
といってもね、全然たいしたことはないんですよ~(^^;;
種明かしもたぶんないかも…。こっちで売ってるのを見たことない「だしの素」ってとこです
あ、屋久島の森林軌道、歩かれたんですね~!
わたしは時間がなくてそこまでたどり着けませんでした。
今度行くときまでに、鍛えておかなきゃなぁ~。
(って、あの辺までは車でも行けるんだっけ??)
あんな感じ(じゃないか(^^;;)だなぁって思いまして(笑)。
ほんと、これだけいると圧巻です。さすがにちょっと怖いです。
声掛けて、みんなついてきちゃったら逃げ場に困りそう(苦笑)。
立ち飲み、なにかで見つけた昔の写真を見ると、
あの棚いっぱいに瓶が並んでいたんです。
それだけ、変わってしまったということなんだと思います。
トロッコだって、ガンガン走っていたんでしょう。
いまでは赤茶けたレールになってしまっていたけど、
それでもやっぱり名残を見つけるとうれしいですよね。
どのくらいのゲージだったのかなぁ。トロッコだから相当狭いですよね。
立山や尾小屋、素晴らしいですね!北勢線、近鉄時代に乗られました??
きっと、実際にその場に立ってみても、違和感がないのかもしれないですね。
廃墟、って嫌いではないけれど、人の温もりが感じられない場所は好きではないんです。
だから、ここはほんとに過去の賑わいが伝わってくる場所でした。
ただ、実はここに載せ切れなかった写真が何枚もあって、
家財道具そのままで空き家になってるところも多かったんです。
それはやっぱり物悲しげで、寂しく感じました。
あ、専門分野って、おかしい??(笑)
狭い道、乗りがいありますよね~♪
教科書なんか見るよりも、観光地に遠足に行くよりも、
とっても勉強になるんじゃないかと思うんだけど、無理があるのかな?
寂しいには寂しかったですけど、でもこれも現実と思うとほんとに不思議な感覚でした。
そして、ここにも線路が残っていて。哀愁が漂ってました。
トロッコだけに、ずいぶんと狭軌でしたね。冬になったら、もう少し線路の行方を追えたのかも。
北海道も多いですね、炭鉱で栄えた町が。
そういえば、大夕張鉄道の保存されてるラッセル車、
存続が危ういと聞いたことがあります。なんとか残ってほしいものです。
立ち飲みカウンター、渋いなぁと感動しました。
ただ、いまここで飲む人は…、と思うとちょっと寂しくなりました。
当時の生活の匂いがするね!
写真なかなかよく撮れてますよ^^ナイスで賞。笑
何だろう?「あごの素」、なんてどお?次のレポ辺りで種明かしされるのでしょうか
あ、それと私もトロッコレール好き。以前屋久島で森林軌道上を歩いたときは半分運転手気分でしたからね
猫好きと言っても、これだけ居ると、さすがにビビリますね。ナンパして一斉に振り向いたら、「ギョッ!」です。猫嫌いの人は、池島に住めませんね^^。
立ち飲みも、良い雰囲気ですね。でも、飲み屋のカウンターと言うよりも、酒瓶を的にした射的屋さんみたい… 瓶倒したら1杯飲ませてくれるとか…
今回は、ネコさんたちや立ち飲みよりも、トロッコレールに食い付きました。私も、ここ行きたい…
ゲージ(軌間)は610mm位なのでしょうか? もっと狭いかな? 草ボーボーの線路って風情がありますね。
実は若かりし頃、ナローゲージの追っかけ(?)やってまして、立山砂防軌道や尾小屋鉄道に乗りましたし、その他木曽、葛生等々も訪れましたもので、ナローゲージを見ると… わっ!、ナローの血が騒ぐ~~! (年甲斐も無く失礼致しました…(^_^;)
あれは【軍艦島】だったような記憶が・・・無論そこにも行ったことは無く、記憶にとどめるような・・・テレビとか本とかで見た覚えも無いのに、何であんな夢を見たか不思議です。
町全体が廃虚と化し人が住まなくなった住宅群はここの写真の通りの風景でした。まるで夢の中(…って、私の場合ホントの夢の話ですが)。
こんな風景が現実にあるんですよね~。夢の中で見た風景を・・・実際に眺めに行ってみたい気分になりました。
「狭隘路線が専門分野」には笑いました。
バスって、猫のヒゲじゃないけど・・・【アタマが通れば何とかなる!!】・・・ってぐらい、狭い道でも意外とよく走りますよね(笑)
人のいなくなった街、寂しい気もしますけどSFのようでなんだか不思議な感覚でしょうね。
見た感じ、トロッコだしナローゲージでしょうか。
どうしても炭鉱というと私の場合北海道で見ていることが多く、芦別の頼城の三井芦別専用線跡がまだ残っていたものを見に行ったことを思い出してしまいました。
立ち飲みカウンターも懐かしさを感じます。
上京して、池袋ではじめてみて感動したものです。