はるかのひとりごち。

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都電散歩その3:ここにも都電が

2009年06月03日 16時53分24秒 | たびろぐ東日本。

行き過ぎたおかげで、思いがけなく懐かしい車両たちに会えた後、
荒川車庫前のひとつおとなりの停留場、「荒川遊園地前」へと戻ってきました。
いつか行ってみたいと思ってた場所は、ここだったんです。


停留場の前からずっと延びる遊歩道を歩いていくと、
とってもかわいらしい小さな遊園地、「あらかわ遊園」へとたどり着きました。
入園料が大人200円と手軽に入れるのが魅力なんですけど、
今回は都電の1日乗車券を持ってたので、なんと無料。お得です。


入口よりもまず先に目に飛び込んできたのがこちら。
ここにも、古い都電の車両が保存されてたんです。
ヘッドライトが1つなので、「一球さん号」と呼ばれていたこの車両、
製造されてから、約50年も現役でがんばっていたそうです。
この丸い形、見てるとなんだか気持ちが和みますね。
「おもいで広場」といい、きちんと保存されているのを見ると、
地元に愛されているんだなぁ、というのが伝わってきます。
こちらも、土日などは開放されるみたいですね~。


さて、あらかわ遊園には昔懐かしい乗りものがあるんですけど、
ここへ来たら絶対に乗りたかったのがこれ!
観覧車♪
急いで乗り場へ向かったところ、あれ??なんか看板が出てるぞ。



この日は強風のため、なんと観覧車はお休み~。



…やー、ちょっとだけ嫌な予感はしてたんですよ。
停留場から歩いてくる道すがら、動いてるようには見えなかったので、もしや?と。
そんなわけで、三ノ輪のパン屋さんに引き続き、またもや残念な結果に(笑)。
また来てね、ってことかな??(^^;;
って、このまま帰るのもなんだか寂しいので、
「のりもの券」を1枚買って、メリーゴーランドを楽しんできました。
絶叫系の乗りものはひとつもないけど、
ゆったりと楽しむことができる雰囲気が、ここの遊園地の魅力なんでしょうね~。


遊園地を出てすぐ左の路地を見ると、立派なレンガ造りの壁が続いていました。
確か、元々はこのあらかわ遊園のあった場所に煉瓦工場があったそうなんですよね。
この壁も明治時代にできたものだとか。そのままその壁に沿って歩いてみました。


しばらくそのまま進んでいくと、バス通りに出て、
その先に黄緑色のアーチ橋「小台橋」が見えてきました。
隅田川にはたくさん名橋が架かってますが、この橋も青空に映えてとってもきれい。
せっかくなので渡ってみると、


歩道の途中のバルコニーの欄干に、都電がデザインされた立派なプレートを発見!
これ、もしかして一球さんかも??(違うかな?)
こんな小さなところにも「都電」を見つけることができて、なんだかうれしくなりました。

今度訪れる時は、観覧車から下をトコトコ走る都電や、
隅田川に架かるこの橋を眺められたらいいなぁ~。