昨日も母の部屋の片付けをし、１山分の量の荷物を仕分けました。そしたら、母がかつて小学校教師をしていた頃に着ていた学校ジャージ上下（イニシャル入り！）が出てきた。退職したのは４２年前なんだからさー、約５０年物の逸品じゃ～
母の場合、捨てられない物の第一位は衣類。昔は衣類は貴重品だったからみたいなんです。特に子供の衣類は小さくなったら親戚に送ったり、送ってもらったり、というようなことが日常茶飯事だったみたい。なので、さすがに３人の子の衣類は残っていないけれど、自分のはさしあたって送るところがなかったせいで、「そのうち、誰かもらってくれる人がいたら・・・・」みたいなことでとっておいたらしい。
そんなさー、イニシャル入りの学校ジャージなんか、泥棒すら持っていきやしないけどさーーー
ただ、思ったのは、私が無理矢理荷物の山を開いて、学校ジャージだの、昔を思い出す材料を発掘し、その話題で父を交えて盛り上がるっていうのは、認知症の母にとってはとても良いリハビリなのでは、と。