【忙しい時】
受講して4日が過ぎた。日にちが経つことによって新しく芽生える気づきもあるかな、と思ったりもしたが、今回、(やっぱり)ダメだった・・・ので観念して今日書きます。
先生にも申し上げたが、ここのところ、雑多な業務が忙しすぎるあまり、楽器の鍛錬をする時間がないんです。私の場合、アレクを学ぶ目的は100%フルートパフォーマンスの向上のため。なので、フルート吹きたくない、もしくは吹いてる場合でないモードの時って、基本的にアレクの受講の意味がない。
先生「今日は楽器は吹かれますか?」
の問いに、
私「いや、今日は・・・(やめときます)。それより、最近パソコンに長時間向かうようなデスクワークばかりで疲れます。なんとか疲れないで済む方法はないでしょうか?」
先生「ディスクトップの画面ですが、普通自分の目の高さよりかなり低い位置にありますよね。そうであると、必然的に姿勢が前かがみにつぶれてきますので、それを避けるためには、何か台を置いて、画面が、丁度自分の目の高さ位の位置になるように工夫する、というのはひとつの手ですよ」
なるほど。
先生「それと、テーブルの高さの問題もあります。テーブルが高いと、腕をテーブルに乗っけ上げる、というような悪い姿勢になりがちです。曲げたひじの角度が直角になって置ける位の低い高さのテーブルを用意し、そこにマウスを置く、というのが理想です」
なるほど×2乗。
そして、身体を押し潰さないで、パソコン画面に向かう、とは、どういう事なのか、先生のハンズオンにより実践的確認。
先生にハンオンされると、背筋がムクムクと伸びてくるんだね。この感覚、アレクサンダーテクニーク独特だと思う。水を与えられた植物の成長を超高速VTRで再現しているみたいな、自分の身体の変化の仕方・・・、と言ったら、分かりやすいかなあ。
はあああーーーーーっ。良い姿勢っていうのは、これかーーーーこういう事か。
って、いつも思うんだよね。
いつも思うってことはさあ、受講後、の数日間で、徐々にまた潰れて行って、、、またレッスンで直して(治して?)もらって・・・・の繰り返しってことでもあるのかしらん・・・・
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レッスン終了し、4日間。1、2日後ぐらいまでは、「とにかく今忙しいんだから、アレクどころじゃないわ」、と、切り離そうとしている自分がいた。
が、昨日ふと、もしかしたら、忙しいとき程、アレクサンダーテクニークの原理を使うチャンスなのかも、と思い返した。
●デリケートに頭を解放して
●胴体の奥行き 背中の広さ
●太ももが長い~長い~長い~
●胴体の奥行き 背中の広さ
●太ももが長い~長い~長い~
この3大呪文をアホみたいに(笑)唱えろ、とかって先生に言われたことあったけど、何故かと言ったら、身を粉にして働き過ぎる時は特に皆、身幅を狭くするように身体が潰れがち、だから、なのか。
気を付けようっと。