「ぐるっとパス2012」概要発表

首都圏の美術館・博物館巡りでは定番の「ぐるっとパス」ですが、このほど2012年度版の概要が発表されました。



「東京・ミュージアム ぐるっとパス2012」のご案内(東京都歴史文化財団)

「東京・ミュージアムぐるっとパス2012」
エリアやジャンルからお好みの施設を選んで、美術館・博物館めぐりを楽しめるお得なチケットブック。
【対象施設】都内75の美術館・博物館・動物園・水族園・植物園 *各施設指定の展示を1回観覧可能。
【販売価格】2,000円 *大人料金のみ
【販売期間】平成24年4月1日(日)~平成25年1月31日(木) *ただし最終有効期限は平成25年3月31日
【有効期間】最初に利用した日から2ヶ月間
【販売場所】ぐるっとパス全75対象施設の窓口等

さり気なく毎年割引の対象施設、もしくは内容が変わるのがこのパスの特徴でもあります。

今年は昨年より対象施設が4館増え、計75施設となりました。三鷹市山本有三記念館、アミューズミュージアム、戸栗美術館、印刷博物館、アクセサリーミュージアムは新規参入(フリー入場)、また改装を終える東京都美術館と世田谷美術館も復活(ともに割引対象施設)しました。



一方でかつて完全フリーだったブリヂストン美術館が一部展示につき割引となったのも注意すべきポイントですが、東京駅近辺の美術館についてはお得な共通券も発売されています。



東京駅周辺美術館共通券(三菱一号館美術館)

ブリヂストン美術館、出光美術館、三井記念美術館、三菱一号館美術館の4館入場可能で3000円です。この界隈の美術館についてはこちらの券にシフトしていくのかもしれません。

それにしても「ぐるっとパス」によって存在を知る美術館も少なからずあるのではないでしょうか。最近、パスを使って美術館や博物館へ行くことが減りましたが、今年は新規開拓、未訪の施設へも出向きたいものです。

なおリリースによると詳細は3月中旬頃に歴史文化財団のWEBサイトで発表されるそうです。そちらも待ちたいと思います。
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