毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『おバカちゃん注意報』

2014-03-20 20:58:41 | 視聴済みドラマBOX
出演:イム・ジュファン(コン・ジュンス役)、カン・ソラ(ナ・ドヒ役)
   カン・ビョル(コン・ジンジュ役)、チェ・テジュン(コン・ヒョンソク役)
   シン・ソユル(シン・ジェヨン役)、キム・ヨンフン(イ・ハンソ役)
   キム・ソルヒョン(コン・ナリ役)、ヒョヌ(カン・チョルス役)
SBS 2013年 全133話 
脚本:チョン・ジウ(『グロリア』『家門の栄光』)


 両親の再婚で急に弟ができて、紆余曲折の揚げ句家長になった一人の男の
犠牲を通じて本当の家族愛を描くヒューマンドラマ。


 これも長いお話でした。
最初は題名からして「なんじゃこれ?」と思って、あんまり期待せず
見始めました。
それでも見ていくうちに割と面白いなぁと思うようになって、
最後まで楽しく見続けることができました。
というか、これも韓国ドラマ特有のたくさんの登場人物がそれぞれに
エピソードがあって・・・そして長編というよくあるパターンなのですが
これも長丁場のドラマを乗り切るにはやっぱり登場人物だれかに共感が出来たり
お気に入りの人が見つかると、嫌にならずに乗り切れるんですよね。

 今回はドヒ役のカン・ソラさんがとても気に入って見続けることが出来ました。
あとドヒのいとこのジェヨン役のシン・ソユルちゃん。
ジェヨンは最初はもっとドヒに対して意地悪とかしていくのかな?と思いきや、
結構可愛い女の子役を演じていて、ヒョンソクに対する一途な気持ちがとっても
可愛かったです。
コン・ジュンス役のイム・ジュファンさんは、最初『ひとつ屋根の下』に出ていた頃の
ちい兄ちゃん役をしていた福山雅治みたいな感じがしながら見ていました。



 


 韓国ドラマは人の罪をかぶって服役したりするドラマがよくありますが、
「それはないよなぁ・・・」とか思いつつも、亡き母との思いを胸に長男として頑張る
ジュンスを応援していました。
イ・ハンソの執着した目つきには嫌気が差したけれど、まぁ全てハッピーエンドで
ちゃんちゃんで良かったです。








『蒼のピアニスト』

2013-10-30 18:40:40 | 視聴済みドラマBOX
出演:チュ・ジフン(ユ・ジホ役)、チ・チャンウク(ユ・イナ役)
   チン・セヨン(ホン・ダミ役)、チェ・シラ(チェ・ヨンラン役)
   チョン・ウヌ(ホン・ウジン役)、チョン・ミソン(ソン・ナムジュ役)
   オ・テギュ(ホン・スンピョ役)、イ・ヘイン(ハ・ソユル役)   
   チョ・ミンギ(ユ・マンセ役)、チョン・ノミン(キム・ジョンウク役)
脚本:キム・スノク 「妻の誘惑」「天使の誘惑」
2012年 SBS  全30話  原題:『五本の指』



 貧しい生活を送っていた少年ジホは、祖母の死によって孤児となり、
父と名乗る大手楽器メーカーの会長マンセと出会う。
マンセにはかつてピアニストだった妻ヨンランとの間に、音楽の才能に恵まれた
息子イナがいたが、別の女性に産ませたジホを引き取り、長男として育てると宣言。
さらに絶対音感を持つジホに一流の音楽教育を施し、次期会長として指名することを考える。
そんな父の期待を一身に受けるジホに激しい嫉妬心を燃やすイナ。
しかも兄弟は偶然にも同じ少女ダミに恋をしてしまう。
一方、従順な妻としてジホの前で優しい母を演じていたヨンランは、イナに託した夢が
ジホに奪われていく日々に焦りを募らせていた。
そんなある日、彼らが暮らす屋敷で大火災が発生。
この日を境に、ジホ、イナ、ダミの運命は美しくも残酷な不協和音を奏で始める。


 チュ・ジフンが除隊後、初の復帰作だったこの作品。
結構なドロドロさ加減が素晴らしかったです。
 

 いっつも韓国ドラマを見ていて不思議なんだけど、あんなにイケズされたり
嫌がらせされたりしてるのに、なんで一緒に住んでるんだろうと。
勝手に部屋に入られて、封筒の中のものを見られたり、すりかえられたり、
引き出しの中のもん取られたり・・・・・
ツメ甘すぎるやろ~
良い者の方は卑怯な事しないけど、悪いヤツの方はなんでも細工し放題!!
あれではアカンわ。

 このドラマはイナと母のヨンランが救いようがない。
そしてイライラする。
イナに関しては同情の余地もなけりゃ、なんにもない。
終始嫌なヤツとしか感じませんでした。
そんな中でも、ちょっとお気に入りだったのはヨンランの母。
ヨンランに対しては良い母ではなかったのだろうけど、意地悪風ではあるけれど、
ジホには優しかったし、あの寒々とした家の中で唯一の味方だったんじゃないでしょうか。

 イナとヨンランの身勝手さは久々に見る、胸糞悪くなる感じでした。

     




『妻の資格』

2013-10-23 18:23:22 | 視聴済みドラマBOX
出演:キム・ヒエ(ユン・ソレ役)、イ・ソンジェ(キム・テオ役)
   イ・テラン(ホン・ジソン役)、チャン・ヒョンソン(ハン・サンジン役)
脚本:チョン・ソンジュ 演出:アン・パンソク   
2012年 JTBC 全16話 公式HP→ココ



 専業主婦のソレは放送局で働く夫サンジンと息子ギョルの3人暮らし。
幼い頃からアレル­ギーに苦しんできたギョルのため、ソレは食事から衣類、
石けんに至るまで、ひとつひと­つ気を使ってきた。
そんな苦労の甲斐あって、今ではすっかり元気になったギョル。
中学­入学を前にして、ギョルの祖父母は子供にエリート教育を
受けさせるべきだと言い出す。­元気ならそれでいいと思っていた
ソレは困惑するが、サンジンは半ば強引に韓国一の教育­環境を誇る
江南の大峙(テチ)洞への引っ越しを決めてしまう。
娘を難関の国際中学に入­学させた義妹の紹介で、塾の試験を受けたギョル。
だが成績はなんとビリ!同じ塾に子供­を通わせる母親たちは、
現実を知らないソレを笑いものにしていた。
ソレはそんな母親た­ちとなじめずにいた。そんな時、ソレは彼女同様に
この町の教育熱に違和感を持つ、歯科­医のテオと出会う。
認知症の施設にいるソレの母を優しく治療するテオに好感を抱くソレ­。
テオも素朴な彼女に魅かれていた。ところが彼の妻ジソンはギョルが通う
塾の経営者だ­った。ギョルを快く受け入れてくれたジソンに好意を持っていた
ソレはこの事実にショッ­クを受ける。だがソレとテオが一緒にいるところを
義妹に目撃されてしまったことで、二­人の関係はあっという間に町中に広まり、
サンジンやジソンの耳にも入ってしまう。二人­だけで再出発するのか、
結婚生活を続けるのか、選択を迫られることになるが...。






 この前に書いた『親愛なる者へ』と同じ、JTBCというケーブルテレビが製作している
作品でしたが、両方に言えることが、映像がキレイなのとBGMもなんか素敵な感じ。

この作品は、韓国でも問題になっているという加熱した子供のお受験と教育ママ。
塾やその後の喫茶店などで加熱する母親の様子は見ていてゾッとしました。
ソレの夫が本当に嫌なヤツで、妹も母親もみんな嫌な人たち。
妹の旦那なんて別に家庭を持っていて、しかも妹とは友達同士。
なかなかキツイですよ。最後なんてまた髪の毛引っ張りあいの壮絶なケンカを
していましたから。

 ソレとテオは惹かれあってしまったのはしょうがないという事にしても、
テオの奥さんはやっぱり気の毒な感じがしました。
演じるイ・テランさんが割と好きな女優さんだったという事もあってか、
最初のうちはそんなに悪い夫婦間には見えなかったせいもあり、
なんだか突然恋に落ち妻を捨てた風に見えたので、余計にそう思ったのかも知れません。
でもソレの方の旦那はすっごい嫌なヤツだったので、ソレの立場に立って見ると
テオの方が良かったと思います。
まぁ当人同士は良かったとしても、お互いの子供たちはどうだったのかなぁ
なんて思ってしまいました。




『親愛なる者へ』

2013-10-18 19:09:27 | 視聴済みドラマBOX
出演:パク・ソルミ(ソ・チャンジュ役)、ホン・ジョンヒョン(コ・ジンセ役)
   キム・ミンジュン(チェ・ウニョク役)、チェ・ヨジン(ペク・インギョン役)
   ペ・ヌリ(ホン・ラン役)、パク・シウン(カン・ミョンジン役)
2012年 全16話 JTBC
原作著作:野沢尚『親愛なる者へ』




 脚本家、野沢尚が初めて連続ドラマの脚本を担当したフジテレビ系ドラマ
「親愛なる者へ」の韓国版リメイク作品。
日本では本作と1993年の『素晴らしきかな人生』、1994年の『この愛に生きて』の3作品で、
野沢の「夫婦三部作」と評されるようになった。

結婚している女性が昔の恋人を忘れられずに不倫へと陥ってしまう姿を描いた作品。
出演は2年ぶりにドラマに復帰したパク・ソルミとホン・ジョンヒョンが夫婦役を演じる。



上に載せた通り、野沢尚さんの「夫婦三部作」を当時すごく楽しみに
見ていました。
野沢尚さんの本が好きだというのもありますが、当時はドラマもとても良くて
この『親愛なる者へ』の最終回の日は友達と集まって一緒に見ていたのを
今でも覚えています。「私が先に死んでも?」「俺が先に死んでも」という
台詞を次の日男友達相手にみんなで『親愛なる者へ』ごっこをしていました。
アホな思い出・・・・
♪忘れな~いと、誓~った・・・中島みゆきの主題歌。
何故か日本のドラマの話ばっかりが甦ってきます。


そんな思い入れのあった作品が韓国でリメイクされたとのことで
この作品も楽しみにして見ていました。
オープニングの映像がちょっとお洒落な雰囲気で始まります。

 チェ・ヨジンさんはなんとも彼女らしい役と言いましょうか、
彼女のポジションと言いましょうか、はまってました。
でも彼女の病気はちょっと?でしたね。
年下のダンナさんを演じていたジンセ役のホン・ジョンヒョンさんが
なかなか良かったなぁと思いました。
切ない感じがよく出ていました。



 日本の原作モノであるせいか、いつもの韓国ドラマとは少し違う様な気が
しました。
繊細な心の機微を表現しているというか、普通の韓国ドラマなら
わっかりやすい感情剥き出しの表現のオンパレードが全編を
流れていますが、そうではないというか。
まぁその表現方法こそが‘THE韓ドラ’な訳ですが、たまには
こういうのもいいかなぁと思いました。



『千日の約束』

2013-09-28 20:37:23 | 視聴済みドラマBOX
出演:キム・レウォン(パク・ジヒョン役)、スエ(イ・ソヨン役)
   パク・ユファン(イ・ムングォン役)、イ・サンウ(チャン・ジェミン役)
   チョン・ユミ(ノ・ヒャンギ役)、
脚本:キム・スヒョン『美しき人生』
SBS 2011年 全20話




 2人の再会は運命だった。
ジヒョンには親の決めた婚約者がいたが、幼い頃知り合ったソヨンと再会し、
周りの目を避け愛し合うようになる。しかし、ジヒョンの結婚式の
日取りが決まり、彼と釣り合う家柄でないソヨンは身を引く。
ジヒョンはソヨンに未練を残しながらも、親を裏切ることが出来ず
結婚へ向け準備をしていった。
 一方、ソヨンは彼との連絡を断つが、度々あった物忘れが生活に
支障をきたすようになり、病院で検査を受ける。
検査結果は“アルツハイマー型認知症”。
ソヨンは、それを認めることができず、誰にも言うことができないでいたが、
弟ムングォンと従兄のジェミン知られ、ジヒョンも病名を知ることとなる。
これをきっかけにジヒョンはヒャンギとの婚約を破棄、両親の反対を
押し切りソヨンのもとへ行くが、ソヨンは、愛する人に迷惑をかけたくないと
頑なに拒否。しかし、車を運転中に道がわからなくなりパニックに
なったときに唯一思い出したのは、他の誰でもないジヒョンの連絡先だった。
ソヨンは、彼に寄りかかる決意をする。
 ジヒョンの両親に反対を受けながらも結婚する2人。
まるで認知症なんて大した事はないというように幸せな新婚生活を送るが、
ソヨンの病状は悪化し続けていった…。



 これはアカンやつです。
スエちゃん演じるソヨン、素晴らしかったです。

 同じような若年性のアルツハイマーを扱った作品『私の頭の中の消しゴム』は
有名ですが、あの作品よりもよりリアルに感じる事ができます。


最初はキム・レウォン演じるジヒョンと‘大人の割り切った関係’を続けていた二人。
ソヨンは自身の生い立ちのせいなのか、ややクールな女性。
ジヒョンの結婚に伴い、別れる二人でしたが、そんなソヨンに病の影が・・・・



この作品は申し訳ないですが、私の中ではスエちゃん演じるソヨンにしか
興味が持てませんでした。
ジヒョンは親に逆らって婚約者を捨て、彼女の元へやってきて、
献身的に支えてくれます。
ソヨンの弟だって、幼なじみのジェミンだって同じです。
でもやっぱり圧倒的なソヨン演じるスエちゃんの迫力に押されていました。
そしてジヒョンの母、そして婚約者ヒャンギの母、2大女優の名演。
ジヒョンの母の息子を愛するが故に幸せになってもらいたいという気持ちと
一人の人間としてソヨンを思いやる気持ちのせめぎ合い。
そしてソヨンのおばさんと元婚約者の優しさ。

 この作品は全ての女優陣に引き込まれて見た素晴らしい作品でした。
本当に切なかったです。


 




『天使の選択』

2013-09-12 18:28:45 | 視聴済みドラマBOX
出演:チェ・ジョンユン(チェ・ウンソル役)、チョン・ソンウン(ワン・ミンジェ役)
   ユン・ヒソク(パク・サンホ役)、コ・ナウン(カン・ユラン役)
   チュ・ホンヨプ(チェ・ウンソク役)
MBC 2012年 全140話




 
化粧品会社会長の娘ウンソルは、夫のサンホと幸せに暮らしている。
だがサンホは義父を恨み、義弟の妻と不倫関係にあった。
そしてウンソルはすべてを失って……。


これもまた長いドラマでした。
コ・ナウン演じるカン・ユランがウンソルとその家族に対して
いろいろと画策しては進んでいくお話。

いろいろと画策する中にはもちろん韓国ドラマお得意の
ご都合主義的な描写は多々出てきます。
「そんな上手い事いかんやろ~」とか「そんな訳ないやん~」とか
何度もツッコミを入れながら見るドラマです。

 ユランがいろんな画策に失敗すると「ざまぁみろ!!」と
その事が唯一、胸がスッとする感じでした。
人をだましたりする事に何とも思わないのかなぁ?と
登場人物誰一人にも共感する事のない作品でした。







『いとしのソヨン』

2013-07-26 18:48:36 | 視聴済みドラマBOX
    



出演:イ・ボヨン(イ・ソヨン役)、パク・ヘジン(イ・サンウ役)
   イ・サンユン(カン・ウジェ役)、イ・ジョンシン(カン・ソンジェ役)
   パク・ジョンア(カン・ミギョン役)、チェ・ユニョン(チェ・ホジョン役)
KBS 全50話 2012年
脚本:ソ・ヒョンギョン『華麗なる遺産』
監督:ユ・ヒョンギ『ブレイン 愛と野望』  


 要領が悪く借金ばかりするダメな父親サムジェに、幼い頃から
振り回されっぱなしの双子の兄弟、ソヨンとサンウ。
サムジェの借金を返すため、医学生の弟サンウに代わり、法科大の卒業目前で
再び休学しなければならなくなったソヨン。
助教授に紹介された家庭教師先は、資産家一家の末っ子問題児ソンジェ。
見事、手を焼いていたソンジェの心を掴んだことから、
ソヨンは一家に住み込みで働くことになる。
渡米を控えたソンジェの兄ウジェは、いつも強がってばかりのソヨンに
次第に惹かれてゆき、ソヨンもウジェの人柄に惹きつけられてゆく。
しかしこの恋は、ソヨンのいままでの唯一の心の支えであった大切な弟、
サンウの恋を阻む障害になるのであった・・・


 ようやくソヨンが笑顔になりました!
50話と割と長めのドラマだったのですが、最初の頃はソヨンは一体
どうしたいのか、どうなるのか、全く笑わないソヨンにやきもきしたのですが
ようやく彼女が最後の最後で素直に感情を出しました。

 でも私が一番このドラマで楽しみにしていたのは、サンウとホジョンカップル
始まりはサンウがミギョンを忘れるために始めた打算的な結婚でしたが、
ホジョンが健気で可愛くて、頑張って欲しいなぁとずっと応援していました。



あとやっぱりいつ見てもサンウ役のパク・ヘジンくんは鼻が高いです。
私、鼻が高い人が憧れなので、彼の横顔にはいつも惚れ惚れします

ウジェの弟とホジョンのお父さんとのやり取りも面白かったし、
ホジョンが嫁いできてからサンウのお父さんとのやり取りもほのぼのしていて
とても微笑ましかったです。
ソヨンのお父さんは若い頃はあんな風に生きてしまって、子供たちから
疎まれてしまっていたけれど、最後は婿や嫁、孫たちとたくさんの家族に囲まれて
とっても幸せな人生になったと思います。
根が悪い人じゃなかったからね。



ソヨンが笑顔になって本当に良かったです。


『ブレイン 愛と野望』

2013-07-16 18:26:06 | 視聴済みドラマBOX



出演:シン・ハギュン(イ・ガンフン役)、チョン・ジニョン(キム・サンチョル役)
チェ・ジョンウォン(ユン・ジヘ役)、チョ・ドンヒョク(ソ・ジュンソク役)
2011~2012年 KBS 全20話
脚本:ユン・ギョンア 

脳神経外科で専任医(フェロー)2年目のイ・ガンフンは、素晴らしい実力の持ち主で
チョンハ大学病院のホープと呼ばれるが、自身の信念のみを貫く冷徹な完璧主義者。
そんな彼は自分の野望を叶えるためにコ科長に取り入ることも怠らない。
一方で、利己的なガンフンをよく思っていないキム教授は、手術中に大声をあげた
ガンフンを罰し、手術室の出入り禁止を命じる。
キム教授の人柄や行動に反感を覚えるガンフンだったが、准教授になるという
野望のためにコ科長に言われた通り、キム教授に気にいられようとプライドを
捨ててまで努力するようになる。
そして、ガンフンについ盾ついてしまう専攻医(レジデント)のジヘは、
ある日ガンフンの診断を無視し彼のプライドを傷つけたことで、
余計に冷たくあたられるようになるが…。


 シン・ハギュンさんが、2011年、8年ぶりにブラウン管に復帰した作品である『ブレイン』
そしてその年の『2011KBS演技大賞』を受賞しました。


 シン・ハギュンさんの熱演、良かったです!
冷酷な人物ではあるのですが、ジヘに対する感情だけはちょいちょい本音を
見せてくれて、あれはジヘも好きになるわなぁ~って感じです。
最初の方はジュンソクも含めた三角関係がもっと続くのかと思ったのですが
思いのほか早いうちにジュンソクは脱落したようでした。





そして何よりもシン・ハギュンさんとチョン・ジニョンさんの演技対決。
ジニョンさんの最初の頃の誰に対しても優しいお医者さんだった頃の眼と、ガンフンに
挑戦的になっていく時の顔つきが全然違っていて、さすがだなぁと思いました。


 シム・ヒョンタクさんという方がレジテント役でおられますが、
今見ている『いとしのソヨン』でも外科医役で出ていて、
同じ時期に見ているのでちょっと面白現象になっています。

 シン・ハギュンさんは私が韓国映画を見始めた頃の
『JSA』や『ガン&トークス』『復讐者に憐れみを』など
印象に残る作品に出ておられたので、無条件にはずれのない
俳優さんのうちの一人になっています。






『神々の晩餐~シアワセのレシピ~』

2013-06-20 18:38:41 | 視聴済みドラマBOX
出演:ソン・ユリ(コ・ジュニョン役)、チュ・サンウク(チェ・ジェハ役)
   イ・サンウ(キム・ドユン役)、ソ・ヒョンジン(ハ・インジュ役)
   チン・テヒョン(ハ・イヌ役)、チョン・インファ(ソン・ドヒ役)
   キム・ボヨン(ペク・ソルヒ役)
MBC 2012年 全32話

     


 国営韓国料理店の「アリラン」の師範でライバルであるドヒとソリは、
“名匠”という後継者の座をめぐり料理対決を繰り広げていた。
名匠の座を勝ち得て幸せに見えたドヒだったが、家族と出かけたクルージングの旅で、
愛娘インジュが行方不明に。後に同じ船に乗っていた少女ヨヌを、
ドヒはインジュと思い込んでしまう。ドヒの夫ヨンボムも、ヨヌが母を失ったことを知り、
ヨヌをインジュとして育てることを決意する。
一方、本物のインジュは、海で溺れていたところを助けてくれた養父のもと、
ジュニョンという名で明るく育っていた。
数十年後、インジュ(=ソン・ヨヌ)は母ドヒの一番弟子としてアリランで料理を学び、
後継者となることを夢見ていた。一方、インジュの恋人ジェハは、偶然ジュニョンと出会う。
そしてジュニョンは、ひょんなことからあるイベントにアリランの代表として参加することに。
その見事な手さばきを目にしたアリランの3代目は、ジュニョンを新後継者候補として
アリランに迎え入れることを宣言するが…。


 これはねぇ、子供の入れ違えとか、‘名匠’の座をかけての戦いとか、
正直どうでもよくなってくるんですよ。
どうでもいいというのは語弊がありますが、やっぱり結局は
「ジュニョンさんよ~、イイ男二人に言い寄られてよろしいなぁ~
の感想しかないんですよ!

 私の個人的好みとしてはドユンだったので、物語としてはハッピーエンドで
満足でした。
ドユンが、黒い仮面をかぶって謎のシェフ‘ヘミル’として
登場するのですが、「お母さん気付かんかねぇ~」と何度もツッコミましたよ。
彼が黒いシャツを着て料理を作るシーンは、本当にカッコよかったですね

  

 今、同時期に見ているドラマの中で、『オ・ジャリョンが行く』の中で、インジュとイヌ役の二人が
夫婦役で出ているし、ドユン役のイ・サンウさんは『限りない愛』でチョロっと出てくるし、
それぞれ役によって違うイメージなので、見ていて楽しいです。
それにしてもインジュの兄として帰国したのがチン・テヒョンさんでちょっとビックリしました。
髪も茶髪でいつもと雰囲気が違ったし、こんな後半から出てくるんや~って。
まぁキーパーソンですからね。

 
 チャングムでもそうでしたが、韓国の伝統料理は色がとても綺麗で、
目で見てもとても美しいですね。
でもあれが美味しいのかどうかは、ちょっと判りませんが・・・・


 まぁタイプの違うイイ男が見られて、「私だったらこっちだわ~
っと見て楽しむのが、こういうドラマの正しい見方じゃないでしょうか

  





『不屈の嫁』

2013-06-17 19:08:07 | 視聴済みドラマBOX
出演:シン・エラ(オ・ヨンシム役)、パク・ユンジェ(ムン・シヌ役)
   キム・ボヨン(チャ・ヘジャ役)、イ・ハニ(キム・ヨンジョン役長女)
   キム・ジュンヒョン(キム・スンジョン役次女)
MBC 2011年 全113話


300年の伝統を誇るキム家の13代目の嫁として大所帯を切り盛りするヨンシム。
そこには大黒柱として家族をまとめる大姑マンニョ、早くに夫に先立たれた姑のヘジャ、
そして夫ホングとその妹たちがにぎやかに暮らしていた。
キム家の長男ホングと結婚して15年、家族を支えながら幸せな日々を過ごしていた
ヨンシムだったが、ある日、夫の浮気現場にバッタリ遭遇!!
さらに夫に離婚を迫られショックを受けるヨンシムは、悩んだ末に
離婚に同意することにする。
そんな矢先、ホングが交通事故に遭い帰らぬ人となってしまう。
失意の中、他に家族のいないヨンシムは、マンニョたちに引き止められ、
再びキム家で暮らすことになる。
しばらく時が過ぎ、ヨンシムはコールセンターに就職し、新しい道を歩き始める。
そこで同期入社として働くクイーンズグループ会長の息子シヌと出会うが、
そうとは知らずにあれこれとお節介を焼いてしまう。
はじめはその図々しさに不快感を抱くシヌだったが、いつの間にか
ヨンシムのけなげな姿に惹かれ始め…。

   


それにしても名家である満月堂の息子たちのダメっぷりはなんなんでしょう。
あのおばあさんも嫁たちに厳しい事を言っていましたが、よくよく考えたら、
お宅の孫たちがロクでもない奴ばっかりだから、嫁にきた者たちが
大変な目にあってるんですよと言いたかったですね!

 これもまた韓国ドラマ特有の登場人物が多くて、それぞれのエピソードが
満載で113話と続いていきます。

 途中から長女ヨンジョンのお相手として、イ・スンヒョさんが出ていたのですが、
彼といえば『善徳女王』のアルチョン。
アルチョンの時はイ・ジュンギに似てるなぁと思いながら、
役柄とも相まってキリッとしていたのですが、現代劇で見る彼は
なんだかちょっとアルチョンの時とは違うイメージ。

 あと何が可愛いってヨンジョンの仕事仲間のパン君の息子のハヌル。
ハヌルがめちゃめちゃ可愛くて映るたび、いつもご機嫌な顔をしていて
とっても良い子ちゃんでした。

 ヨンシムとシヌは年齢差、そしてバツ1、シヌのお母さんがアレにも
かかわらず、よく頑張りました。
100話を超える話だと、正直前半の方の話なんて大して覚えてないんだよね・・・
(シヌの兄の元嫁セリョンの話とか、ヨンシムと夫の愛人だったジウンとの話とか)