北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

『五道営胡同』 不思議な雑貨屋に出会った~

2012-06-12 17:49:10 | 北京暮らし おでかけ編

昨日の続きです。

 

まだまだ観光地化されていない、なんともまったりした胡同である『五道営』。

こんな路地にも。

 

 

 

ユースホステルがありました。

ふらふらと吸い込まれてしまいそうな、なんともレトロな門構え。

 

 

 ところでこの路地はレトロな雰囲気だけではないようで、

 

 

 

いきなりアートな壁が現れたり、

 

 

 

 

頭の体操みたいな壁にぶち当たったりと、一体この先どんな方向に向かっていくのか、どこぞの不思議エリアみたいにアート満載の路地に変身するのか、つくづく興味深い。

 

そんな細い路地の両側にはぽつりぽつりと雑貨屋さんや洋服やさんも並んでいて。

 

 

 

レトロ系、よくわからん系、ペンギン系まで色々。

特に上2つは同じ店の写真なんだけど。

 

 

 

店のコンセプトが全くよめない。

 

 

 

一方こちらは自転車やさん。

国旗からもわかるように、聞いた話によるとオーナーはドイツ人とイタリア人だとか。

中には所狭しと自転車の部品が並んでいて、これらはすべて輸入品。 珍しいパーツも色々揃っているためか、次から次へと店に入ってくるのはすべて外国人。

 

 

 

さて、しばらく歩くとお目当ての雑貨屋さんが見えてきました。

 

 

 

『交換商店』

 

 

その名の通りこのお店では、物々交換が出来るのです。

もちろん値段が付いたものもあったけど、狭い店内にぎっしり並んだ商品はすべて物々交換でゲットしたものだとか。

アクセサリーなど身に着けるものが多かったけれど、日本の文庫本なども並んでいたので、誰かが持ってきたのかもしれません。

 

 

実は私も、せっかくなので何かを交換してもらおうと、家の中に何かいらないものはないか探してみました。

え~っと、いらないもの、いらないもの・・・。

 

 

ありました!

 

 

 

 

諸葛孔明の扇子だ!

 

 

・・・って、なんでこんなものが家にあるかというと、やっちゃんが出張に行った際にお土産でもらったらしい。が、三国志ファンのやっちゃんですら不要だというシロモノ。

これを商品と交換してもらおう!!

 

 

・・・と、扇子片手に意気揚々と出かけたのですが、あれれ・・・?  店内で物々交換してる人、いませんやん。

結構客は入っているのだけど、そのうちの一人が値札のついた商品を買ったのを見ただけ。

そんな雰囲気の中、とても・・・とても・・・

 

 

 

もともと20元だったというお安い扇子を出す勇気はありませんでした。

 

 

 

というわけで、わざわざ持参したそれなりにデカい扇子をそのまま持ち帰る羽目になってしまった残念な私。(単に邪魔なだけやった)

 

 

 

まあ、こんな変わった雑貨屋さんもあるけど、店自体がまだまだ少ないこの胡同。

そんな中、さすがチベット仏教寺院の近くの路地だ!と感動したのは。

 

 

 

これは・・・占いの館?

そう、この辺りは占い屋が多いのです。

 

 

絶賛営業中のようですが、この日は一人だったので入る勇気なし。

 

 

 

そして、同じく勇気がなく、とても近づけなかった場所がありました。

それは。

 

 

 

これ。

 

 

・・・ではなく、こんなポップなお店のすぐ左、細い路地の奥の奥。

 

 

 

 

北京天地縁心理学研究所ぉぉぉ?

 

 

 

・・・怪しさ200%。

 

 

 

 

いったいどんな研究が行われているんだろ・・・?



10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
益々興味深い (平蔵)
2012-06-13 08:38:59
古き良き時代の風情を残した
ステキ空間かと思いきや
やはり、それだけではなかったか。

物々交換やってみた~い
面白いお店が揃ってますね。
購買意欲は湧かないけど・・・。

その妖しさ満載の研究所、
是非、勇気を振り絞って
中を見てきて欲しいなぁ。
あ、でも決して一人では
行かないで下さい
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すてきな通り (りっちゃん)
2012-06-13 09:18:55
かっちゃんさん、おはようございます

上海にもちょいとしゃれたお店があります。
でもそういう所は商品のお値段もそれなりにだったりするんだけど、
北京もそうですか?
これすてき、なんて手にとって
なんやこれやったら日本と同じくらい高いやん・・・
って結局買わない事が多いです、ケチやなぁ
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目指せ わらしべ長者 (王子のばあや)
2012-06-13 14:44:47
物々交換って、需要と供給が一致してこそ
お互いがシアワセになれるはず。
お店で そういう人同士が出会えば
取引が成立する気がするんですが、この場合は
店員さんが需要を見極めるのかなぁ?

あ、ワタシが たまに通る道路沿いには
University of Philosophical Research
っつー、怪しい看板の建物があるんです。
怪しさ度で考えると、かなり近似値出てます。

かなり近いもんがあるんじゃないかと。。。
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Unknown (amesyo)
2012-06-13 15:00:48
物々交換わらしべ長者?そこまでは行かないか(笑)
怖いもの見たさに研究所覗いてみたいけど・・いざと言うとやはり入れないです・・でもどんな研究をしているのか発表会無いのかなぁ~(笑)
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Unknown (ふちゃみん)
2012-06-13 15:38:07
諸葛孔明の扇子?

なんか笑えるぅ♪

お土産にするなんて中国らしい感じする。


物々交換のお店!?

発展途上区域だから、そうゆうお店があるのかな?

なんか不思議だね~。


あさりは、隣町から行商のおばちゃんが来てた。

海があって、少しだけ獲れるとこがあるの。

子供の頃、遠足で行ったことがあるよ。

でも、今は業者しか入れない場所になってしまった(泣)
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2012-06-13 18:12:57
平蔵さん

なんか色んなものが混在してるところが、ザ・北京!って感じですよね。

物々交換、面白いでしょう?
店内をざっと見た限りでは身に着けるものが多かったのでそれはちょっと・・・と遠慮したのですが、じっくり探したら掘り出し物がありそう。

怪しい研究所。
そのうちレポできる日が来る・・・かな?
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2012-06-13 18:14:46
りっちゃんさん

上海にはオシャレな路地がたくさんあるのでしょうね~。
でもやっぱりそういう所はお高いのですね。
北京は、物価が上がったとはいえまだマシかな?

ほかの場所では日本並みの値段のお店も出てきていますが、この路地のものはまだお手頃価格という感じです。
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2012-06-13 18:17:28
王子のばあやさん

交換できない場合もあると聞いたことがあるので、私の扇子ではお断りされるかも。
逆に、店に買いたい物がない場合、自分の持ってきたものを引き取ってもらい、その分をポイントとして貯めることもできるとか。
そういう意味では良心的ですね。


そちらの建物も、これまた怪しいですね~。 しかもUniversityって・・・。かなり専門に研究されてそう。
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2012-06-13 18:19:00
amesyoさん

わらしべ長者・・・になれそうなものは店内になかったかな~。
でもそうやって、色々な人の物が集まるのは面白いですよね。身に着けるものは遠慮させていただきますが。

研究所、看板だけでも怪しいのに、奥まった場所にあるのがまた怖い~!
一体どんなとこなんでしょ??
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2012-06-13 18:21:01
ふちゃみんさん

この扇子、いらないって必死に断ったのに無理やり持たされたとか。
家にあっても使わないなあ。

物々交換ってコンセプトが面白いですよね。
ほかのお店よりも賑わっていました。

捕れたてのあさりを食べられるなんてうらやましいなあ・・・。
でも今は業者さんだけしか立ち入れないのですね。
あさりの数が減ったのかな??
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