北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

皇帝や西太后も食べた『厲家菜』をデリバリー!

2022-03-01 19:46:44 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

『厲家菜』という店名をご存じでしょうか? 

東京銀座にもあるそうで、そのお店はミシュラン一つ星。高級店!(詳しくは → お店の情報) 

 

 

 

一方北京はと言うと、せまいせま~い胡同(昔ながらの街並)にある本来のお店、そして中心部の新店舗の2店舗。

本来のお店へは2005年と2013年の2度訪れたことがあります。

その時から値段が上がったとはいえ、東京よりもお手頃に食べられるコースもあります。

 

 

 

さて、2013年ごろの様子は・・・。

 

 

 

 

胡同にあるお店。

 

 

 

このお店の創始者が清朝の皇帝や西太后の料理番で。

 

 

 

その頃から代々伝わるお料理(つまり宮廷料理)が今もこのお店で出されているのだとか。

 

 

 

 

 

メニュー。

コース料理のみ。

 

 

 

 

 

最初に前菜が運ばれてきて。

 

 

 

 

その後次々と。

 

 

 

 

宮廷料理が運ばれてきたのでした。

 

(以上、これらはすべて2013年時点の写真です)

 

 

 

 

そんな由緒正しき宮廷料理を。

 

 

 

デリバリーしてみました!

 

 

 

 

 

 

奥は宮廷ヨーグルト。

手前は厲家菜の代表作と言う翡翠豆腐。

 

 

 

 

翡翠豆腐と言う名の通り美しいグリーン。枝豆や海鮮、生姜やネギ、そして秘伝の出汁を使った一品。

(四代目が作り方を解説している動画はこちら(中国語)→ 動画解説

 

 

 

 

タケノコとピーマンの炒め物。

(毎度毎度、タケノコを注文せずにはいられない我が家・・・)

 

 

 

 

 

 

茄子、豚肉、枝豆、干しエビなどの炒め物。

 

 

 

 

実はこのお店に対しての評価はバラバラで、美味しいんだけどなんでここまで値段が高いのか!?と厳しいコメントもあります。

今の北京では美味しいお料理がもっとお手軽にいただけるので、確かにその意見にも納得せざるを得ません。

 

 

 

でもでも。

 

やっぱり美味しかった~!

特に最後の茄子料理。 

さすが!って感じでした。(←えらそう)

 

 

 

 

 

 

お料理の味はもちろんだけど、清の皇帝たちも楽しんだ味を守り続けている、それをいただけることに意味があるのかな。

 

 

デリバリーできるのはお店で出されるお料理の一部だけですが、おうちでのんびり厲家菜を味わえるとは。

贅沢だなぁ。