北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

扉がなければ、窓から入れ!? 

2017-01-10 20:45:54 | 北京暮らし 中国のひとびと

ほんとにもう、いい加減にせぇや!と暴れたくなるような空気汚染の日々を経て。

 

 

 

朝日で目覚める幸せをかみしめる、日曜日からの3日間。

 

 

 

 

今日の朝焼けはこれまた美しく。

 

 

 

 

 

毎日毎日空気がどうなるかわからない国に住んでいるというのは、一方で、青空や美しい空気のありがたみを知ることなんだな・・・と。

 

 

 

 

・・・って、いやいや、いやいや。

そんなありがたみに気付かないほどの、毎日青空!の国で暮らしたい・・・。

 

 

 

 

そんな、空気が好転した日曜日。

夫とふらふらお散歩していたら。

 

 

 

 

あれ・・・・・?

 

 

この道の壁、こんな色やったっけ?

・・・っていうか、この通りにはずらっと飲食店や小売店が並んでいたはず。

 

 

 

 

そうです。

年末までは普通に店舗が並んでいたのですが。

 

 

 

 

年末、夫が目撃した光景。

 

 

 

 

なんか、け~さつがいっぱい。

 

 

 

で、今はというと。

 

 

 

 

壁が灰色に塗り替えられ、店は撤退・・・。

しかもよ~く見ると。

 

 

 

これまで普通のドアだったところがレンガで埋められとるやないかっ!!!!!

 

 

 

 

・・・つまり、こちらの通りからは出入りできないような、完全な“壁”になったということ!?

 

 

 

と、衝撃を受けていた私の前に、さらなる衝撃的な光景が。

 

 

 

 

 

 

 

窓から足が!!!!!

 

 

 

 

 

窓から人がっ!!!!!!

 

 

 

 

 

なんじゃ、こりゃ~!?

 

 

 

 

なんと、ドアまで封鎖された環境の下、営業を続けている店舗が数軒残っていたんです。

 

 

 

が、ドアはレンガで埋められている。

さぁどうする? お客さん、どうやって店に入る!?

 

 

 

 

・・・となると、そりゃ。

 

 

 

 

はしごで窓から入るしかないわな。

 

 

 

 

・・・って、その発想か!?

 

 

 

 

夜になったら、この通り。

『足マッサージ』してもらうには、やはりはしごで窓から侵入しないといけないらしい。

 

 

 

 

時々直面する、こちらの人々の度肝をぬくような行動。

最近は私が慣れたのか、こちらの人々がおとなしくなったのか、吹き出すような光景に出会うことが少なかったのですが、久々に

 

「やっぱり、この国の人おもろいわ!」

 

と思った一日でした。