衣装や小道具を借りていたお礼にって、クッキーやチョコをたくさんいただいたのですが、
やっぱり止まりませんね。半分おなかの中に消えました。
きれいだし、おいしいし、おもわずお店の名前を検索して、
やだ~こんなのもあるんだったら、食べにいかないと~って思っちゃいます。
返却された衣装は、家のその辺にかけてあったスカート、クリーニングまでしてくれてました。
本当のところ、クリーニングは不要だったんですよ。(結局使わなかったので洗濯さえしなくてよかったのに)
こういうのって、この状態で返してくださいねっていうお約束があるんですよ。
だから、中には「洗濯しないで返してください」というのもある。
普通のお洋服と違って、難しいですね。
今回、最初はメイクなんていや~、あんなドーラン塗りたくないし、つけまつげも不要です!
と叫んでいた皆さんが、一人メイクとつけまつげできれいになったら、次から次へと列を作って楽屋に並んだという現象もありました。
ビデオで見るとお化けのような?メイクも、実際に客席で見るとちょうどよかったりします。
立体に見えたと好評だった時計の置物も、実はペラペラの板一枚だったり。
(私も、初めてオペレッタをやったときに、超豪華なシャンデリアが、ペラペラだったのを見て(なのにろうそくに明かりもつく!)
びっくりしたのを覚えています。)
ないものがあるようにみえたり、普段と違うようにみえたり、舞台は本当におもしろいですね。
(一回、糸つって空中に浮かびたいものです。)
そして、何よりも、いくつになっても目標を置いて、練習して、うまくなろうとする、その姿勢がすごいです。
私も年をとってきていますが、私の生徒さんたち、個人も合唱も、最高齢が誰なのかわかりませんが、
じわじわと年齢が上がってきています。
でも、まだ、しぶとく、やめようとせず、楽しんでおられるその姿勢に、頭があがりません。
年だから無理とか、迷惑かけるから無理とか、そういうのが一番聞きたくないし、自分もなるべく言わないようにしたいと思っています。
だから、いくつになっても、演奏会には出られるし、舞台もできると思います。
この間、言いましたが、「全員が車いすでも舞台が成り立つようにします!」
全員が90オーバーになったら、そのお話は「ゾンビ物語」になるかもしれませんが。