Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

本当にそれが「ボルシチ」かどうか不明ですが

2014年07月17日 20時12分37秒 | Weblog

今日、ビーツなる野菜をいただきました。

以前に「ボルシチってなんですか?」と尋ねていたのを覚えてくださったようで、あんなちゃんのお母さん(Tさん)に打ち合わせの時にいただいたのですが、さて、生まれて初めて見る野菜。どうしたものか・・・

そこは、用意がいいTさん、レシピも一緒に持ってきてくれました。

念には念を入れて、帰りに本屋さんでもう一度レシピを読み、るるぶ「ロシア」版で本場の写真をじっくりみてから、材料買って帰宅しました。

これがビーツ。切ると、中が赤くて渦巻きになってます。

これを細かく切って、キャベツや玉ねぎ、ニンジン、お肉と煮込むのですが、ちょっと切っただけで手もまな板も真っ赤になります。そう、まるで殺人事件...

本当は全部使えばよかったんですが、あまりのド派手な赤さと、(もし失敗したら、もう一回作り直す時に要るしという)不安で半分だけ使って煮込みました。

サワークリームで食べました。赤と言うよりはオレンジに近いその色は、なんともさわやかな仕上がりです。見えているオレンジの物体はニンジンですよ。左下の薄赤いのがビーツだと思います。煮込むと色が抜ける?わかりませ~ん!

その上、生まれてこのかた一度も「ボルシチ」を食べたことがないので、はたしてこれが正しい味かどうかはわかりませんが、とてもあっさりして、さっぱりして、でもいつまでも食べていられる感じの味です。

明日の方がおいしいんですって。楽しみです。

で、本当は黒パンがあるといいんだけど~ということでしたが、ないので、ロシア料理には「ピロシキ」だろうと、素人は考えました。

なんちゃっての具を作って、サンドイッチようパンにはさんで揚げました。

これは、ちょっと失敗。油切れが悪くて高カロリーでした。明日は焼いてみます。

ロシア人、ボルシチとピロシキ一緒に食べないんだろうなぁ。

きっと私たちが、クリームシチューとおいなりさんご飯一緒に食べないのと同じだろうなぁ。そんな気がします。

今までロシアって、ほんとになじみがなくて、ピロシキ、それも日本のパン屋のピロシキくらいしかわからないのは、ちょっと自分でも情けないなぁと思います。今日「るるぶ」立ち読みして、「こんなにいろいろあるのか!えっ?ペリメニって、名前聞いたことあるけど、餃子やん!」みたいな、ある種の感動を呼びました。

でも、この間ドイツ語の授業で「ミュンヘンと言えば?」「ビール!ハイネケンでしょ?」と言う人もいたので、そんなもんだと思いますが、せっかくロシアをよく知っている人が近くにいるので、ちょっといろいろ教えてもらえたらうれしいなぁと思っているところです。

次はロシア素人の私が「ロシアの冬と言えば(勝手に冬に食べるものだと決めている)、ビーフストロガノフ!」と思っている、それにも挑戦してみよ~。きっと、その時こそ、隣にピロシキ置いてると思うわ。それもきっとカレーに豚まんくらいミスマッチなんやろなぁ・・・

 

 

コメント
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