Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

帰ってきました

2011年01月07日 22時32分45秒 | Weblog
名古屋から帰ってきました。

木暮さんとの合わせは、本当に合宿でした。

2日間を4回に分け、それぞれ2時間ずつの練習。
木暮さんと一緒にやって2時間集中するのって想像以上に大変だし、
だんだん腰も痛くなってくるし、ちょっと心配だったんですが、
レッスンを受けるのと、合わせをするのは少し雰囲気が違いました。

今回、私の歌う曲は、できるできないは別にして、
もうかなりわたしのなかで「こう歌いたい」というのがはっきり決まっているので、
それにどう寄り添ってもらえるか、また寄り添えるかが、私にとっても木暮さんにとっても課題でした。
でも、こちらの要求するものもちゃんと理解してもらえるし、ほとんどの曲は最初から私の欲しい音が出てくるので、
それを身体に受けて、やりたいことを積極的にやればいいだけなので、とってもサクサクと合わせが進みました。

私が思っていない音やタイミングで聞こえてくることもありましたが、そういう時も一度はそれに乗ってやってみました。
何曲かは、「これもおもしろいなぁ」ということで、採用したのもありました。
同じ曲でもかなりイメージ変わってので、これからそれをさらに追及するのは楽しそう。

そして、知らない私を木暮さんと同じ待遇で泊めていただいたMさん。
いちばんいい状態で合わせに集中できるようにしていただいたし、
寝る場所だけでなく、3食全部用意していただきました。
その上、夜3人で山田耕筰の話がはずみ、いろいろな写真をみせていただいたり、
逸話を聞かせてもらったり、これもおもしろかった!

私が休憩をとっている間に、木暮さんは他の方のレッスン。
すごいなぁと思いながら見学させてもらいました。
すごいどころじゃないですね、きっと。
だって、お昼にコンサートの本番を伴奏して、
その後3時から8時半までですよ。
夜中まで山田耕筰論議をし、
今日も朝から一人で練習して、
11時から5時までずっとピアノに座って弾いているんですよ。
すごいを超えてます。
でも、おかげで普段は彼女が他の人をレッスンしているところは見る機会がなかったので、
今回これもとても勉強になりました。

そうそう、泊めていただいたMさんもそうですが、
私とサンドイッチになっていた方、実はふたを開けてみたら
全員、大学の先輩でした。
そりゃそうだ!名古屋だもん。

で、大学の最新の卒業名簿を見せてもらったんですが、
私だけ名前だけで住所も仕事もない。
そういえば、この前ウィーンに行く時、全部抹殺した記憶が…。

そして、お楽しみ名古屋名物ですが、結局なんにもないです。
帰りに手羽先を違う店で買って帰り、さっき食べ比べたくらいです。
胡椒味の有名店より、デパートの甘辛ゴマ振りかけの方が好みかな。

それでも、たくさん課題ができたし、それを改善していったり、
さらにパワーアップするのは、たいへんだけど、楽しいことなので、
あと2カ月、毎日この曲で楽しく遊べるなぁって感じです。


コメント
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