Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

出版相談会に行ってきました

2006年08月03日 20時21分00秒 | Weblog
今日は大阪のとある出版社の相談会に行ってきました。

その前に地図を持っていくのを忘れて、どうしようと困っていたら、似たような名前の自費出版本を置いている本屋発見!アンテナショップだ!ここに聞けばわかると思って飛び込んだら、全然違うライバル出版社だった・・・でも親切に今から行くところの悪評を教えてくれました。

さて、いざ正しい出版社に到着。1時間の個人相談会。1時間のセミナーでしたが、結論は、「わかっていることしか教えてくれない。」
昔、演劇学校に入るときも、あるプロデューサーの先生に言われました。「はに~自分の知ってること、確認しに行くんか?」
そうです。たぶんこんな感じやなぁ~とわかってはいるのですが、ちゃんと言葉にできなかったり、専門用語でいえなかったりするものを確認しに、今日も行ってきましたって感じでした。

「写真はなるべく画素の多いもので・・・1眼レフがいいです。」
「文章はだいたいこの程度かけていればいいです。」
「原稿をいきなり最初から書き始めないで、途中からでもいいんですよ。」

なんて、ありきたりの話題でセミナーを乗り切ろうとしていた。
そして、この人は、うちの出版で成功しました。という例をいくつかみせていただいて、(何百万部のうちの2冊だと思うんだけど、それに対して「ほ~っ」とため息を出していた人もいた。うち1冊はつい最近本屋で見た時、表紙の文字のフォントがダサくって、いやだなぁと思っていたやつだった。)

私の書きたいものは写真が多いので、60ページでも800冊250万円也。
その上、本屋で売ってくださいとお願いしたら、100冊しかもらえない。あとは本屋の持ち物になる。
反対に売らなくっていいです。自分でやります。といったら800冊もらえるが、すべて手売り。まあ、専門すぎて、普通の本屋の流通に乗せてもどうせ売れない本だけど。

まとめると、文章も写真も全部決まってから、各出版社に打診して、「私の本、なんぼで出してくれるん?」と相談して、一番条件のいいところを探しても遅くないということ。

ところで「文章を書くのに行き詰った人は、部屋を変える、鉛筆を変えるなどしてください。」というアドバイスを真剣に手帳に書きとめていた隣のお兄さん、出版は無理やろうなぁ・・・

それにしても、平日のセミナーに30人からの人が来ていたのには驚き。
最低150万かかる、一大イベントですよ!若い人も具体的に絵入りエッセイの打ち合わせをしていたり、ほんとうに世の中、皆執筆活動にお忙しそうでした。


コメント
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