デンマークに到着直後の4月18日、夫と私はコペンハーゲンでずっと見たかったミュージカル、MAMMA MIA!を見てきました。このミュージカルが初演されたのは、90年代の終わりでしょうか? 2000年にNYに行ったときに、ダウンタウンの小さな劇場でやっていたこのミュージカルのチケットは人気がありすぎて、全く取れない状況でした。2001年にたまたまトロントに行ったとき、そこでも上演されていて喜んだのもつかの間、やはりチケットは取れませんでした。デンマークに出発前、何となくどんなイベントがあるかしら、と調べていると、なんとこのMAMMA MIA!があるではありませんか。しかもインターネットであっさりチケットも買えてしまいました。
デンマークでチケットを買うのは、日本に比べるととても楽な気がします。日本では発売日にほぼ完売などということがありますが、デンマークではよほどのものではない限り、そんなことはないようです。チケットの売れ方は非常になだらかな右上がりの曲線を描き、最後の週あたりでぐっと上がる、のではないでしょうか?でも実際に行ってみるとけっこう満席だったりしていますし、今回のMAMMA MIA!はチケットが取れなかったという話も聞きましたが。でも、人口の少ないデンマーク、こういうところは東京とちょっと競争の激しさが違うのは確か、私は個人的にコペンハーゲンをヨーロッパの穴場と呼んでいます。MAMMA MIA!にはツアーでオランダなどから来ている人もいましたが、コペンハーゲンは地続きで来ようとすると、ヨーロッパから少し離れています。これがドイツとつながっているユラン半島にあったら、もっと観光客が増えてしまうかもしれません。
前回のデンマーク・ロイヤル・バレエの「白鳥の湖」はうとうとしかかってしまいましたが、今回は夫も一緒にいたので、大丈夫でした。セリフの細かいところの聞き取りができず、デンマーク人が笑っているのに私は笑えないということがよくありましたが、英語だったので比較的わかりました。そして、MAMMA MIA!は非常に楽しく、ユーモアたっぷりに仕上がっていて、特に3人の「おばさん」たちが歌にしても、その、年を重ねた分の深みと貫禄のあるおばさんぶりも素晴らしかったのでした。(最近、格好いいおばさんに憧れる私には、いいお手本(?)だったかもしれません。)
休憩時間、飲み物を買いに行こうとして、ちょっと驚いてしまいました。バーカウンターだけにライトがあって、あとは真っ暗だったのです。その暗い中、みんなが話をしているのですが、まるでクラブのようでした。これはデンマークのヒュッゲを演出しようとしているのか、最近はこういうのが流行りなのか、この会場が仮仕立てだからなのか、理由はわかりませんでしたが、とにかくその暗さにびっくりしたのでした。
この日は非常に寒い夜でしたが、帰りは頭の中にABBAの音楽がいっぱいで、寒さに負けない元気をもらって帰りました。MAMMA MIA!の観客も私たちが一番下の年代くらいで、それ以上の年齢の大人たちが楽しんでいる様子も、なんだか素敵ないいものでした。
開演前の会場の様子。とても簡単に設営されていて、面白かったです。
いえいえ、そんなただの勘違いですから謝らないで下さいね。
「勘違いも縁のうち」にちょっと笑ってしまいました。
本当にブログを通して思いもかけない方からコメントをいただいて、嬉しく、ありがたく思っています。
こちらこそこれからもどうぞよろしくお願いいたしますね。ぶくさんのブログにもなんだか元気をもらっています!
halfkidsさんの丁寧で 冷静な視線 いいとこは良い なじめないとこは ハッきりと的なところに ひかれたのでした{/onpu/
だから このブログもさかのぼって見始めました デンマーク興味深い国です
初出勤 共感してくれてありがとう
今までの道のりは こちらに
http://www16.plala.or.jp/takehisa-aki/index.html/index.html
なれば なったで テイクイットイジーやったし なるようになる なるようにしかならないでした
勘違いも縁のうちで 今後も 宜しくお願い致します
初出勤、本当におめでとうございます。
私も現在仕事をしていないので、ぶくさんの喜ぶ気持ちがほんの少しわかるように思います。
やっぱり人は自分らしく生きたい、自分らしい仕事をしたいと思うのが自然ですよね。ぶくさんのここまでの道のりは私が想像する以上のものだったと思いますが、本当にご自分のデスクを持つなんて、大きな一歩を踏み出されたのですね。素晴らしいです。
そしてちょっと誤解されているようなのですが、私はデンマークに在住はしていないのです。(東京在住です。)ということで、今回書いているのは4月から5月にかけて約1ヶ月デンマークに滞在していて、そのときに見たこと感じたことを書いています。
ご質問の流行の件ですが、さあ、どうでしょうか。やはりデンマークにもそれはあると思います。服装や持物、インテリア、など日本同様に、あるいはものによっては日本以上に流行に左右されているという気もします。(例えば最近はデンマークでも日本でもインテリアは黒と白というのが流行っていて、デンマークでもしっかりそればかりになっていました。)
ただ、日本人と違うのは、同時にゴーイングマイウエィというところも持ち合わせ、他人の考えや選択には関与しないというところがあるように見受けられます。そういう考え方の部分では根本的に違っているように思いました。それと日本人のように「よく知らないけど有名だから」とコンサートや絵画鑑賞などに行く人は少ないと思います。デンマークでは「好きだから」行く人が多いように見えました。
デンマークの実情と言うか 国民性として「流行」とは どんなものなのでしょうか?
日本では マスメディアが主流で 火がつき あとは競争みたいに 買い求めますが そちらでは どのような「流行」の起こり方なのでしょうか
興味があります 教えていただければです
僕は最近 初出勤しました
http://blog.goo.ne.jp/npotakehisajyuku/