デンマーク・ハーフキッズ

デンマークについての情報やニュースを紹介、またデンマーク人と日本人のハーフの子供たちの子育て日記。

2008年の夏(デンマーク以外) その②

2008-09-26 13:11:41 | 日記
●お祭り

毎年9月の初めにある幼稚園と地元のお祭りの日は、けっこう大きなイベントです。街中の人がなんだかせわしく盛り上がっていて、わくわくします。今年は幼稚園で役員をしているので、お祭りを用意・実行する側でもあり、また違う楽しさを経験しました。初日の土曜日は午前中は幼稚園で子ども達がおみこし。近所を練り歩き神社でちゃんとお祓いをしてもらいます。午前中サッカーでやや熱射病ぎみのショウミーの看病をしてから、幼稚園のお祭りの準備。子ども達がヨーヨー、ゲーム、ラムネ、わたがし、出し物などを楽しみ、たくさんのおみやげをもらって楽しそうな顔な顔を見せてくれて嬉しかったです。夕方には友人宅でバーベキューをしてくれて、食べて喋ったあとは再び今度は街のお祭りへ。ショウミーとジジは金魚すくいを初めてやりました。すくえたら飼ってくれるという友達がいたのでやってみたのだけど、一匹もすくえず・・・。私もよく覚えているけど、子どもにとって夜店って本当に楽しいようで、きらきらした笑顔を見せてくれました。こういう顔を見るのが私にとって今の一番の幸せかも。翌日は今度は山車をひきました。2時間半くらいかけて練り歩き、ちょっと歩いては何か食べたり飲んだりし、終わるとおみやげをたくさんもらいます。山手通りを渡るとき、車を完全に通行止めして渡ったのが、ちょっと爽快で気分がよかったです。(その後、夕方車で移動していたとき、別の場所でおみこしが通るため今度は私たちが通行止めになりましたが。)

●ブラジルフェスタ

友達の友達という感じで毎年適当に集まるこのブラジルフェスタ。鮮やかな黄色とグリーンの組み合わせを見ると、赤に白いクロスとの違いを感じるとともに、なぜか血が騒ぐのであります。いろいろな人と喋り、飲み、心地よいひととき。しかし、子ども達はこういう楽しみ方は興味がないようで、傍らで集まって野球に興じていました。最後のライブは大雨でパンツまで濡れるという大変なことに・・・。帰りの電車は座れませんでした。

●あるクラブ閉店

そして今年の夏が終わったと実感したのが、先週末のこのAというクラブの閉店です。ここは20代の一時期、ほとんど毎週通っていたクラブでした。ここで仲間達と数え切れないほどのおかしい思い出やらせつない思い出やらがあります。みんなでここで恋をして、ここで人には言えないようなひどいことをしでかして、ひたすら踊っていました。そして最終日の先週の土曜、ほとんど5年ぶりか10年ぶりくらいで友人達と最後のAを楽しみに行き、本当に懐かしい気持ちに。懐かしい人たちに会い、そしてみんなで一緒に年を取っていて、でもちっともみんな変わっていなくて、なんだか本当におかしかったです。まさにここは出会いの場所で、みんな、誰かの元彼氏や元彼女、元妻だったりして、ここでつながっているのでした。ここがそれぞれみんな、ひとつの出発点だったのですね。今の私はいろいろな要素で作られていますが、ここで作られた部分も大きかったと思います。久しぶりにそこに行き、改めてそう感じるととともに、年を重ねてもうこういう場所が要らなくなったことも実感したのでした。こうして、Aの閉店とともに、私の夏も終わりを告げたのでした。

 ということで、いよいよ秋です。大学の後期もスタートするし、秋のおいしいものも出始めたし、秋ビールもおいしそうです。まだデンマークの滞在記が終わらないのが困ったものですが、気分一新して、秋の勉学と遊びを楽しみたいと思います。

2008年の夏(デンマーク以外) その①

2008-09-26 06:31:15 | 日記
 まだデンマークの滞在記が終わってないのですが、忘れそうなので、ざっとこちらを書いておこうと思います・・・。基本的には暑すぎたり雨過ぎたりして、まったり家にいることも多かったのですが、それでも少し、いろいろとありました。

●子ども達の「バレエ初体験」

帰国の翌々日、キエフ・クラシック・バレエによる子どものための本格的なバレエで、「白雪姫」を見に行きました。子ども達には初バレエ。小人達や動物達が楽しかったようで、感想は「楽しかった!」「また見たい!」とのこと。よしよし!(夫がバレエ嫌いなので、私のバレエ鑑賞の相棒を育てたい私。)子ども達の成長とともに、いろいろと一緒にすることも変わってきて楽しいものですね。

●子ども達の「映画館初体験」

もう7歳のショウミーにはちょっと遅いデビューですが、夏休みに初めて子ども達を映画館に連れて行きました。今までどうしても私が子供向けのものを見に行く記になれなかったのですが、なぜか「カンフーパンダ」だけは見たくて・・・。親子でゲラゲラ笑ながら、バレエとは違って気取らない楽しいひと時を過ごしました。バレエもそうですが、こうして子ども達と一緒に、いろいろなものを見たり感じたりすること、とても楽しく新鮮です。

●葉山へ一泊

帰国してから急遽誘われて、翌週、3家族で行ってきました。同年代の子ども達が5人いたのですが、やっぱり子ども達もこういうのが一番楽しい様子。1日目はかなり激しい(海に投げ飛ばされるなどの)海水浴を楽しみ、お風呂とお食事のあとは夜またみんなでビーチに行って、花火、恒例の弓矢、たまたまやっていたファイアーダンス(初めて本物を見ました!すごくかっこいい!子ども達も大人達も釘付けでした)を見たりしました。翌日は岩場で蟹などを探したり、コロッケを食べたり、ビーチサッカーに興じ、締めは大人も子どもも全員でスイカ割り。スイカ割りは本当に盛り上がりますね!デンマークの海も本当に好きですが、やっぱり日本の海もいいなぁとしみじみ思い、思い切り遊んだ、気持ちのよい夏らしい一泊でした。

●「セックス・アンド・ザ・シティ」

これまた何年ぶりかで映画館で映画(大人向けの)を見ました。この映画と同じ4人組の我ら「ガールズ」の一人の39歳の誕生日に、彼女のリクエストで見に行きました。私はドラマは見ていなかったのですが、映画だけでも十分に面白かったです。もう少し違う内容を想像していたのですが、予想に反して、女性に、特に30代後半から40代の女性にエールを送る、すばらしい映画でした!映画の中でけっこうリアルな問題がいろいろと起きるのだけど、いろいろなことを乗り越えて、ひたすら明るく、楽しく、そして美しく、前に進んでいこうという彼女たちで、私たち4人もたっぷりと元気をもらいました。(信じられないような土砂降りの中の、六本木ヒルズから西麻布のレストランまでの移動も、この映画とともに今年の夏の思い出のひとつとなりそうです。今年の夏の雨は本当にすごかったですね。)