今年のバレンタインはショウミーにとっては記念すべきものとなりました。生まれて初めての義理チョコひとつをもらい、この笑顔・・・。
年中になり、今年はだいぶチョコレートが降園時にやりとりされ、後日いろいろなエピソードが出てきました。義理チョコすらもらえず、親までしょげきって帰宅して親子で落ち込んでいたら、玄関のチャイムがなり、なんとクラスの女の子が家にまで届けてくれて一気に明るい家庭になったという話。翌日もててる男の子のお母さんが、他のお母さんたちに「何個もらった?」と聞きまわっていたとかいう話。ショウミーがチョコレート、欲しいと大好きなRちゃんに言って、すっかりRちゃんも「ショウミーにあげたい」とその気になったけれど、お母さんが買いに行くのが面倒だったので「止めさせてもらいました」という話(残念だったねぇ、ショウミー)。Hちゃんが好きなRくんにチョコレートを渡そうとしたら「女なんかから絶対もらわない」と拒否され、つい近くにいた男の子に「Rくんへ」と書かれたチョコレートを渡してしまい、お母さんにすごく怒られて大泣きしたという話。幼稚園ならではの可笑しい話がいろいろあったのですが、いやいや、なんともこの日は大騒ぎです。
馬鹿馬鹿しくもあり、こんなことで落ち込んでしまったりするのもどうかとも思うのですが、男の子の親となった今では、それなりに男の子達が(子どもから大人まで)この日に対しての複雑な思いを抱いたり、悲喜こもごもとなる気持ちは少しわかるようになりました。そして義理チョコですら「もらわないよりはずっとずっとまし!」と思う気持ちもわかるような気がします。現にショウミーのこの笑顔。14日はちょうど雨が降っており車で迎えに行ったのですが、車中、ずっとこのチョコを握り締めて見ていたショウミーです。
さて、今年の私からの我が家のボーイズへのチョコレートは、昨年同様ブラウニーを焼こうとはりきったのですが、なんとオーブンの調子が悪く、焦げ焦げになってしまいました! 今年はひとつももらえなかった夫・・・(義理チョコももらえない)。私もあまりにもがっかりして「実は焦げちゃったの」と夫に言えず、ひたすら機嫌が悪くなってしまったのでした。そんな私に夫も何も聞けなかったようで、夫はひたすら帰宅して焦げ臭い匂いにいぶかしがっていたようでした。