映画時々お酒

心と体に栄養を♪

Time after time

2009-02-13 22:34:00 | うんちく・小ネタ
映画『いつか眠りにつく前に』の中で使われた歌です。検索したらシンディ・ローパーと倉木麻衣の歌しか出てこなくて^^;
時代設定が1950年代なのでそのころ流行っていた曲かあるいはもっと古いスタンダードではないかと。すごく素敵な歌詞(訳詩)なので載せておきます。


 言葉なんて何の意味があるのかしら
 私の心の思いを伝えてはくれない
 どうか耳を傾けて欲しい
 言葉にしなかった思いに気づいて欲しい

 何度も何度も
 自分に言い聞かせるの
 あなたを愛せる私は何て幸運なのって
 ものすごく幸運だわ
 
 あなたは私の元に戻ってくる
 毎日日が暮れて
 一日の終わりに私の元へ 

 私にはわかるの
 この先長い年月が過ぎても
 私の愛はみずみずしいままよ

 そして何度も何度も
 あなたにささやくわ
 私はあなたを愛することができて
 何て幸運なの

いつか眠りにつく前に/EVENING

2009-02-13 21:21:00 | 日記・エッセイ・コラム

ベストセラー小説の映画化。出演はクレア・デインズ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、トニ・コレット、ナターシャ・リチャードソン、メリル・ストリープ、グレン・クローズと豪華女優陣。

重い病の床にある母親の元へ二人の娘がやってくる。母がうわごとで言った今まで聞いたことのない男性の名前「ハリス」。母の知られざる過去が夢の中で語られ、最後に意外な人物の訪問で、人生に迷っていた娘は新たな一歩を踏み出す。

女性の視点で書かれているので、男性にはピンと来ないところが多いかも。ちょっと作り過ぎで感傷的過ぎるかな、と思いますけど、とてもきれいな話で、女性は大いに共感すると思います。

母の思い出話をしていて、同じ場面での娘二人のとらえ方がまったく違うのが印象的と言うか・・こういう場面をきっちり入れたのは上手いな~と。
母親が「自分の人生の不幸を嘆いて泣いた」と言う次女と、「感動して泣いた」と言う長女。これって事実なんですよね。感じたこと全部普通は口にしないから、ずっとお互いの考えがわからなかったり勝手に思い込んでいたり。ここで始めてお互いの考え方がわかり相手のことが理解出来る。

別れと再会、結婚式に死の床・・すごくクラッシックな設定とお話で、ある意味正当派の映画と言っていいかも。
海辺の別荘を舞台にしているので、景色がすごくきれいなのもポイント。

なお、ヴァネッサとナターシャは実の親子でここでも母娘役。メリルの実の娘も出演してます。クレア・デインズが見事な歌声を披露しています。

結婚式で彼女が歌った歌がすごく素敵なんだけど、検索するとシンディ・ローパーと倉木麻衣の歌しか探せませんでした^^;『Time after time』って、ちょっと古い歌だと思うのですが・・あとで歌詞書いておきますね。

「人生に過ちなんてない」だから「幸せになろうと努力して」(映画の中の台詞より)

公式HP→http://www.itsunemu.jp/


007 慰めの報酬/QUANTUM OF SOLACE

2009-02-11 12:38:00 | 日記・エッセイ・コラム

ダニエル・クレイグ=ボンドの第2作。前回の終わりのシーンからの続きの話となっています。

殺しのライセンスをもらってまもなく、愛する女に裏切られて女は死んで・・で、ボンドの心の傷はかなり大きく、はっきり言って今回のボンドは暴走状態。彼の行く先々で死体がごろごろ。でもその若さと熱情がすごくいい。私は好き。ダニエル・クレイグってちょっとくせがあるから、こういう設定が合っている。

監督が『チョコレート』(ハル・ベリーがこの作品でアカデミー賞主演女優賞受賞)のマーク・フォースターだし、脚本には『クラッシュ』でアカデミー賞作品賞受賞したポール・ハギスが入っているので、人間の描写も見応えあり。
ボンドと上司M(貫禄の演技派イギリス女優ジュディ・デンチ*かっこいい!)の関係もすごく濃密に。

何ヶ国も周り、しかも陸、海、空と縦横無尽、神出鬼没なボンドのアクションもてんこもり。クレイグは顔を何針も縫ったり、古傷の肩を痛めたり、今回も体当たりでアクションに挑戦。
若く無鉄砲なボンドを楽しみましょう^^

公式HP→http://www.sonypictures.jp/movies/quantumofsolace/