映画時々お酒

心と体に栄養を♪

ハプニング/The Happening

2008-07-30 14:37:00 | 映画

いつまでも「あの」、と言われてしまうのはどんなものなんでしょう?

で、
あの(笑)『シックスセンス』のシャマラン監督の新作です。現在公開中。

公開されたばかりで、いつにもましてあれこれコメント出来ない・・
あらすじ&キャストなどは公式HP見ていただくとして。

いつにもまして最初からショッキングなシーンが多いのは、前作『レディ・イン・ザ・ウォーター』の失敗で学んだ?
あとはまあいつも通り何が何だかわからないうちにどんどん進み・・ところどころ大きな音で驚かせてくれますが。

結局良くわからないんですよー^^;
愛は勝つ、とでも言いたいのかな~
自然が人間に警鐘を鳴らしてるってことでしょうか。
でも肝心のそこらへんがちょっと説明不足。
と言うのも、主人公夫婦の関係の深刻さがあまり伝わってこない、主人公がせっかく科学の教師なのにその利点が活かされていないなど、お膳立ては出来ているのに話の中で役立ってなくて説得力に欠けるのです。
これってひとつはミスキャストのせいかと・・演技も相手役との相性も今イチ。(最初夫婦じゃなくて親子に見えた)
主人公の行動も、そうじゃないでしょ、と思うところがあったし。

最初のみつばちの話もしりきれとんぼだったし、主人公の持ってた指輪の使われ方も思っていたのとは違ったし。

あまり観客に意図を見透かされるのも何ですが、説明不足で、あとすべて観客の解釈に任せるみたいなことされてもね~

まあ、ラスト近くになって突如主人公が勇気と行動力と頭脳をフル回転させて、スーパーヒーローのようになって、すべて解決するよりはましでしょうか・・

ちなみに本作品のラストは怖いです。

公式HP→http://movies.foxjapan.com/happening/


近距離恋愛/Made of Honor

2008-07-12 12:16:00 | 映画

『グレイズ・アナトミー』で人気爆発のパトリック・デンプシー主演のラブコメ。本日公開。

長年何でも話せる女友達がいるが、彼は名うての遊び人。次から次へと女を渡り歩くが、女友達が突然結婚することになり、しかも花嫁付添い人を頼まれてしまう。
ここでやっと彼は彼女を愛していたことに気づく・・

どこかで聞いたことがあるような・・って、これ、『ベスト・フレンズ・ウェディング』(ジュリア・ロバーツ主演)の男性バージョンと言っていい。
でもあの時のジュリアの役は、はっきり言って可愛げのない役だったと思う。とても彼を愛しているようにみえなかったし。邪魔の仕方もさすが女性って感じでせこく汚い。
今回は男性のせいか主演のパトリックの持ち味か、まあ、可愛いわね、と思える程度。

女友達の結婚相手がほぼ王子様のようなパーフェクトキャラで、そこまで立派でなくても・・と思えますが、これは女性に対するメッセージ。
そんな婚約者と彼のどちらを選びますか?

ちょっと設定的に面白かったのは、婚約者の出身地がスコットランドで、アメリカとの対比がくっきりしてたことですね。
女友達役は『M:I:Ⅲ』でトム・クルーズの相手役を務めたミシェル・モナハン。
タイトルは「花嫁付添い人」のこと。

私だったら・・王子様を取りますね。お友達はお友達ってことで(笑)。

公式HP→http://www.sonypictures.jp/movies/madeofhonor/


ママの遺したラヴソング/A LOVE SONG FOR BOBBY LONG

2008-07-11 12:53:00 | 映画

スカーレット・ヨハンソンが出演を熱望したと言われる、派手ではないけれど、じわ~っとくる感動作です。

スカーレットはいつものセクシーなイメージではなく、頭が良く口達者で反抗的、素直な生き方が出来ない女の子を演じ(似合ってます、年相応で。地味な服装もgood)、心に傷を負った元・英文学教授を意外や?ジョン・トラヴォルタ(陽気になったり落ち込んだり、アルコール漬けの表面いい加減な寂しい中年オヤジが、これまたお似合い)が演じる。

お話的にはそれほどひねりはないのですが、舞台となるニューオーリンズの青い空と緑が印象的で、四季の移り変わりと人々の心の変化と結びつきがやさしく丁寧に描かれています。
物語を彩る歌もゆったりとしたやさしい曲で素敵です。トラちゃんもギターを弾いての歌を披露^^(HPで歌が聴けます)

公式HP→http://mamanolovesong.com/top.html